プレミアム車輌や3Dスタイルを含む「大きなボックス」が今年も帰ってくる！

戦車長の諸君！

待望のイベント「ホリデー作戦2023」の開幕が迫っている！となるとやはり気になるのは「大きなボックス」だ。今回も新登場のプレミアム車輌や3Dスタイルなど貴重な報酬がドロップするぞ。ホリデーシーズンを満喫するなら購入して損はない。詳細が気になるならばぜひこちらの記事を参考にしてくれたまえ！

「大きなボックス」の中身

まずどの「大きなボックス」からも最低250がドロップする。さらにボーナスとしてイベント専用通貨「天然リソース」のいずれか1種が150個、そしてボックスの種類に対応した「天然リソース」がさらに50個ドロップするぞ。

ボックスの種類	天然リソース
ニューイヤー	ロッククリスタル
クリスマス	ピュアエメラルド
春節	ウォームアンバー
マジック	メテオアイアン

「大きなボックス」からは以下のリストのアイテムも一定の確率でドロップする。

ホリデームードを共有したければ、仲の良いフレンドや期待の新兵に「大きなボックス」をプレゼントしてあげるのもいいだろう。

ルクス・アサインメント

プレミアム車輌や3Dスタイルなど、貴重な報酬のほかにも、フワフワの毛と肝の据わった眼差しがチャームポイントの「猫のルクス」をゲットできる可能性がある。ルクスは「ホリデー作戦」限定のキャラクターで、今年の特別ゲスト2人と同じく、「ヘッドクォーター」に行けばいつでも様子を伺うことができる。

ルクスからは3つの追加アサインメントを受け取ることができ、1つ達成する度に報酬が1つ手に入るぞ。「ルクス・アサインメント」は「ウォームアンバー」と「メテオアイアン」を使って達成することができ、以下の達成報酬が用意されている。

• WoTプレミアムアカウント1日間
• ニャハッと笑えるデカール1枚
• 気に入ること間違いニャシの特別スタイル1種類

確約報酬メカニズム

今年の「大きなボックス」にも「確約メカニズム」が実装されている。合計49個の「大きなボックス」を開封してもプレミアム車輌が一度もドロップしなかった場合、50回目にあたる次の開封の際にまだ所有していないTier VIIIまたはTier IXプレミアム車輌のドロップが確定する、という仕組みのアレだ。

あと何回「ボックス」を開封すればプレミアム車輌が確実に手に入るのか確認したい場合は、開封画面の下部に表示されるカウンターを見るだけでいい。もちろん、運が良ければカウンターがゼロになるよりも早くTier VIIIまたはTier IXプレミアム車輌がドロップする。その場合はカウンターがリセットされることになる。

ドロップする可能性のあるTier VIIIとTier IXプレミアム車輌をすべて所有している状態でさらにプレミアム車輌が重複してドロップした場合は、その価格に対応するゴールドが補填としてアカウントに追加されるのは普段と全く同じだ。セットのガレージスロットも追加される。

プレミアム車輌のラインナップは？

「確約車輌」としてドロップする可能性があるのはどれも超強力なプレミアム車輌だ。しかもそのうち3輌は今回が初登場となっている。特徴を簡単に紹介しよう！

• NEW！M47 Iron Arnie — 戦車兵なら誰もが一度は耳にしたことがあるであろう1輌だ。「M47 Patton II」の改良型で、主砲と装甲に強化が施されている。名前からも察しが付く通り、かつてシュワちゃんがオーストリア陸軍の戦車兵として操縦し、のちに購入して今では私有している実在の車輌がベースになっている。本作にはアメリカTier VIII中戦車として実装され、万能性の高さを魅力とする。砲塔と車体の追加された装甲板のおかげで耐久性が向上しているほか、105 mm砲を搭載することで高い火力も実現している。動力性能と照準時間は同格車輌の中ではやや見劣りするものの、それを補って余りある堅牢な前面装甲を備え、貫通力も通常AP弾で230 mmと優秀だ。「M47 Iron Arnie」は中戦車ながら最前線の最も危険なエリアでこそ輝きを放つ攻撃的な1輌だと言える。絶望的な状況すらも打開しチームを勝利に導くその姿は、所有者たるシュワちゃんを彷彿とさせるぞ。

