2021年は数多くの車輌が登場した。チェコ車輌にはプレミアム重戦車と技術ツリー車輌が登場し、イタリア車輌では技術ツリーに重戦車が登場。春節には中国車輌のType 59が販売された。スウェーデン車輌には初のTier IXプレミアム車輌Strv Kが参戦した。ソ連車輌にはT-54 first prototypeやTS-5を、3Dスタイルと一緒に追加した。システム面では野戦改修の調整が加えられ、車輌に合ったアップグレードが可能になった。コラボも行われ、Hasbro社と提携してG.I. JOEのキャラクターであるCobraとDukeが戦場に加わった。バトルパス・シーズン3では車輌の見た目を変えれる新しい2D、3Dカスタマイズ要素が導入された。極めつけは新マップ「山間の港湾」の追加だ。
21年組をご覧あれ!
下の車輌は全て2021年に戦場デビューを果たした車輌たちだ。中には車輌は以前ゲームから削除されては復活を成し遂げた車輌もリスト入りしているぞ。
2021年車輌タイムライン
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 8月 | 9月 | 11月 | 12月 |
1月 | ||
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X Carro da Combattimento 45 t | 1月11日 |
Carro da Combattimentoはグローバルマップイベント「ルネサンス」の報酬車輌として登場した。改良型自動再装填システムを搭載したバランス型中戦車だ。装弾数は4発で、避弾経始に優れた装甲と、広い俯角を持つ。中近距離での支援運用を得意とする。 |
VII Carro d'assalto P.88 | 1月26日 | 1.11.1アップデートで追加された4輌のイタリア重戦車の一つ。Tier VII重戦車であるCarro d'assalto P.88は、中戦車と重戦車の中間のような車輌特性を持つ。イタリア重戦車の特徴である改良型自動再装填システムは搭載していないが、機動性、火力、装甲のバランスに優れ、どんな戦況にも対応しやすい万能車輌として活躍が期待できるだろう。 |
VIII Progetto CC55 mod. 54 | 1月26日 |
改良型自動再装填システムを搭載する最初のイタリア重戦車だ。高い瞬間火力と、隙の少ない立ち回りを両立している。機動性にも秀でており、敵部隊の側面強襲も可能だ。 |
IX Progetto C50 mod. 66 | 1月26日 | Progetto C50 mod. 66は、120mm口径の改良型自動再装填システムによる主砲を搭載した重戦車だ。機動性、瞬間火力、俯仰角のどれも申し分なく、避弾経始にも優れた装甲も備える。Tier X重戦車に引けを取らない、高い攻撃力を誇る。 |
X Rinoceronte | 1月26日 | イタリア語で「サイ」という意味を持つRinoceronteは、その名が示すように戦闘の為に作られた強力な重戦車と言えるだろう。これまでのイタリア重戦車とは違った車体形状をしており、搭乗員は3名となっている。優れた機動性と俯仰角を持ち、どんなエリアでも柔軟に立ち回れる特徴を持つ。127mm口径の主砲攻撃力は490HP、装甲の貫通力は268mmに達する。イベント「ホリデー作戦2022」で購入できる「大きなボックス」では、専用3Dスタイル「フォルトゥーナ」を手に入れることができるぞ。 |
2月 | ||
VIII 122 TM | 2月12日 | イベント「春節チャレンジ」の最終報酬として登場した中国Tier VIIIプレミアム中戦車だ。Tier VIII中戦車の中でも非常に強固な装甲を備えるだけでなく、攻撃性能も高い。通常弾の貫通力は233mmで、単発ダメージは400HPもの大火力を誇る。2021年の春節イベントでは車輌と共に専用3Dスタイル「特別ゲスト」も登場した。 |
3月 | ||
