公開テストで新モード「Art of Strategy」を先行体験せよ!

戦車長の諸君!アップデート1.16.1の第1回公開テストを間もなく実施するぞ!最大の注目は新モード「Art of Strategy」だ!

7輌のAI車輌を指揮する1名の「指令官」が、7名の「戦車兵」として対決する斬新な非対称モードだ。公開テストで一足早く体験してぜひフィードバックを寄せてもらいたい。本記事ではモードの詳細を紹介しよう。

「Art of Strategy」は高度なハードウェア・パフォーマンスを要するモードだ。また、公開テストの最初の数日は「司令官」として出撃するプレイヤーが少ないため「戦車兵」の戦闘待機時間が通常よりも長くなることが予想される。ご了承いただきたい。

公開テストでは主にイベントのメカニズムに焦点を当てている。テスト中に獲得したクレジットやアイテム、報酬などは暫定的なもので、後ほど調整される。また、イベントの一部機能はまだ利用でいない状態となっている。

今までの「World of Tanks」になかった全く新しいモード「Art of Strategy」のゲームプレイに注目してほしい。正式リリースまでには報酬を含めた詳しい内容をお伝えする。乞うご期待あれ!

モードへの移動方法

専用3Dアイコンをクリックすると「Art of Strategy」モードのメイン画面へ移動することができる。

戦略の立て方

「Art of Strategy」はTierX車輌限定の特殊モードで、2種類の戦闘形式が用意されている。

  • 1対7形式: 7輌のAI車輌を指揮する1名の「司令官」と、7名の戦車兵が対決する。昨年のサンドボックス・テストに参加したプレイヤーならば覚えているだろう。「司令官」としてプレイする場合は6種類の防衛設備から3種類を選んで配置することができる。サンドボックス・テストの時よりも配置できる設備の数が倍になっている。詳しくは「防衛設備」のセクションで確認してほしい。
  • 1対1形式: 2名のプレイヤーがそれぞれ「司令官」となって同じ条件のもと対決する。戦闘開始前には両者とも特定の箇所に3種類の防衛設備を配置することができる。

公開テストの初日は例外的に1対1形式でしかプレイできない。裏を返せば初日からテストに参加すれば「司令官」としての操作のいろはをいち早く学べるということだ。様々な設備、車輌、戦術の組み合わせを試しておけば、1対7形式でも戦闘を有利に進めることができるだろう。

「司令官」としてプレイするには、原則としてまず「戦車兵」として戦闘を行い、既定数の「インテル」または「オーダー」を集める必要がある。「インテル」と「オーダー」はどちらも戦闘結果に応じて「戦車兵」が取得できるモード専用トークンだと考えてくれればいい。

  • 「司令官」として1対7形式の戦闘に出撃する条件: 「インテル」100枚
  • 「司令官」として1対1形式の戦闘に出撃する条件:「オーダー」100枚

イベントの初日には一定のダメージを与えることで達成できる特別ミッションがアンロックされる。ミッションを達成すれば初日以降も「司令官」としてプレイする上で必要となる「オーダー」を入手できるぞ。
また、戦闘待機中の「司令官」の数が足りず、戦闘待機時間があまりにも長くなった場合には、例外的に「インテル」や「オーダー」がなくても「司令官」としてプレイできる場合がある。

基本ルール

  • 戦闘時間: 15分
  • 戦闘は以下のマップで行われる。

1対7形式

  • 飛行場
  • ゴーストタウン
  • ジークフリート線
  • マンネルハイム線
  • 修道院

1対1形式

  • 飛行場
  • ジークフリート線
  • パリ
  • 鉱山

「司令官」は7輌のTier X車輌を指揮して戦う。どの車輌にもAIが搭載されているため指示を出さずとも自動で戦闘を行ってくれる。だが確実に勝利を収めるには、攻撃、退却、陣地占領など戦局に応じた適確な命令を下す必要がある。AIに移動ルートや射撃ポジションを指示する上で「司令官」はカメラを自由に動かしマップ上の好きな地点を表示することができる。