• NEW！BZ-176 — 中国技術ツリーに新メカニズム「ジェットブースター」を搭載した新たなルートが実装される予定となっているのは、情報通の戦車兵ならばすでに知っているだろう。その先駆けとして登場するTier VIII重戦車がこの「BZ-176」だ。重戦車らしく機動性は低いものの堅牢な装甲が特徴とし、砲塔の装甲厚は250 mmにも至る。搭載した160 mm砲は照準時間が短く、単発ダメージは通常AP弾でも650HPと極めて高い。もちろん装填時間はそのぶん長いため注意が必要だ。「BZ-176」の最大速度はわずか30 km/hに過ぎないものの、特殊メカニズム「ジェットブースター」を発動するとエンジン出力と最大前進速度が上昇し、止まることを知らぬ旋風へと姿を変える。その快感をぜひとも味わっていただきたい。
• NEW！Char Mle. 75 — これまでのどんな車輌とも一線を画すユニークなフランスTier IX軽戦車だ。プレイヤーの腕がパフォーマンスに特に大きく影響する1輌で、装輪車輌とはまたひと味もふた味も違った2種類の走行モードを備えていることを特徴とする。主砲には弾倉装弾数6発の100 mm自動装填砲を搭載している。ただし、普通の自動装填砲ではない。1度の射撃で複数の砲弾を立て続けに発射する、いわゆるバースト射撃専用の主砲となっている。砲弾毎の単発火力は200HPで、それを3発ほぼ同時に放つことができるわけだ。2種類の走行モードとこれまでにないバースト射撃をいかに活用するか、プレイヤーの技術と創造力が問われるぞ。
• Vipera — 400HPの単発ダメージと220 mmの貫通力を誇るイタリアTier VIII駆逐戦車だ。24秒間で5発の砲弾を発射できる自動装填装置を搭載している。連射間隔が6秒と長く、従来の自動装填砲とはひと味ちがった性能となっている。また前面装甲が極めて硬く、駆逐戦車ながら限定旋回式の砲塔を備え、俯角も-10°とかなり広いため、柔軟な立ち回りを見せることができる。自動装填砲としては連射間隔が長いものの、弾倉の全弾を撃ち切るまでであれば、単発装填砲とのダメージの吐き合いで負けることはない。弾倉火力2,000HPをどう活かすかが腕の見せ所だ。
• AMBT — 弾倉装弾数3発の自動再装填砲を搭載したアメリカTier VIII中戦車だ。本作に登場するアメリカ車輌としてははじめて自動《再》装填砲を採用した1輌で、イタリア高Tier中戦車などと同じく単発砲と自動装填砲それぞれの利点を兼ね備えている。撃ち合いの局面では、跳弾を誘発しやすい車体のデザインと頑丈な砲塔、そして広い俯角を活かしたハルダウンが力を発揮する。どんな戦場においてもチームに貢献できるユニークな支援型車輌と言える。

