アップデート1.28.1公開テスト

パッチノート

第1回公開テストの変更点一覧

展開

戦車長の諸君!

アップデート1.28.1の公開テストを開始したぞ。テストでは、変更が加えられた一部のマップでプレイできるほか、バランス調整が実施される「T110E4」、「Object 268」、「Jagdpanzer E 100」(「Jagdtiger」まで)、「Ho-Ri 3」へと続く4つの駆逐戦車ルートに属する車輌をひと足に先に乗ってみることができる。特に注目していただきたいのが、新サブモード「ネオンダッシュ」だ。その他にも、新要素があるため、以下で紹介していこう。

公開テストに登場する新要素はどれも開発段階にある点にご留意いただきたい。テスト内で表示される数値や報酬、車輌の性能、その他の設定はあくまでも開発中のもので、正式リリースに伴い変更が加えられる可能性がある。

マップへの変更点

アップデート1.28.1でも、プレイ体験のさらなる向上を目指して、引き続きマップへの改善を進めていく。「エンスク」は高Tier車輌の戦闘に限り、マップサイズが拡大されるほか、「飛行場」には大規模な修正を加える予定だ。また、「パリ」と「鉱山」にも、中規模の変更と軽微な調整をそれぞれ加えている。

エンスク

「エンスク」と言えば、600 m × 600 mの小さなマップとして覚えている諸君も多いのではないだろう。他のマップとは一線を画す小さなサイズのマップでの戦闘は、独自の楽しさがあった。しかし一方で、特に高Tier車輌の戦闘においていくつかの問題を抱えていたことも事実と言える。例えば、戦闘開始直後にお互いの車輌が発見されてしまうことがある点、待ち伏せや快速車輌が輝く機会が限られてしまうといった点だ。

そこでこの度、最上位車輌がTier VIII以上の戦闘に限り、拡大版の「エンスク」を実装することとした。

従来の「エンスク」と区別するため、高Tier用の拡大版マップは「エンスク地域」と呼ぶ。拡大版マップでは、サイズが1,000 m × 1,000 mになっているほか、両チームの出撃ポイントがこれまでよりばらけるように調整されている。その他の概要は以下の通りだ。

  • 緑地エリアに新しいプレイ可能エリアを追加した。新エリアには、攻防の鍵を握る丘や、危険だが偵察ポジションとして強力な中州など、さまざまな要所が点在している。
  • マップ両翼間の移動がスムーズになるよう、中央部の駅周辺にある列車の数が減っている。
  • 重装甲の車輌の交戦エリアには、より多くの射撃ポジションが用意されているほか、交戦距離も長くなっている。
  • 両チームの出撃ポイントの後方に新しいエリアを追加した。これにより、陣地防衛や相手チームの裏を取る立ち回りを行なえるようになっている。

飛行場

「飛行場」には、マップ内のオブジェクトの配置から、ビジュアル・デザインに至るまで、大規模な変更を実施する。目立つ変更としては、十字軍時代に建てられた城跡が追加されているほか、海側にマップが100 m延長され、小さな半島エリアが追加されている。その他の概要は以下の通りだ。

  • 巨大な洞窟は重戦車の交戦エリアで、自走砲や駆逐戦車からは射線が通りにくくなっている。
  • 中央部の砂丘エリアには、俊敏な車輌が砲塔や側面装甲だけを出しながら駆け引きを行うことができるポジションが豊富に用意されている。
  • 両チームの狙撃ポジションにも変更が加えており、陣地の防衛や敵の進撃への妨害がこれまでより行いにくくなっている。
  • マップ中央部への変更のほかにも、快速車輌が利用できる新しいポジションやプレイ可能なエリアが豊富に追加されている。

パリ

平原エリアに変更を加え、どのタイプの車輌でも利用できるポジションを増やしている。また、マップ中央の「広場」エリアへ続く新しいルートを追加したほか、周辺の遮蔽物も増やしている。

鉱山

マップ南西部にあった島から、南チームの車輌が中央の丘に射線を通しにくくなるよう調整を加えた。一方で、北チーム側から水辺エリアに射線を通すことができる隙間を追加している。

車輌のバランス調整

戦闘統計の入念な分析に基づき、次のアップデートでも、一部の車輌および車輌ルートにバランス調整を実施する。調整の対象となっているのは、いつも通り、環境の恩恵を受けすぎている、または弊害を被りすぎていると判断された車輌だ。また、研究の必要があるモジュールの数を減らしているほか、モジュール研究のルートも効率化が図られている。バランス調整が加えられたルートに属する車輌では、初期モジュールの性能も強化する。

今回のバランス調整の対象は以下の4つの駆逐戦車ルートだ。

  • X T110E4 ルート(Tier VI~X): 旋回速度、主砲の安定性、照準速度、俊敏性を向上させた。
  • X Object 268 ルート(Tier II~X): 散布界を縮小し、照準速度と機動性を向上させたほか、Tier X車輌の最大俯角を拡大した。
  • Jagdpanzer E 100ルート( IX Jagdtiger までのTier IV~IX): 一部の車輌の散布界を縮小し、照準速度、機動性、俊敏性を向上させた(Tier Xは調整の対象外)
  • X Ho-Ri 3 ルート(Tier V~X): 散布界をやや拡大したほか、後退速度を低下させ、視認範囲も縮小した(Tier IXとXが対象なものの、車輌自体のプレイスタイルを変えるほどの変更ではない)

