M4シャーマンの制式採用が決定し量産が始まっていたものの、より装甲が強化されたバリエーションが求められ、1942 年 5 月から 1943 年 5 月にかけて開発されたのが V T14  です。一見するとM4シャーマンのようにも見えますが、車体がさらに大柄だったりサイドスカートが装着されていたりと大きな違いがあります。性能はどのように違うのか?詳しく見ていきましょう。

本車輌にはマッチング優遇があり、TierVII車輌とはマッチングしません。ただし小隊を組んでプレイする際、他の小隊メンバーがマッチング優遇車輌を選択しない場合は、本来マッチングされないTierともマッチングすることがあります。

特徴

装甲
車輌スペックだけ見ると頼りない装甲厚をしています。事実、敵の攻撃がどこに直撃しても容易く貫通されてしまいます。しかし、側面の空間装甲や傾斜装甲は防御姿勢次第で強力な防御性能を発揮します。20°の角度で豚めし(サイドスクレーピング)姿勢を行うと側面装甲が強制跳弾角度に達するのはもちろん、23°程度まで角度をつけても履帯や側面空間装甲が作用して実装甲厚約150mmまで増厚することができます。たとえ防御姿勢をとったとしても実装甲厚100mmしかない正面装甲が露出してしまいますが、貫通されうる部位を可能な限り減らして運用することができます。
砲塔装甲は車体に比べてやや強固ですが、防盾装甲は実装甲厚140mm、防盾横の砲塔正面部分は実装甲厚130mm程度しかありません。同Tier帯の攻撃は耐えられますが、上位Tierからは砲塔を簡単に貫通されてしまうことに注意して下さい。

機動性
最高速度や旋回速度などは平均的ですが、重戦車としては加速性が良い利点があります。履帯性能が悪く、沼地や水辺などでは走行性能が著しく低下してしまいます。

攻撃性能
単発ダメージが低く装填速度が速い連射型の砲を搭載しています。攻撃し続ける状況を作り出せれば活躍することができます。砲俯仰角も非常に広くどんな地形でも活躍することができますが、射撃精度・照準性能・貫通力が低く、それ以外の性能は他の重戦車平均と対して差がありません。総合的に他の重戦車よりやや劣っているとも言えますが、マッチング優遇を持っているため相殺されているとも考えることができます。

隠蔽率と視認範囲
全体として見れば隠蔽率自体は低めではありますが、重戦車としてはトップクラスに高い隠蔽率です。搭乗員スキルや塗装での強化が他の車輌より有効という特徴を持っています。視認範囲も良好です。

障害物が多い平地や稜線地帯など、どんな状況でも活躍しやすい防御性能と砲を持っています。基本的に100m~300m程度の中近距離での立ち回りを得意としており、至近距離での殴り合うような戦闘は苦手です。中戦車のような運用を行うことで活躍できますが、いつまでも支援運用を行うことはチームの敗北につながってしまいます。味方が総崩れする前に状況を見極めてHPを使える場面を見つけましょう。
TierVIIとマッチングしないマッチング優遇を持っているため、弱点がそこまで大きく影響しないことも強みの一つです。

ストロングポイント:

  • 防御姿勢を行うことで多くの攻撃から耐えられる
  • 加速性が良い
  • 装填速度が速い:連射型の主砲
  • 砲俯仰角が非常に広い
  • 重戦車としては優秀な隠蔽率
  • 良好な視認範囲
  • マッチング優遇車輌である

ウィークポイント:

  • 攻撃が直撃すると貫通されやすい
  • 単発ダメージとDPMが低い
  • 照準性能と貫通力が低い
  • 履帯性能がやや悪い

 

修理

戦闘中に大破したモジュールの修理時間を短縮します。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

カモフラージュ

自車輌の隠蔽率を向上させます。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

消火能力

火災によるダメージを低減させます。火災発生時間を短縮します。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

戦友

搭乗員たちの職能レベルを5%上昇させます。

「戦友」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

Band of Brothers

搭乗員たちの職能レベルを5%上昇させます。

「戦友」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

他の搭乗員が「戦友」スキルを習得している場合でも有効です。

第六感

自車輌が発見されてから3秒後に発見アイコンが表示されます。

このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

偵察

自車輌の視認範囲を拡張します。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

教官

車長以外の搭乗員EXPの取得量を上げます。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

鋭い視力

数秒間マウスオーバーすることで、敵車輌の破損/破壊したモジュールと負傷した搭乗員を特定します。

このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

なんでも屋

負傷した搭乗員の代わりを務めることができます。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

速射

砲塔旋回中の照準拡散を縮小します。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

指定された目標

目標車輌の可視状態を2秒間延長します。

「指定された目標」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

射撃の名手

重大な損傷を与える確率があがります。

「射撃の名手」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

スムーズな運転

走行中の照準拡散を縮小します。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

オフロード走行

軟地盤および通常地盤での走行抵抗を減少させます。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

クラッチの名手

自車輌の旋回速度を上昇させます。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

こまめな手入れ

火災発生率を低下させます。

このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

衝突の制御

体当たりによる与ダメージが高くなり、体当たりによる被ダメージが低くなります。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

状況判断力

自車輌の視認範囲を拡張します。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

報復要請

自車輌が大破したあとに敵車輌の位置を知らせます。

「報復要請」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

信号の増強

自車輌の通信範囲を拡大します。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

通信中継

自車輌の通信範囲内の味方車輌の通信範囲を拡大します。

スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。

弾薬庫保護

自車輌の弾薬庫の耐久性を上げます。

このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

アドレナリンラッシュ

自車輌のHPが10%未満になると、装填時間を10%短縮します。

このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

直感

装填時間ゼロで弾種を変更できる可能性があります。

自動装填装置搭載車輌では効果がありません。装填中も効果を発揮します。

このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。

工具箱

戦闘中に大破したモジュールの修理時間を短縮します。

修理スキルの効果と合算できます。

双眼鏡

自車輌の視認範囲を25%拡大します。

車体を3秒以上静止させておく必要があります。

迷彩ネット

自車輌の隠蔽率を飛躍的に向上させます。

砲塔を3秒以上静止させておく必要があります。

改良型射撃装置

照準時間を10%短縮します。

砲垂直安定装置

車体/砲塔旋回中および走行中の照準拡散を20%縮小します。

レンズ皮膜

自車輌の視認範囲を10%拡大します。

 中口径戦車砲用装填棒

装填時間を10%短縮します。

改良型換気装置クラス2

搭乗員たちの職能レベルを5%上昇させます。

湿式弾薬庫

自車輌の弾薬庫のHPを上げます。

追加グローサー

軟地盤および通常地盤での機動性を向上させます。

内張り装甲

体当たり攻撃や榴弾(HE)による爆風損傷からのダメージを軽減させます。

搭乗員スキル

車長
砲手
操縦手
無線手
装填手

オススメのスキルセットアップは、「修理」スキルで履帯修理時間を短縮させたあと、照準拡散を少なくする「速射」、走行性能を強化する「オフロード走行」、視認範囲を延長する「状況判断能力」、弾薬庫損傷のリスクを減らす「弾薬庫保護」をそれぞれ修得させましょう。

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