- ルーキー
- アイアン
- ブロンズ
- シルバー
- ゴールド
- チャンプ
- レジェンド
- 徽章
- 銘刻
戦車長の諸君!
先ごろ公開した「オンスロート」モードの紹介記事はすでにご覧になったかな?あちらの記事では戦闘メカニズムやマップについてご紹介した。今回は新モードのコンペティティブ・モードとしての側面にスポットライトを当てよう。新モードの第1シーズンにあたる「シーズン・グリフォン」は、日本時間10月11日08:00から11月21日02:00にかけて開催される。戦闘を重ねて「レーティング・ポイント」を集めるとランクが上がり、見事ランキング入りを果たしてランク「レジェンド」に名を連ねれば、貴重な報酬が手に入る。
【注意】アップデート1.18.1の公開テストでプレイできる「オンスロート」モードはあくまでテスト版だ。具体的な数値や新用語の日本語訳は正式リリースまでに変更される可能性があることをご了承いただきたい。
「オンスロート」は『World of Tanks』の新たなコンペティティブ・モードだ。Tierと車輌タイプをマッチングの基礎に据える「ランダム戦」モードとは異なり、「オンスロート」モードではTier X車輌しか使用できず、実力の近いプレイヤーとしかマッチしないように調整される。
実力を測る指標となるのがモード専用のレーティングをベースにした独自のランクシステムだ。チーム編成の際には「レーティング・ポイント」にあわせて所属する「ディビジョン」と「ランク」も考慮される。真の実力を確かめることができるはずだ。
戦闘終了時に「レーティング・ポイント」がどれだけ変動するかは、戦闘結果と戦闘中のパフォーマンスによって左右される。具体的な変動量は、まず各プレイヤーが戦闘で取得した「プレステージ・ポイント」を算出したうえで、これをチームの平均値と比較して決定される。「プレステージ・ポイント」は戦闘中にできるだけ長く生存し、チームに貢献する行動をとると徐々に蓄積していく。
勝利時の計算方法
引き分けまたは敗北時の計算方法
なお、放置行為や戦闘放棄が確認されたプレイヤーは戦闘結果にかかわらず「レーティング・ポイント」を大量に喪失する。
「オンスロート」モードで好成績を収めるには「ランダム戦」モード以上に味方との連携がカギになる。
音声チャットはデフォルトでは無効化されているものの、「H」キー(※設定メニューで変更可能)を押すか、モードのインターフェースで対応するボタンをクリックすると有効化できる。音声チャットを有効化すると、チームパネル上に特殊アイコンが表示される。
戦闘開始前のカウントダウン中に車輌選択画面が表示されると、小隊の音声チャットがチーム全体の音声チャットに自動的に接続される。チーム全体の音声チャットに自動的に接続されたくない場合は、小隊の音声チャットを無効化しておく必要がある。
「オンスロート」モードには以下7種類の「ランク」が登場する。
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「ルーキー」から「ゴールド」までの5つを「基礎ランク」と呼び、それぞれ「A」から「D」までの4つの「ディビジョン」で構成される。どのプレイヤーもシーズン開幕時にはランク「ルーキー」の「ディビジョンD」に配属される。戦闘を重ねて「レーティング・ポイント」を集めると次の「ディビジョン」に昇格することができ、これを繰り返して新たな「ランク」を目指すことになる。各「ディビジョン」を突破するには50ポイントを集めねばならず、「上級ランク」入りを果たすには合計1,000ポイントが必要になる。戦闘に勝利すると「レーティング・ポイント」を取得でき、引き分けたり敗北すると喪失する。
「上級ランク」にあたる「チャンプ」と「レジェンド」には「ディビジョン」が存在せず、昇格には別の条件が設けられている。具体的にはランク「チャンプ」に到達したプレイヤーのうち上位10%が自動的に「レジェンド」に認定される。
したがって「レジェンド」を名乗れるプレイヤーの人数はランク「チャンプ」に所属するプレイヤーの人数によって左右されることになる。「上級ランク」には専用のランキングが存在し、15分毎に更新される。
チャンプ レーティング・ポイントが1,000以上 |
レジェンド ランキングの上位10% |
ランク「シルバー」に到達したにもかかわらず一定の期間を越えてプレイが確認できないプレイヤーは、「レーティング・ポイント」を喪失する。ランク「シルバー」以上で戦闘を行うとその度に「アクティビティー・チャージ」を取得できるようになっている。「アクティビティー・チャージ」は車輌放置や戦闘放棄を行わない限り戦闘結果にかかわらず必ず取得できる専用リソースで、1日につき1つずつ減少していく。
