VIII IS-6 と VIII IS-6 B は、1943年12月から1944年の夏にかけて開発された試作車輌です。開発時はIS-2をベースに開発が始められ、2輌が制作されました。しかし並行して開発中だったIS-4に劣ると判断され、量産はされませんでした。ゲーム内では強固な装甲と絶大な火力を持った重戦車として登場していますが、本当に利点だけなのでしょうか?本車輌の欠点は?詳しく見ていきましょう!
本車輌はマッチング優遇付き車輌であり、Tier Xとマッチングすることはありません。ただし小隊を組んでプレイする際、他の小隊メンバーがマッチング優遇車輌を選択しない場合は、本来マッチングされないTierともマッチングすることがあります。
特徴
装甲
スペック上の装甲厚だけ見ると頼りないように見えますが、実は車体・砲塔共に優秀な実装甲厚を持っています。鋭い角度のついた傾斜装甲に秘密が隠されており、防御姿勢を行わない時の車体正面装甲でも210mm以上、車体下部装甲も190mmと同格以下の攻撃を跳ね返すのに十分な装甲厚です。車体下部を見せないように豚めし(サイドスクレーピング)角度にて攻撃を行う場合は220mm以上の車体実装甲厚を誇りますが、貫通力の高い車輌(駆逐戦車など)や一定以上の貫通力を持つプレミアム弾には容易に貫通される点に注意してください。
砲塔装甲も優秀であり大部分が260mm以上の実装甲厚を持っています。防盾も150mm分厚く、防盾の裏にしっかり150mmの砲塔装甲があるため極端に貫通力の高い駆逐戦車でもないかぎり、防盾部分を貫通させることはできません。しかし、防盾の真横に220mmで貫通されてしまうエリアが存在します。さらに砲塔天板は30mm装甲しかなく、口径が91mmを超える車輌からは装甲対口径の「3倍ルール」によって非常に貫通されやすい上に、貫通力150mm以上で貫通されてしまう車長用キューポラが存在します。砲塔におけるどちらの弱点も非常に小さなサイズではありますが、ハルダウン姿勢の時も決して過信はしないでください。
Tier8重戦車としてはやや多めのHPを持ち、マッチング優遇車輌であるためTier10の車輌とマッチングしないことも大きな利点です。
機動性
戦況の移り変わりに対応するのに十二分な加速力・旋回性能と、30kmを超える巡航速度を持ち、重戦車としては優秀な走行性能を誇ります。上述した装甲に加えて、この走行性能を持っていることから、ゲーム序盤で要所に入り込んだり、敵の不意を突いて一気に距離を詰めるなどの機動的な戦術が可能です。
攻撃性能
単発ダメージが優れた122mm砲を搭載しています。DPMも良好であるため、装甲と火力に頼った多少無理がある強気な戦術も可能です。ただし、貫通力が低く相手が強固な装甲を持っている場合には、プレミアム砲弾でも貫通できないことがある点に注意してください。加えて射撃精度と照準性能も悪いことから、中距離以遠での狙撃が不得意です。特に移動後の照準拡散が非常に大きいため、しっかりと照準を行ってから射撃するように心がけましょう。
状況次第では狙撃も必要になるかもしれませんが、基本的には接近して戦うように意識してください。
隠蔽率と視認範囲
ソ連車輌の欠点である視認範囲の狭さは本車輌でも同様です。しかしながら車高が低いため、重戦車としては隠蔽率は良好です。搭乗員スキルの「カモフラージュ」を修得すれば、他の重戦車より発見されにくくすることもできます。しかし、いくら強化しても低隠蔽の域を出ないばかりか、「カモフラージュ」スキルより先に修得すべきスキルも多いため、あくまで蛇足程度に考えておいてください。
中距離以遠での射撃を苦手とするため、どこで戦闘を行うかの位置取りが非常に重要になります。基本的には近距離での戦闘を得意としている車輌ではありますが、いつ、どのタイミングで敵に接近するかを慎重に判断しましょう。いくら装甲に優れているとは言え、数多くの敵に囲まれてしまっては撃破されてしまいます。しっかりと後方を確認し、援護してくれる味方がいることをチェックした上で突撃しましょう。
本車輌の得意な距離まで接近できれば、高い単発ダメージとDPMによって敵を圧倒できます。また、近距離であっても可能な限り防御姿勢を取り、照準を行いましょう。
ストロングポイント
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ウィークポイント
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搭乗員スキル
車長(無選手兼任) | |||
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砲手 | |||
操縦手 | |||
装填手 |
いくら機動性が良いとはいえ、本車輌は最前線で戦うことが多いため履帯を切り続けられて無防備にならないよう、「修理」スキルを修得して修理速度を向上させましょう。次に照準性能を改善するスキルを選択しましょう。
修理
戦闘中に大破したモジュールの修理時間を短縮します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
カモフラージュ
自車輌の隠蔽率を向上させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
消火能力
火災によるダメージを低減させます。火災発生時間を短縮します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
戦友
搭乗員たちの職能レベルを5%上昇させます。
「戦友」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
Band of Brothers
搭乗員たちの職能レベルを5%上昇させます。
「戦友」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
他の搭乗員が「戦友」スキルを習得している場合でも有効です。
第六感
自車輌が発見されてから3秒後に発見アイコンが表示されます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
偵察
自車輌の視認範囲を拡張します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
教官
車長以外の搭乗員EXPの取得量を上げます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
鋭い視力
数秒間マウスオーバーすることで、敵車輌の破損/破壊したモジュールと負傷した搭乗員を特定します。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
なんでも屋
負傷した搭乗員の代わりを務めることができます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
速射
砲塔旋回中の照準拡散を縮小します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
指定された目標
目標車輌の可視状態を2秒間延長します。
「指定された目標」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
射撃の名手
重大な損傷を与える確率があがります。
「射撃の名手」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
スムーズな運転
走行中の照準拡散を縮小します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
オフロード走行
軟地盤および通常地盤での走行抵抗を減少させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
クラッチの名手
自車輌の旋回速度を上昇させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
こまめな手入れ
火災発生率を低下させます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
衝突の制御
体当たりによる与ダメージが高くなり、体当たりによる被ダメージが低くなります。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
状況判断力
自車輌の視認範囲を拡張します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
報復要請
自車輌が大破したあとに敵車輌の位置を知らせます。
「報復要請」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
信号の増強
自車輌の通信範囲を拡大します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
通信中継
自車輌の通信範囲内の味方車輌の通信範囲を拡大します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
弾薬庫保護
自車輌の弾薬庫の耐久性を上げます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
アドレナリンラッシュ
自車輌のHPが10%未満になると、装填時間を10%短縮します。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
直感
装填時間ゼロで弾種を変更できる可能性があります。
自動装填装置搭載車輌では効果がありません。装填中も効果を発揮します。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。