「大きなボックス」からは以下のTier II～V車輌がドロップする可能性もある。どの車輌も実際に存在した設計案に基づいている。

• NEW！A25 Harry Hopkins I — イギリスTier IV軽戦車だ。「Tetrarch I」の車台を使用したいかにもイギリス車輌というべき軽戦車で、車体に強化が施されているほか、改良砲塔を搭載している。主砲には発射速度に優れる「40 mm 2-pdr Gun Mk X-B HH」砲を採用しており、アグレッシブなプレイスタイルと相性が良い1輌だ。
• NEW！Pz.Kpfw. KW I (r) — ドイツTier V重戦車だ。ベースはソ連車輌「KV-1」ながら、ドイツ軍が鹵獲して近代化改修した砲塔と自国製の「7,5 cm Kw.K. 40 L/48」砲を搭載した1輌であるため、ドイツ車輌扱いとなっている。隙のない強固な装甲、強力な主砲、そして低い機動性と「KV-1」の主要な特徴を引き継いでいる。ただし、原型車輌とくらべて単発火力を犠牲に発射速度が改善されており、結果として分間火力が上昇している。また、砲塔にキューポラが設けられているため、視認範囲が広がっているのも「KV-1」とは異なる点だ。
• NEW！SU-2-122 — 唯一無二の性能を備えたソ連Tier V駆逐戦車だ。駆逐戦車としてはゲーム内初の2連装砲であると同時に、2連装砲として初となるHE弾を主たる攻撃手段として活用する車輌となっている。「T-34」の車台に2門の122 mm榴弾砲を搭載した特異な見た目が目を引く。HE弾やHEAT弾を同時、または交互に撃つことができるのみならず、2連装砲の最大の特徴ともいえる斉射もできるようになっている。同格車輌に斉射が決まれば大抵の場合は一撃で勝負が決してしまうはずだ。ただし、圧倒的な単発火力と引き換えに射撃精度と照準時間には難を抱えている点には注意が必要だ。原型車輌が「T-34」であるだけに機動性は高いものの、車体装甲に不安を抱えているのも忘れてはいけない。
• Pz.Kpfw. 38H 735 (f) — ドイツTier II軽戦車だ。ドイツ軍は、フランスに侵攻した際に約600輌の「Hotchkiss 39」を鹵獲し、これらを改修して運用していたことが知られている。『World of Tanks』を長年プレイしている戦車兵ならば、いわゆる《ミニマウス》や《オッチー》がTier II戦場を席捲していた時代を覚えているかもしれない。「Pz.Kpfw. 38H 735 (f)」は、分かりやすく言えば、最大速度、車輌HP、前面装甲、視認範囲、そして貫通力が大幅に改善された「Hotchkiss H35」だ。戦線を押し上げるための突破型車輌としても耐久性に優れた狙撃車輌としても立ち回ることができる。
• М3 Light — ソ連Tier III軽戦車だ。「M2」をベースに1938年から1941年にかけて製造され、1941年に量産が開始された。改修型を含めると約13,000輌が製造された伝説的な1輌で、「レンドリース法」基づいて同盟国のほぼ全てに提供されている。軽戦車としては非常に頼もしい前面装甲を備え、相当の被弾に耐えることができる。主砲は発射速度に優れているものの貫通力が低いため、敵の側面を突く立ち回りが活躍のカギを握る。

Tier IX～X車輌専用の超豪華3Dスタイル

車輌の他にも、以下の車輌専用の新3Dスタイル*がドロップする可能性もある。

• X Super Conqueror 専用「ユピテル・フルグル」
• X Strv 103B 専用「スレイプニル」
• X Controcarro 3 Minotauro 専用「アステリオ」
• X Bat.-Châtillon 155 58 専用「コンステラシオーン」
• IX Char Futur 4 専用「ルヴァント」

去年欲しかった3Dスタイルを入手できなかった……と丸一年悲しみに暮れたプレイヤーのために、ドロップする可能性がある3Dスタイルには以下の6種類も含まれている。

• X FV4005 Stage II 専用「サンダー・チャイルド」
• X Vz. 55 専用「ハリケーン」
• X Object 268 Version 4 専用「等価交換」
• X Rinoceronte 専用「フォルトゥーナ」
• X ST-II 専用「サイガ」
• X XM551 Sheridan 専用「サラマンダー」

今回の「ホリデー作戦」には合計11種類の3Dスタイルが登場するというわけだ。見逃すな！

補填額

すでに所有している車輌が重複してドロップした場合はその都度その価格に対応するゴールドが補填としてアカウントに追加される。車輌に無料で付属しているガレージスロット1個も追加されるぞ。

「ホリデー作戦2023」の終了時に未開封の「大きなボックス」が残っている場合は 自動開封が行われ、ドロップしたアイテムがアカウントに追加される。イベント期間中に他のプレイヤーにギフトとしてプレゼントしたものの未開封のまま放置されている「大きなボックス」は、イベント終了時に贈り主のもとに返却され、自動開封される。

「大きなボックス」で最高の年末年始を！