同時に最大で14個まで専用バーに貯めることができ、「アクティビティー・チャージ」が残っている限りは「レーティング・ポイント」を喪失することはない。逆に、「アクティビティー・チャージ」がひとつもない状態で日本時間02:00を迎えてしまうと「レーティング・ポイント」を喪失することになる。
取得できるチャージ |
1日の終了時に喪失するポイント |
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要するに、専用バーを最大まで満たせば14日が経過するまで「オンスロート」モードを全くプレイせずとも「レーティング・ポイント」を喪失することはない。一方で、「レーティング・ポイント」を喪失するとランク「ブロンズ」の「ディビジョンA」に降格することになる。
「アクティビティー・チャージ」のおかげで、競技性を維持しつつ必要に応じて休憩もできるようになっているわけだ。とはいえ最上位ランクを目指すならば積極的なプレイが必要になるのは言うまでもない。
第1シーズンにあたる「シーズン・グリフォン」は日本時間10月11日から11月21日にかけて開催される。
ひとつ目の報酬ルートには新モード限定のプログレッシブ2Dスタイルが登場する。そのほかにも新登場の徽章、銘刻、ドッグタグの要素などが用意されている。入手するにはモードで戦闘を重ねて新たな「ランク」に到達するか、戦闘中に特定の条件を満たせばいい。
新登場のプログレッシブ2Dスタイル「グリフォン」は「ランク」が上昇するにつれて見た目が変わっていく限定仕様となっている。迷彩パターン、銘刻、そして徽章で構成され、Tier Xであれば原則としてどの車輌にも適用できる。
スタイルそのものを入手するには「オンスロート」モードで1回プレイするだけで構わない。さらに戦闘を重ねて「ランク」を上げると、見た目が変わるのはもちろん、同じスタイルを最大で4つまで受け取ることができる。
新たな「ランク」に到達すると、迷彩パターンが変化する。
徽章は5種類、銘刻は9種類のバリエーションが用意されており、「オンスロート」モードで特定の条件を達成するとアンロックされていく。「スーパー小隊」で15回勝利したり、通算25,000HPのダメージを与えるなどが達成条件の一例だ。こちらの徽章と銘刻は「オンスロート」モードの報酬2Dスタイルにしか適用できない。
「オンスロート」モードでの最初の戦闘を終えると以下3輌の車輌をレンタルできるようになる。
どのレンタル車輌も既存車輌と同じ性能を備えている。レンタルすればシーズンが終了する日本時間11月20日02:00まで使用することができ、レンタル期限の到来と同時にアカウントから削除される。
「アイアン」以上のランクに昇格すると、その度にモード限定のドッグタグの要素がアンロックされる。ランク「アイアン」に昇格すると彫刻「プレステージ・ポイント」、ランク「シルバー」に昇格すると彫刻「オンスロートでの勝ち星」がアンロックされるといった具合だ。
彫刻「プレステージ・ポイント」 |
彫刻「オンスロートでの勝ち星」 |
「上級ランク」入りを果たしたプレイヤーは、さらに限定の勲章とストライプを受け取ることができる。加えてランキング内での順位を1日維持する度に、ランク「チャンプ」のプレイヤーには25ボンズ、ランク「レジェンド」のプレイヤーには50ボンズが贈呈される。
勲章「オンスロート・チャンプ」 |
勲章「オンスロート・レジェンド」 |
IGNストライプ |
ふたつ目の報酬ルートには、ボンズ、クレジット、拡張パーツ、パーソナルリザーブ、消耗品といったお馴染みのアイテムやリソースが用意されている。こちらのルートでは既定数の勝ち星をあげるとステージが進み、対応する報酬を受け取れるようになっている。
「オンスロート」モードでは「バトルパス進捗ポイント」を取得することもできる。
戦闘中に車輌を操縦せずに放置したり、自車輌が大破する前に戦闘を離脱するのは、味方チームへの迷惑行為とみなされる。迷惑行為が確認された場合、該当したプレイヤーには制裁が科される。具体的には「レーティング・ポイント」が大幅に剥奪され、一定期間が経過するまでモードでプレイすることができなくなる。
主として以下の行為が制裁の対象となる。
迷惑行為に対する制裁が科された場合、戦闘に敗北するよりもずっと多くの「レーティング・ポイント」を失うことになる点にくれぐれも気を付けてほしい。制裁を科されたにもかかわらず迷惑行為を繰り返すと、二度と「オンスロート」モードでプレイできなくなる可能性もある。
新たなコンペティティブ・モードとしての「オンスロート」の概要は以上の通りだ。戦闘メカニズムやマップについて取り上げた前回の記事をまだ確認していない場合は、モードの正規実装に先駆けて目を通しておくのがいいだろう。
「オンスロート」モードの正規実装は10月11日を予定している。準備を怠るな。
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