モジュールと拡張パーツ

はじめに

車輌を新しく研究し、購入した直後はその車輌の最大スペックを引き出せていません。アンロック直後に使用できる装備は全て初期状態となり、その性能を最大限引き出すには、モジュール と 拡張パーツを使用する必要があります。

モジュール

前述のモジュールや拡張パーツは、サスペンション、エンジン、砲塔、無線機、主砲 と大きく 5 つのカテゴリに区分できます。

これらのモジュールはほぼすべての車輌に搭載されます (一部駆逐戦車や自走砲には砲塔が存在しない場合があります)。モジュールの研究、購入は必須ではありませんが、後続の Tier へ研究を進める場合、必ず一部モジュールの研究は行う必要があります。また、モジュールによって得られる効果は、拡張パーツによって付与される効果よりも飛躍的に高くなっています。 

先に研究すべきモジュールの順番は、必ずしも全車輌で同じとは限りません (初期モジュールであっても車輌によっては高性能である場合があるため)。その中でも優先すべきモジュールはサスペンションであるといえます。このサスペンションを強化することで最大積載量が増え、他のモジュールを登載した状態でも、最大積載量を超過してしまうことを防ぐことができます。

ヒント:

一部の車輌では、複数種用意された主砲の中から好きなものを選んで搭載することができます。この主砲が変わると、車輌のプレイスタイル事態が大幅に変わる場合があります。例えば、ドイツ Tier V 中戦車 V Pz.Kpfw. IV Ausf. H  の場合、 7.5 cm 砲 または 10.5 cm 榴弾砲 の 2 種類が用意されています:

主砲

	ステータス	コメント
10.5 cm KwK 42 L/28	(クリックして拡大)	Tier V 車輌の中でも、特に高い単発火力を発揮する 低い命中率および貫通力を持つ 平凡的な連射力を持つ HE 弾の使用が推奨される
7.5 cm KwK 40 L/48	(クリックして拡大)	高い連射力を持つ平均的な 75mm 砲 良好な貫通力を持つ Tier V 中戦車としては比較的高めの単発火力を発揮する 平均的な命中精度

榴弾砲を使用すると、命中精度が低いため、交戦距離をより詰めたサポート役・遊撃役の立ち回りを心がける必要があります。このプレイスタイルを活かすには、タイミングを読むセンスと地形を使った立ち回りが問われます。一方、 7.5 cm 砲を使用すると、連射力と精度、貫通力を活かすことでより遠距離から敵と戦うことができるでしょう。

使用する主砲を選ぶ際には、必ず前もってステータスを調べ、自分のプレイスタイルにあったものを選ぶようにするとよいでしょう。

拡張パーツ

モジュールをアップグレードする他にも、拡張パーツと呼ばれるアイテムを車輌に搭載することで、あなたの車輌を更にカスタマイズすることができます。これら拡張パーツは車輌に搭載することで、各パーツに応じた特殊なボーナスを車輌に付与することができます。拡張パーツは、各車輌につき最大 3 つまで搭載することができます。

拡張パーツは主にどの車輌にも搭載することができます。また、特定の国家や車輌タイプには、追加グローサー や サイクロン・フィルター など専用の拡張パーツが存在します。

また、一部の拡張パーツには、クラスや口径別に複数の種類が存在する場合があります。例えば装填棒は、中口径・大口径でそれぞれ別の拡張パーツが存在し、さらに戦車砲用・自走砲用とで用途が分かれています。そのため、低 Tier で搭載できた拡張パーツが、より高 Tier になるにつれ装備できなくなる場合もあります。拡張パーツを購入する前に必ず再確認するようにしましょう。

また、拡張パーツはあくまでも予備的な補助アイテムであり、必ずしも搭載する必要はありません。より高い Tier に研究を進める際にこれらを搭載する必要はありませんが、使用中の車輌を長く使いたい場合、あと少し性能を引き出したい場合などには大いに役立つでしょう。

拡張パーツを搭載する際には、長所を伸ばす または 短所を補うように装備を選ぶべきでしょう。e下記の表では、参考までに拡張パーツのセットアップ例をご紹介します。

車輌タイプ