「司令官」は一定数の防衛設備を配置することもできる。ただし、これらは直接操作することができず、配置された箇所で自動的に作動する。

「司令官」には戦闘開始前に60秒間の猶予が与えられる。この時間内に車輌や防衛設備を配置することができる。時間が足りない場合や配置箇所に自信がない場合のために自動配置機能も用意されている。

「司令官」は必要に応じて各車輌を自ら直接操縦することもできる。

「司令官」としてプレイするか「戦車兵」としてプレイするかを問わず、戦闘では勝敗とパフォーマンスに応じてクレジットが手に入る。

今回の公開テストにおけるクレジット収支の計算アルゴリズムは最終決定版ではない。テストの結果を踏まえてさらなる調整を加える予定となっている。

各チームの勝利条件

勝利条件は陣営によって異なる。

  • 戦車兵: 制限時間(15分)以内に「司令官」が指揮する車輌を殲滅するか敵陣地を占領する。防衛設備は必ずしも破壊しなくて構わない。
  • 司令官: 全「戦車兵」を殲滅するか敵陣地を占領する。

どちらの陣営でプレイする場合でも、陣地占領には必ず1分を要する。占領を行う車輌数には左右されない
  • 両陣営とも制限時間内に勝利条件を達成できなかった場合は引き分けとなる。

部隊編成

「司令官」は専用ガレージで戦力を編成できる。合計7つの車輌用スロットが用意されている。以下の例外を除くほぼ全てのTier X車輌をセットできるようになっている。

「司令官」が指揮する車輌には職能レベル100%の搭乗員、拡張パーツ、そして消耗品が用意される。ガレージに該当する車輌を所有しているか、あるいはどのような構成にしているかには左右されない。

どのスロットにもセットできる車輌タイプに制限が設けられている点には注意が必要だ。同じ車輌を重複して選択することもできない。様々な組み合わせを試してみてほしい。自分のプレイスタイルに合った組み合わせがあるはずだ。

準備が完了したらあとは「戦闘開始!」ボタンをクリックして出撃するだけだ。

「戦車兵」として戦闘に参加するには、ガレージでTier X車輌を選択する必要がある。車輌が修理されていなかったり、搭乗員や砲弾の準備が整っていない場合は出撃できない。装輪車輌や「グローバルマップ」または「パーソナルミッション」の報酬車輌は使用できない点に注意してほしい。

戦車兵としてのプレイ

「戦車兵」は、戦闘開始前のカウントダウンの間に味方の編成を考慮しながらチームとしての作戦や役割を決めることができる。チームとして連携することが勝利のカギだ。単独で「司令官」の防衛線を突破して勝利を得ようとするのは現実的ではない。

「司令官」が配置する防衛設備にも警戒が必要だ。例えば「監視塔」は発見するのが難しく、一方的にこちらの位置を把握されかねない。また、数的優位を築いたと思っても安易に踏み込めば「火炎放射器」や「多連装ロケット砲」などの設備が控えていたために手痛い反撃を喰らってしまった、ということもあるだろう。

戦闘を終えると「インテル」と「オーダー」を取得できる。具体的な量は取得基本EXPに基づいて決定される。

司令官としてのプレイ

「司令官」が指揮する7輌にはAIが搭載されている。AIを操る上での基本となるのは「行動パターン」の選択だ。以下の3種類が用意されている。

  • 迎撃(デフォルト)
  • 索敵
  • 確保

特定の範囲内に位置する遮蔽物に身を隠しながら射撃を行い、攻撃してくる敵からエリアを防衛する。

茂みや遮蔽物に身を隠しながら偵察を行う。できるだけ発見されないように立ち回り、発見された場合にはすかさず退却して射線を切る。射線を切る手段が存在しない場合には敵と交戦する。