X WZ-111 Qilin | 3月5日 | ブラックマーケットで新車輌としてお披露目されたのが、中国Tier X重戦車WZ-111 Qilinだ。性能は通常技術ツリーの良版WZ-111 model 5Aと同じだが、独自のスタイルを纏っている。装着されるマズルブレーキは龍がモチーフとなっており、射撃後に激しく火を吹くエフェクトを持つ。 |
VII Aufklärungspanzer Panther | 3月6日 | アップデート9.9で、Spähpanzer SP I Cに置き換えられたドイツTier VIIプレミアム軽戦車Aufklärungspanzer Pantherが、ブラックマーケットでWoTに帰ってきた。 |
IX Kunze Panzer | 3月11日 | 「バトルパス・シーズンIV」では、2輌の新しい報酬車輌が販売された。ドイツTier IX中戦車Kunze Panzerは油気圧サスペンションを搭載し、柔軟な姿勢制御と火力支援が可能だ。 |
IX K-91-PT | 3月11日 |
Kunze Panzerと一緒に「バトルパス・シーズンIV」で登場したのが、戦闘室が車体後部に配置されたソ連Tier IX駆逐戦車K-91-PTだ。中戦車をも凌駕できるほど高い機動性と、優秀な火力を誇る。 |
VII Škoda T 45 | 3月17日 | 「ランク戦2020-2021: シーズン3」でチェコスロバキア初となる重戦車が実装された。Škoda T 45は、速い連射力と優れた装甲貫通力を持ち合わせ、強襲役として申し分ない性能を持っている。 |
4月 | ||
V Pz.Kpfw. IV Ausf. H Ankou | 4月26日 | 独自のスタイルを纏い、特別搭乗員とセットで登場したPz.Kpfw. IV Ausf. Hの別バージョンだ。7.5cm Kw.K 40 L/48砲を搭載しており、通常技術ツリーのPz.Kpfw. IV Ausf. Hとは性能が少しだけ異なる。特別搭乗員には魅力的な独自ボイスパックが収録されているのも特徴だ。 |
5月 | ||
VIII Kampfpanzer 07 RH | 5月21日 |
Kampfpanzer 07 RHは、チャレンジイベント「水晶チャレンジ」にて実装された車輌だ。Tier VIII中戦車トップクラスのDPMを備えるだけでなく、最高速度は65km/hに達し、軽戦車並に高い機動性を備える。また、ドイツ車輌としては珍しい揺動式砲塔を搭載していることも特徴だ。チャレンジイベントの第II賞「輝きを放つ水晶」を達成すると、特別3Dスタイル「Brunnenpanzer」も報酬として受け取れた。 |
8月 | ||
VII Vz. 44-1 | 8月10日 | アップデート1.14では4輌のチェコスロバキア重戦車が技術ツリーに追加された。Škoda T-25から枝分かれする最初の車輌がTier VII重戦車Vz. 44-1だ。運用方法は中戦車に近く、中・重戦車どちらの役割も十分果たせる。安定した機動性と攻撃力を持っており、重戦車ルート最初の車輌として最適な1輌だ。 |
VIII TNH 105/1000 | 8月10日 | Tier VIII重戦車TNH 105/1000は、チェコスロバキア重戦車ルートの特徴ともいえる、2発装填できる自動装填装置を備えた最初の車輌だ。単発装填型の砲も搭載でき、どちらを搭載するかはプレイスタイルによって使い分けると良いだろう。 |
IX TNH T Vz. 51 | 8月10日 | Tier IXに属するTNH T Vz. 51は、頑丈な装甲に加え最高速度50km/hに達する機動性を備えた重戦車だ。砲口径は122mmに向上しており、火力も強化されている。 |
X Vz. 55 | 8月10日 | 記念すべきチェコ重戦車のTier Xとしてゲームに登場したのがVz. 55だ。優秀な装甲を備えた重戦車で、砲口径は130mmに向上している。2発装填可能な自動装填装置と、単発式の2種類から主砲を選ぶことができる。火力と砲安定性の高さ、機動性の高さが魅力の重戦車だ。 |
