[JPL] 3位決定戦ハイライト

戦車兵の諸君!

最終盤へ突入した『JAPAN PREMIER LEAGUE』!CROWSとFOXESによる3位決定戦の結果は?ハイライトをお伝えしよう!

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洗練された戦術が光る!Bo7の熱戦を制したのはCROWS

プレイオフ3位決定戦、グループステージ2位通過のTOKYO CROWSに対するは、グループステージ4位通過のHOKKAIDO FOXESだ。結果は、セットカウント4-2でCROWSの勝利となった。事前の下馬評通りCROWSが勝利したものの、FOXESの善戦も光り、展開によってはどちらが勝利してもおかしくない、非常に見ごたえのある試合内容となった。では、改めて3位決定戦を振り返っていこう。

プレイオフではマップのBAN/PICKが事前に行われる。両チームはグループステージの順位に応じて、BAN/PICKでの先攻後攻の選択権が与えられる。上位であるCROWSは後攻を選択し、BAN/PICK順序は上の画像の通りとなった。

FOXESは、グループステージの直接対決でストレート負けしたCROWSにオープンマップでは及ばないと判断したのか、戦略と陣地転換が勝敗を分けやすいプロホロフカ・砂の川をBAN。CROWSは、咄嗟の判断とフォーカスが勝敗を分ける崖・鉱山をBANしたのだが、ここで気になったのは、誰の目から見ても明らかであるFOXESにとっての肝入りマップ、ムロヴァンカをCROWSがBANしなかったことだ。恐らくCROWSは、事前にムロヴァンカのFOXES対策に万全を喫した上で、不確定要素が多い乱戦が発生しやすい崖・鉱山でラウンドを落とす可能性を排除したかったのだろう。

ピックフェーズでは、FOXESはグループステージ第4週から勝利を重ねてきたムロヴァンカをピックする。グループステージにおけるFOXESの立て直しはムロヴァンカ無くしては語れない。現在のFOXESにとっての得意マップになったと言っても過言ではないだろう。対するCROWSは、自分たちにとって高い勝率を誇る得意マップであり、かつFOXESの勝率が低い、ゴーストタウンをピックした。残る2マップは、JPL運営によるコイントスで決定された。

CROWSの見事な戦略!FOXES肝入りの「ムロヴァンカ」は通じず

グループステージ第4週以降でFOXESが得意としてきたムロヴァンカでの戦闘は、CROWSが攻防で2連勝を収めた。

FOXESはこれまで、重戦車や軽戦車を用いた一点突破によって先手を打ち、敵の配置に穴をあける戦略で白星を重ねてきた。特に、起点として X E 100  や X IS-7  などの重戦車を用いて勝利へ繋げた試合が多かった。対するCROWSは、広く配置・行動させ、それぞれの車輌が生む紐付けによる集中砲火で有利を作り出すチームスタイルだ。結果的にはCROWSの戦略に軍配が上がる。両ラウンドでFOXESがブッシュに潜ませた軽戦車が先に暴かれる形となり、後手に回らざるを得ないFOXES。その後も立て直しがきかず、ピックしたマップで2つのラウンドを落とすこととなる。印象的だったのは、2ラウンド目のCROWS攻撃・FOXES防衛の1戦だ。

戦闘序盤はどちらのチームも相手の攻勢を警戒しつつ、索敵と迎撃に主眼を置いた配置で様子を見るが、先に動いたのは攻撃側のCROWSだ。 X IS-7  miz_Anetをマップ南東のK9へ、 X Super Conqueror  natadeco X IS-4  moudameをマップ北西のC3丘へ移動させる。重戦車をマップの反対側へ配置したのだ。しかも、これらの3輌は全てFOXESにスポットされている。CROWSはさらにmoudameを①キャプ目前のE1の家裏まで前進させる。moudameがほとんど孤立する形となり、一見するとCROWSが配置的に不利なように見えるが、この配置のポイントはCROWSの残り2輌 X STB-1  mako_koma X Kranvagn  nisikiがスポットされていないことを利用している点にある。つまり、FOXESからすると、瞬間火力の高いこれらの車輌の配置が分からないため、南の X IS-7  、西の X IS-4  、どちらに先手を打ちに行くかの決定的な判断をしかねる状況にあるのだ。CROWSはこの状況を利用しつつ、 X STB-1  と X Kranvagn  をマップ中央から西へ寄せ、3ラインからのハルダウンによる包囲網の形成を図る。FOXESがこの2輌をスポットし、相手の作戦に気付けた頃には包囲網が完成する直前だった。FOXESは慌てて西の突破を試みるものの、HP量の多い X IS-4  と、距離のある位置でハルダウンのキマった X Super Conqueror  を瞬時に溶かすこと難しく、CROWSの包囲網が完成してしまう形となった。

