より火力の高い駆逐戦車が求められ、1944 年に ISU-122S をベースとした開発計画が発案されました。艦載砲のB-13砲を改造した130 mm S-26 砲が搭載されたのが本車輌
VIII
ISU-130
です。他の駆逐戦車とどのように違うのか？ 詳しく見ていきましょう！
特徴
装甲
装甲厚自体が厚くない上に垂直に配置された装甲が多いため、防御性能は頼りになりません。また砲の付け根に搭載されている大きな防盾装甲の防御性能も信用はできません。たとえ下位Tierからの攻撃であったとしても、直撃すれば簡単に貫通されてしまいます。HP量も少ないため、集中砲火を浴びてしまうと一瞬で撃破されてしまいます。極力被弾しないように運用しましょう。
しかしながら側面装甲は75mm厚あり、運用次第では跳弾できる確率の向上も期待できます。その運用方法とは、遮蔽物の影から射撃する際に豚めし（サイドスクレーピング）を行うように後退しながら砲を露出させ、攻撃後は前進して遮蔽物に身を隠す方法です。砲の左右稼働限界が狭いため、攻撃時には貫通されうる戦闘室の装甲を露出してしまいますが、攻撃後に前進しながら遮蔽物に身を隠す、敵からの反撃を角度のついた側面装甲で跳弾するテクニックです。
機動性
旋回性能と最高速度は平均的な性能ですが、出力重量比が低く加速性は悪いです。他の駆逐戦車と比較すると全体的に低い走行性能と言わざるを得ないため、運用する上で常に気をつけなければいけません。
攻撃性能
高い単発ダメージを持っているだけでなく、Tier X車輌にも匹敵するほど圧倒的に高いDPMを持っています。さらに、貫通力が下がる代わりに単発ダメージが増加する特殊なプレミアム弾を使用できるユニークな特徴もあります。通常弾を使用しても同 Tier 駆逐戦車トップのDPMでありながら、プレミアム砲弾を使用すれば、World of Tanks内でトップクラスとも言える驚異的なDPMを叩き出します。反面、駆逐戦車としては貫通力は圧倒的に低い点に注意して下さい。通常弾の貫通力はとても駆逐戦車と呼べるほど高くはなく、中戦車クラスの貫通力である215mmしかありません。単発ダメージが向上するプレミアム弾の場合は貫通力がさらに低下し187mmまで落ちてしまいます。照準性能はやや良好であり、中距離であれば弱点を的確に狙い撃つことも可能ですが、貫通するには一定以上の貫通力を求められる重装甲車輌と敵対した場合は何も出来なくなってしまいます。
隠蔽率と視認範囲
優秀な隠蔽率と視認範囲を持っています。ほとんどの駆逐戦車はTier平均より短い視認範囲しか持っていませんが、本車輌の視認範囲はTier VIIIの平均である380mです。
基本的には中～長距離の狙撃車輌として運用しましょう。HPが少ないため、発見されてダメージを負うリスクは可能な限り避けて下さい。もしゲーム序盤に活躍できなくても焦ることはありません。ゲーム終盤までHPを残しておき、驚異的なDPMを活かせる状況を見つけ出しましょう。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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