VIII Škoda T 56 | 8月11日 | Škoda T 56は4輌のチェコ重戦車に続いて登場したTier VIIIプレミアム重戦車だ。2発装填できる自動装填装置を備えた130mm口径砲を搭載する。1発の火力は460HPに達し、920HPもの弾倉火力を誇る。Tier VIII屈指の高火力車輌と言えるだろう。 |
IV T-34 with L-11 | 8月12日 |
イベント「AUGUST HEAT」では『World of Tanks』11周年を記念して、T-34 with L-11が戦車長に配布された。T-34の歴史的モデルとして、緻密な研究を経てゲームに登場した。76mm L-11砲を搭載しており、T-34ファンにとっては堪らない戦車だ。 |
IX Strv K | 8月27日 | スウェーデンTier IXプレミアム重戦車Strv Kは、『World of Tanks』に初めて登場したTier IXプレミアム車輌だ。特別ゲストとしてこの重大イベントを一緒に祝福してくれたのは、これまたスウェーデン出身のメタルバンド、Sabatonだ。Strv Kは堅牢な装甲と優れた俯仰角、照準安定性を兼ね備え、汎用性のある重戦車だ。それまでTier X車輌のみ可能だった「ランダム戦でのボンズ取得」も可能となったプレミアム車輌だ。チャレンジイベント「戦いの権化」の報酬として無料で取得できた。車輌と一緒にゼロパーク「Band of Brothers」を習得済みのSabatonメンバーが搭乗員として登場したのも話題になった。イベントのチャプターIIミッションを達成すれば、特別3Dスタイル「戦いの権化」が受け取れた。 |
9月 | ||
X 114 SP2 | 9月6日 | ランク戦2021-2022では報酬車輌として新たに用意された114 SP2が注目を集めた。全周旋回砲塔を搭載し、砲安定性が非常に高い152mm口径砲を持っている。 |
VIII Charlemagne | 9月6日 | ランク戦2級部門に到達したプレイヤーが購入できる報酬車輌としてCharlemagneが登場した。単発火力とスピードを併せ持ったイギリスTier VIIIプレミアム重戦車だ。攻撃的なスタイルのプレイヤーにぴったりと言えるだろう。広い俯仰角を持っているので、どんな地形でも活躍が期待できる。 |
VIII ASTRON Rex 105 mm | 9月27日 |
2021年秋、天才科学者Max von Kriegerが、助手である若き俊英Ermelinda Jungと共に、テレポート機能を搭載したBlitzträger auf E 110を開発。チャレンジイベント「Return of the Waffenträger」がスタートした。本イベントの報酬車輌として登場のが、アメリカTier VIIIプレミアム中戦車ASTRON Rex 105 mmだ。小回りの効く機動性と、広い俯仰角、5発の砲弾が装填可能な自動装填装置を備える。 |
11月 | ||
VI VK 28.01 mit 10,5 cm L/28 | 11月25日 |
2017年5月にリリースされたアップデート9.18では、ドイツTier VI軽戦車VK 28.01がゲームから姿を消した。この車輌の復活を待ち望んだ4年以上のプレイ歴をもつ戦車長には、似た使用感を持つVK 28.01 mit 10.5 cm L/28を「然るべき報酬」として受け取ることができた。一発の高火力は健在だ。散布界の広さもな! |
VIII AltProto AMX 30 | 11月26日 | 2021年最後のマラソンイベント「ジェヴォーダンの怪物」の報酬車輌として登場したのがフランスTier VIIIプレミアム中戦車AltProto AMX 30だ。平均単発ダメージ300HP。通常弾の貫通力は232mmで、現在ゲーム内に実装されている全Tier VIII中戦車の中で第2位の数値となっている。APCR弾の貫通力はその上をいく263mm。イベントのチャプターIIを達成することで、専用3Dスタイル「Char de Chastel」も入手できた。 |
12月 | ||