詳しい変更については、公開テストのパッチノートで確認できる。

「アミューズメント」の新サブモード「ネオンダッシュ」

「アミューズメント」の新たなサブモードとして「ネオンダッシュ」を実装する。新モードは、ネオンが輝く近未来的なコースを舞台にした障害物レースだ。プレイヤーは自身を含む30人で競争することになる。勝者はひとりだ。

「ネオンダッシュ」では、砲弾は「インパルス」と呼ばれる特殊な衝撃波に変換される。ダメージは発生しないものの、衝撃波に当たった他の車輌は、減速したり、吹き飛ばされてコースから落下したりするぞ。また、モード専用のアビリティーも登場する。「シールド」は自車輌を「インパルス」の衝撃から守ってくれる。「ダッシュ」の効果の説明は不要だろう。その他にも、マップにはチェックポイントが用意されている。車輌が大破した場合は、最後に通過したチェックポイントから何度でも「リスポーン」できるほか、緊急時にはチェックポイントに「テレポート」できるようになっている。

なお、「ネオンダッシュ」ではリソースは消費されず、取得もできない。一方で、独自の進捗システムが用意されており、専用ミッションを達成することで進められる。進捗システムはプレイ期間毎にリセットされ、再び挑戦できるようになる。

コース上で車輌が動けなくなった場合は、Jキーを押してください。最後のチェックポイントから再出撃します!

チームメイトへの評価システム

共に戦うチームメイトに評価を送ることができるシステムを実装する。勇敢な活躍や笑える瞬間、フェアプレイ精神など、さまざまな行為に対して「いいね」を送れるようになるというわけだ。また、戦闘中に「Tab」ボタンを押すと表示されるチーム構成画面では、与ダメージやアシストしたダメージ、または阻ダメージでチーム内TOPのチームメイトには、リアルタイムで専用のタグが表示されるようになる。活躍している味方を見つけやすくなっているので、小まめにチェックして「いいね」を送ってみてほしい。その他の新機能の概要は以下の通りだ。

  • 「いいね」は戦闘中に送ることができる。「いいね」を送るには、チームパネルでプレイヤーを選び、「Ctrl」キーを押した後に右クリックするだけで構わない。「Tab」キーを押すと表示されるチーム構成画面からも同様の操作を行うことができる。
  • 他のプレイヤーからの「いいね」が届くと、照準サークルの左下に通知が届く。その際、「Tab」キーを押すと「いいね」を送り返すことができる。この通知は、ゲーム内の設定でオフにすることも可能だ。
  • 受け取った「いいね」に関する概要は、戦闘結果画面で確認できる。

オンスロート

「オンスロート」モードが再び開幕するぞ。「マンティコア・イヤー」における3つ目にして最後のシーズンとなる「ジェイド・マンティコア」だ。次のシーズンの閉幕時に年間報酬を受け取ることができる。目玉報酬にあたる限定車輌「Stinger」の入手を目指す諸君にとっては、最後の追い込みをかけるシーズンだ。この車輌は、「T57 Heavy Tank」と性能は同じだが、外観が特別仕様になっている。前シーズンからの主な変更は以下の通りだ。

  • マップリストに「ステップ」と「山間の港湾」を追加した一方で、「飛行場」を削除した。
  • 鉱山」、「ツンドラ」、「ライヴオーク」に調整を実施した。
  • ロール・アビリティー「バウンティーハンター」と「クリーンショット」に上方修正を加えた一方で、「スライトオブハンド」、「セカンドウインド」と「リーコンフライト」に下方修正を加えた。

フロントライン

巨大なマップでの30対30の大規模な戦闘が楽しめる「フロントライン」も再び戻ってくる。今回も変則的な戦闘シナリオのルールが適用されているぞ。

公開テスト内では、チーム編成にかかる時間を削減するため、ボット車輌が登場する。

WoT Plus

「WoT Plus」の特典のひとつ「拡張パーツ選択アシスト」に変更が加わり、今後は搭乗員パークに関するおススメも表示されるようになる。そのため、機能の名称にも変更が加えられる予定だ。

  • 公開テストの参加方法
  • 初めてテストに参加する場合は?

公開テストに参加するには、Wargaming.net Game Center(WGC)最新の公開テスト用クライアント、そして参加登録の締切日(以下を参照)以前に作成されたWargaming.netアカウントが必要となる。

参加条件

日本時間3月18日07:00までにアカウントを作成しているプレイヤーであれば誰でも公開テストに参加できるようになっている。

テスト用のクライアントのダウンロードとインストールの手順

テスト用クライアントのインストーラーをダウンロード

  • テスト用クライアントのインストーラーを実行する。
  • 普段『World of Tanks』のファイルを保存しているファイルとは別のインストール用フォルダーを選択する。
  • WGC上部のドロップダウンメニューから新しくインストールされたテストクライアントを選択する。
  • これでテストに参加できる。フィードバックも忘れずにお送りいただきたい。

WGCについての詳しい情報はWargaming.net Game Centerガイドで確認してくれたまえ。

テストへの参加が初めての場合は、公開テスト、サンドボックステスト、そしてスーパーテストに関する詳細ガイドもぜひチェックしておくと良いだろう。

テストガイド

公開テストに参加して、新機能を一足先に体験してくれたまえ!

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