1944 年に製造された
VII
IS-2
は、IS-1 の派生型であり、シンプルな鋳造の車体前面装甲を備えていました。精鋭であるソビエト親衛隊の重戦車連隊は、ブダペスト、ヴロツワフ、ベルリンといった要塞都市への攻撃の際にこの IS-2 を積極投入しており、これらの車輌には、他のソ連軍戦車兵から容易に識別できるよう、幅広の白い縞模様が塗装されていました。本車は、ベルリンの心臓部を象徴するブランデンブルク門の前で撮影された写真の第 7 独立親衛重戦車連隊に所属する戦車のうちの1輌を再現したものです。どのような性能なのでしょうか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
車体正面上部の傾斜部分は160mm程度の実装甲厚をもっているため、同Tierの中・軽戦車からの攻撃程度であれば弾くことができます。しかし、垂直に配置された車体下部が弱点なのはもちろん、砲塔正面の装甲も直撃すると比較的簡単に貫通されてしまいます。攻撃時には必要以上に車体を露出させないようにしましょう。
また本車輌で豚めし（サイドスクレーピング）による防御姿勢を行うと、露出面積を少なくできる反面、車体正面左右の傾斜角度が緩くなり貫通されやすくなってしまう点にも注意が必要です。
機動性
重戦車としては良好な機動性を持っています。中戦車のように機動的に動き回ることはできないものの、上述した装甲を持ちながらもこの機動性を持ち合わせてることも考慮すれば、十分な機動性と言えます。
攻撃性能
他のIS派生型と同じように、単発ダメージが大きい122ミリ砲が搭載されています。装填速度がやや長めであるものの、DPMはTierVII重戦車として平均的な数値です。しかしながら、射撃精度や照準性能がそこまで優れていません。全体として見れば精度や照準性能は悪い部類に入ります。敵の弱点をしっかりと狙うようにしましょう。
隠蔽率と視認範囲
重戦車であるため隠蔽率は低く、ソ連車輌の欠点である視界範囲の短さも引き継いでいます。遮蔽物の少ないオープンマップでは一方的に発見され攻撃を受け続けてしまう可能性があるので、単独行動はなるべく避けましょう。
攻撃性能と機動性に特化した車輌で、攻撃的な立ち回りを得意とします。照準性能が劣っているため、なるべく敵と近い距離で交戦するようにしましょう。良好な機動性は、ゲーム開始直後に良いポジションへ向かう場合はもちろん、敵の隙をついて一気に距離をつめる際などに活躍します。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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