III Convert. Medium Tank T3 | 12月9日 | 「ホリデー作戦2022」では全戦車長にアメリカTier III中戦車Convert. Medium Tank T3がプレゼントされた。発明家ジョン・W・クリスティーが手掛けた戦車として有名で、ソ連車輌T-34をはじめとする数々の車輌のベースとなったと言っても過言ではない。優れた主砲と機動力が特徴の車輌だ。 |
VIII Bofors Tornvagn | 12月9日 |
スウェーデンTier VIIIプレミアム重戦車Bofors Tornvagnは,、非常に特徴的な見た目をしている。砲塔が細長い直方体をしており、ハッチやキューポラなどの明確な弱点が存在せず、単発ダメージ400HPの120 mm砲を搭載している。さらに注目すべきが貫通力の高さだ。通常弾で248 mm、プレミアム弾では297 mmにも至る。単発火力と貫通力の両方で上位に君臨するパワフルな車輌は、イベント「ホリデー作戦2022」内で開封できる「大きなボックス」の報酬として登場する。 |
VIII Caliban | 12月9日 | 2発装填可能な単発850HPの自動再装填装置で、瞬間火力1,700HPのダメージを与えることができる152.4 mm砲を搭載したイギリスTier VIIIプレミアム重戦車Calibanは、『World of Tanks』屈指のロマン車輌と言っても過言ではない。単発850HPを誇るのは、通常弾のHE弾だ。貫通力は180 mmとなっている。連射速度は3.75秒と決して速くはないが、単発火力を考えれば充分すぎる値だ。射撃制度と照準はハッキリ言って劣悪。限られたチャンスを見逃さず、敵を一瞬でガレージ送りに…それがロマン車輌と言われる所以だ。 |
V KV-1 shielded | 12月9日 | こちらも「ホリデー作戦2022」で登場したプレミアム車輌だ。通常技術ツリーのKV-1と比べ、防御性能がアップしている。 |
VIII M-IV-Y | 12月9日 | 9月に公開された「開発者日記」では、アメリカの予備履帯メカニズムを備えたYoh戦車の性能を垣間見ることができた。それから3か月後、「ホリデー作戦2022」の「大きなボックス」で遂にYohシリーズ最初に実装されるアメリカTier VIIIプレミアム重戦車として、M-IV-Yが登場した。屈強な装甲を備えた砲塔に、単発ダメージ360HPの105 mm砲を搭載している。『World of Tanks』史上初となる予備履帯は、通常の履帯にあたる「主要履帯」を左右両方とも完全に切断されても、「予備履帯」を切断されない限り移動不能にはならない(機動性は低下する)。今後登場するであろう他のYoh車輌を使いこなすためにも、是非とも乗っておきたい車輌だ。 |
IV Matilda LVT | 12月9日 | 「ホリデー作戦2022」の「大きなボックス」に登場する車輌。75mm口径と最高速度24km/hに達する機動力が特徴のイギリスTier IVプレミアム中戦車だ。 |
V M4-85 | 12月9日 | ソ連Tier Vプレミアム中戦車M4-85はアメリカ製M4A2の車体にソ連T-34砲塔と85mm口径を備えた車輌だ。こちらも「ホリデー作戦2022」の「大きなボックス」に登場する。「ホリデー作戦2021」で登場したM4A1 FL 10を彷彿とさせるだろう。 |
II Pz.Kpfw. 35 R | 12月9日 | フランスのRenault R35にソ連のT-26砲塔を搭載したドイツTier IIプレミアム軽戦車だ。こちらも「ホリデー作戦2022」の「大きなボックス」で登場。 |
III Pz.Kpfw. M 15 | 12月9日 | Pz.Kpfw. 35 Rと同じくドイツで開発されたハイブリッド型車輌。イタリアのM15/42に分間1000ダメージ与えることができるPz.Kpfw. 38 (t)砲塔を備えたTier IIIプレミアム軽戦車だ。こちらも「ホリデー作戦2022」の「大きなボックス」で登場。 |
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