1944 年 6 月にウラルマシュ設計局で開始されたのが
VII
SU-122-44
です。本車は T-44 の車体をベースとし、戦闘室を前方に持つ従来式の配置を採用していました。どのような性能なのか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
傾斜装甲による優秀な耐弾性を誇ります。正面装甲は全面90mm厚の装甲が使用されており、正面から見た時には155mm以上の実装甲厚を発揮でき、下位Tier車輌の攻撃をよく弾くだけでなく、左右に防御姿勢を行うことで同Tier帯の攻撃も跳弾させることができます。側面装甲は75mm厚装甲が配置されています。側面は正面と比べると傾斜が緩いため、直撃すれば貫通されてしまいますが、射撃後の後退時など、角度が鋭い状態で着弾すれば高確率で跳弾することができます。状況によっては、重駆逐戦車のように最前線での運用も可能と言えます。弱点は、125mm程度の実装甲厚である車体下部です。
機動性
優秀な最高速度と旋回性能を持っています。駆逐戦車としては、中戦車ように機動的に運用することも可能です。後退速度がやや遅いため、突出しすぎないように注意しましょう。
攻撃性能
大きな単発ダメージと速い装填速度を併せ持った攻撃的な砲を搭載しています。ただし、射撃精度と照準性能が低いため、遠距離からの狙撃運用時には正確に狙い撃つことが難しい欠点も持っています。状況を見定めてどこに位置取るかを考慮しましょう。
隠蔽率と視認範囲
非常に高い隠蔽率を持っていますが、視認範囲が短い欠点を持っています。機動性と装甲が優秀であるからと言って突出しすぎると一方的に発見されてしまう危険があるため注意して立ち回りましょう。
優秀な装甲厚と火力、優秀な隠蔽率を持ち合わせているため、一般的な駆逐戦車と同様の狙撃運用から、前線での攻撃的な運用まで、様々な状況に対応できる高いポテンシャルを秘めています。ただし射撃精度と照準性能が低いため、あまり遠距離に位置取ると命中させることができない弱点も持っています。
マップによっては高い隠蔽率を活かし、中距離でポジショニングを行うことも必要となるケースがあります。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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