戦闘時間を十分に使い、自らの配置を隠しつつ、相手の配置を徐々に暴いたCROWSの戦略が勝ったラウンドと言えるだろう。

FOXES勝利カギは一点攻勢!怒涛の攻めで1本取り返す

ムロヴァンカでの戦闘はCROWS側が終始有利な状況のまま終了。グループステージ第2週の直接対決ではCROWSがストレート勝利を収めていたこともあり、やはりFOXESはCROWSとの相性が良くないか…と思い始めていたが、それも杞憂となった。3ラウンド目のCROWS攻撃・FOXES防衛のラウンドでは、攻撃側CROWSが序盤から②キャプへ3輌入れる怒涛の進撃に対し、防衛側FOXESが最高の当て返しを見せて、あっという間にラウンド勝利をもぎ取った。このラウンド、集団戦の基本である「敵に対する与ダメのフォーカス」と「味方が受ける被ダメの分散」をFOXESが最高に発揮できたラウンドとなった。

CROWSは戦闘開始直後、単発ダメージとDPMに優れる X WZ-111 model 5A  2輌と瞬間火力が高い X Bat.-Châtillon 25 t  をキャプに入れ、そのカバーとして重戦車トップクラスのDPMを誇る X Super Conqueror  を配置。CROWSによる綺麗なクロス射線が形成され、FOXESがキャプをカットしようとすれば、瞬時に490×2+400=1380ダメージに加え X Bat.-Châtillon 25 t  の火力が吐かれることになる。しかも3キャプによってキャプ完成が残り10秒にまで迫り、誰もが焦ってしまうであろう状況。しかし、FOXES X E 100  LoryHeavenly X IS-4  Samchaiはこの状況をものともせず冷静に対処した。まずSamchaiが逆豚飯の姿勢で土砂を使いハルダウンしながら1発カットし後退、続いてLoryHeavenlyが1発カット。この間にSamchai X Super Conqueror  から2発ダメージを受けるが、これを見たLoryHeavenlyが前進して射線を遮り被ダメを肩代わりする。このわずかなやり取りで、離れた場所にいた X AMX 50 B  が合流するまでの与ダメ集中と被ダメ分散を実現しているのだ。

続く攻防入れ替えての4ラウンド目は、中盤まではFOXESが優勢だったものの、CROWSの瞬間的な陣地転換によって状況を打開。CROWSがラウンド勝利を追加し、勝利に王手をかける。

ラッシュに望みをかけるFOXES、さらに1本勝利するも…

続く第3マップ、ヒメルズドルフの最初のラウンドはCROWS攻撃・FOXES防衛だ。FOXESは車輌編成に快速オートローダー X AMX 50 B  を2輌採用、対するCROWSはHP量と火力のバランスが良い X E 100  を2輌採用と両極端な編成となった。CROWSは丘上へ2輌向かわせつつ、最南端にもバックアタック警戒に生存性の高い X E 100  を配置。FOXESは戦闘開始直後からノンストップで X AMX 50 B  を西から、他の重戦車を中央広場から前進させる。防衛でありながら序盤からラッシュを仕掛ける攻勢防衛だ。これがCROWSの初期配置に見事に刺さり、あっという間にHP有利と車輌枚数有利をメイクしたFOXES。その後、 X AMX 50 B  を溶かされてしまうアクシデントがあったものの、落ち着いてキャプカットと殲滅を行い、ヒメルズドルフの防衛で勝利する。

徐々に流れが変わり始めていたが、歴戦の猛者達が集うCROWSは落ち着いていた。

じりじりと追いつかれつつあるCROWS、続くヒメルズドルフのラウンドはCROWS防衛・FOXES攻撃だ。このラウンドでも初動からラッシュの兆しを見せるFOXESだが、CROWSはこれを8ラインで察知することに成功。さらに、FOXESのラッシュの当て先となったCROWS X E 100  BMRzekeshikinatadekoが、味方 X IS-4  mako_komamiz_Anetの到着まで枚数不利を耐えきって時間を稼いだ。その後、 X AMX 50 B  moudameも冷静に対処し、車輌選択と配置・戦略の全てでCROWSが勝り総合順位3位の座を勝ち取った。

 


 

今後の試合予定

JAPAN PREMIER LEAGUE後半で勢いをつけてきたFOXESではあったが、終始安定したタクティクスを披露しグループステージを2位で通過しているCROWSに軍配が上がった。素晴らしい戦いを見せてくれた両チームに改めて感謝の意を表したい。お疲れ様でした!


 

6月17日の配信アーカイブ


 

プレイオフ決勝戦:7月2日(土)

ついに最終決戦へ突入!JAPAN PREMIER LEAGUE決勝戦は7月2日(土)19:30より行われる。ここまで無敗を誇る王者 KRAKENS に対するは、準決勝で事前の下馬評を覆し大逆転勝利を収めた SHARKS だ。戦略・個人技・連携、全てにおいて安定した強さを見せる KRAKENS と、一度勢いに乗ったら止まらない怒涛の攻めが特徴の SHARKS。頂点に君臨するのはどちらのチームか!?注目だ!

さらに、決勝戦の前にはJAPAN PREMIER LEAGUE「オールスターショーマッチ」も行われる。最終日をお見逃しなく!


 

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