自動照準: 基本的な使用方法

自動照準機能は、World of Tank での冒険を始めた戦車長が、最初に学ぶ機能の一つです。自動照準については、様々な意見があり、時間の無駄だと感じる人もいれば、その有効性に信頼を置く人もいます。

 

実際、自動照準は戦車長の兵器庫の道具の一つですが、正しいタイミングで使用すれば、並外れてパワフルなものになります。

基本: 自動照準の使用方法

自動照準は文字通り、自動で敵車輌を狙います。射撃に適した位置を得るために、照準を気にせず車輌の操縦に集中できます。

自動照準を有効化するには、レティクルがターゲットに重なっている状態で、右マウスボタンをクリックします。
有効化された後は、自動照準が無効化されるまで、砲弾はターゲットを狙って発砲され続けます。

自動照準使用のメリット

  • 使い勝手の良さ: 車輌の操縦と主砲の照準を合わせることを同時に行う必要がなくなるため、下記事項が可能になります。
  • より長く生存できる: 照準に関しての心配がなくなるため、戦闘全体を通して車輌を安全に保て、側面を守ることができます。さらにこれは、理想的な射撃位置を探し出す機会を多く手にすることになります。
  • DPM (分間平均ダメージ) を増大させることができる: DPM (分間平均ダメージ) は、敵車輌に与えるダメージを計測する方法として、広く使用されています。自動照準を使用すれば、あなたはターゲットのみに集中し、単純にクリックするだけで砲弾は敵車輌をめがけて発砲され、命中します。

自動照準使用のデメリット

自動照準は、理論的には間違いなく素晴らしい機能のはずです。なぜ使用しないプレイヤーがいるのでしょうか?

残念ながら、自動照準はプレイヤーを遠ざけるいくつかの欠点を含んでいます。

  • 自動照準モードでは、レティクルは常にターゲットの中央を狙います。自走砲のような装甲の薄い車輌との交戦においては問題ありませんが、重戦車のような頑丈な傾斜装甲を持った車輌との交戦では問題があります。
    多くの弱点は中央から離れた場所に位置します。よって、自動照準を有効化して重装甲車輌を砲撃した際には、砲弾は弾かれダメージを与えることができません。
  • 自動照準を有効化しても、主砲は車体の動きの影響を受けます。レティクルはターゲットに向かいますが、動作中は主砲が不安定になるため、サークルは拡大/縮小します。この状態でも砲撃は可能ですが、意図しない方向へ飛んでいったり、装甲に弾かれたり、完全にターゲットから外れる可能性があります。
  • 自動照準は車輌の砲塔旋回速度に依存してターゲットを追跡します。軽戦車があなたにまとわりついて攻撃してきた際の最後の手段は、自動照準を有効化することです。軽戦車があなたの側面装甲を狙って動き続ける一方、自動照準が有効化されたレティクルはターゲットを追い続けます。

結論: 自動照準は有効化する価値があるのか?

「はい」であり、「いいえ」でもあります!自動照準は重要なツールである一方で、能力に制限があります。

効果的な使用法:

  • 近接戦で使用しましょう。特に、至近距離でのヒット&ラン攻撃の際に有効です。
  • 動きながら敵を打つ際に有効化しましょう。

避けるべき使用法:

  • 長距離からの砲撃に使用すること。非貫通または、ミスショットにつながる可能性が高い。
  • 車輌の特定範囲 (履帯、正面下部装甲など) を攻撃する際に使用すること。自動照準は常に正面を狙います。
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