第 183 工場で生産されたT-34-85 戦車の派生型が
VI
T-34-85M
です。元車輌とは異なり、前面装甲が強化された一方、背面装甲は削減され、燃料タンクは戦闘室から後部に移さる改造が行われました。どのような性能なのか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
中戦車としては優秀な装甲を備えています。車体正面は上部が125mm程度、下部が85mm程度の実装甲厚を持っており、特に防御姿勢を行っていない状態でも下位Tierの攻撃に耐えることもできます。車体側面には45mm厚の装甲が配置されているため、豚めし（サイドスクレーピング）による防御姿勢が非常に有効であり、ソ連の重戦車・駆逐戦車などが搭載できる122mm砲も3倍ルール（*1）の適用を受けません。ただし、砲塔が車体前部に配置されているため、豚めしの角度がシビアになってしまう点に注意しましょう。豚めし防御姿勢の角度目安は、砲身で履帯の付け根を隠す位置よりもう少しだけ角度を鋭くした程度の角度です。砲塔装甲は傾斜の付いていない垂直部分は95mm程度の実装甲厚です。そのため、車体下部と砲塔正面が弱点とも言えます。
*1：「3倍ルール」とは、攻撃を受けた部分の装甲厚（実装甲厚では無く純粋な厚さ）に3を乗じた値が、攻撃を受けた砲弾口径未満の場合、強制跳弾角度（*2）が無視されて貫通計算が行われること。
*2：「強制跳弾角度」とは、攻撃を受けた際の着弾角度が70°以上だった場合、実装甲厚に関わらず強制的に跳弾させることができる着弾角度のこと。ただし、攻撃を受けた部分の装甲厚（実装甲厚では無く純粋な厚さ）に3を乗じた値が、攻撃を受けた砲弾口径以下の場合は3倍ルールが適用される。
機動性
良好な最高速度と加速性を備え、中戦車として十分な機動性です。平均以上の機動性を持っていると言えます。
攻撃性能
高い単発ダメージとDPMを両立した攻撃的な砲を備えます。単発ダメージが大きいながらも照準性能と射撃精度も高い水準で維持しているため、非常に扱いやすい砲です。
隠蔽率と視認範囲
良好な隠蔽率と、平均よりやや短い視認範囲です。そのため、中盤・終盤の車輌数が減った状況に索敵を行う際は、茂みや倒木などを有効活用して視認範囲の短さをカバーできるように立ち回りましょう。
高い防御性能と機動性、更に優秀な砲性能を持ち合わせた優秀な中戦車です。全ての性能値が高水準でバランス良くまとまっており、これといった大きな弱点がなく、非常に扱い易い車輌都営ます。拠点戦などの集団戦コンテンツでも使われることが多く、TeriVI中戦車のベストセラーとも言える車輌です。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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