特定の地点に留まり、必要に応じて敵と交戦する。攻撃の指示が下されない限りその地点を離れることはない。

  • https://sg-wotp.wgcdn.co/dcont/fb/image/adapt.png
  • https://sg-wotp.wgcdn.co/dcont/fb/image/recon_7oPjDH9.png
  • https://sg-wotp.wgcdn.co/dcont/fb/image/hold.png

「Badger」や「K-91」のような全周旋回砲塔を搭載していない車輌の場合は「司令官」が指示した向きから左右90°の範囲で車体を旋回させ敵を攻撃する。

「行動パターン」は戦闘中はもちろん戦闘開始前のカウントダウン中にも設定できる。

3種類の大まかな「行動パターン」の選択に加えて、「司令官」は攻撃、退却、陣地の防衛など、より具体的なコマンドを出すこともできる。選べるコマンドの種類は以下の7つだ。

  • 攻撃
  • 接近戦
  • 移動
  • 突撃
  • 後退
  • 占領
  • 防衛

特定の目標に可能な限り攻撃を行わせる。

特定の目標に可能な限り接近し、目標が大破するかコマンドがキャンセルされるまで側面や背面を取るように立ち回りながら近距離での撃ち合いを挑ませる。

特定の地点に移動させる。移動中に攻撃を仕掛けられる敵に遭遇した場合には移動を停止して攻撃を仕掛け、目標地点に到達すると指定された「行動パターン」に沿って立ち回る。

途中の敵を無視して特定の地点まで移動させる。目標地点に到達すると指定された「行動パターン」に沿って立ち回る。

敵に前面装甲を向けた状態で特定の地点まで最短距離で撤退させる。目標地点に到達すると指定された「行動パターン」に沿って立ち回る。

「移動」コマンドの派生のひとつで、敵陣地内に留まり占領を行わせる。

「移動」コマンドの派生のひとつで、味方陣地まで移動して敵の占領を妨げさせる。

  • https://sg-wotp.wgcdn.co/dcont/fb/image/attack.png
  • https://sg-wotp.wgcdn.co/dcont/fb/image/charge.png
  • https://sg-wotp.wgcdn.co/dcont/fb/image/movement.png
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  • https://sg-wotp.wgcdn.co/dcont/fb/image/withdraw.png
  • https://sg-wotp.wgcdn.co/dcont/fb/image/capturing_the_base.png
  • https://sg-wotp.wgcdn.co/dcont/fb/image/base_defense.png

「司令官」は連続した一連のコマンドを発することもできる。「Shift」ボタンを押しながら複数のコマンドをキューに追加するのがその方法だ。対象車輌は「キュー」に追加された順番に従ってコマンドを遂行する。

「司令官」が指揮する車輌にはそれぞれ番号が割り振られる。対応した数字キーを押せばコマンドを与える車輌を素早く切り替えることができる。そのほかにも、特定の範囲をマウスで指定して範囲内の複数の車輌に同時にコマンドを発することもできるようになっている。

司令官による車輌の直接操縦

勝敗を決しうる重要な局面や確実に仕留めたい敵車輌がいるような場合には、「司令官」自ら車輌を直接操縦することもできる。AIに頼るばかりではなく自らの腕前で戦局を覆すこともできるというわけだ。

直接操縦を行うには車輌を選択して「Q」キーを押すだけでいい。

防衛設備

「司令官」の戦力にはAI車輌だけでなく複数の「防衛設備」も含まれる。「防衛設備」は車輌と違って指示を与えたり自ら操作することはできないが、戦闘開始前のカウントダウン中に特定の箇所に配置し活用することができる。種類は以下の通りだ。

インタラクティブ画像 — マウスカーソルをかざすと本モードに登場する独自要素の詳細を確認できます。

対戦車砲
発射速度と射撃精度がともに高い。発見するのは容易ではない。重装甲の相手でなければ遠距離からでも効率的にダメージを与えることができる。ただし被弾への耐性は無いに等しい。
平均ダメージ
300 HP
平均貫通力
270 mm
装填時間
5
100 mでの散布界
0.15 m
耐久性
100 HP
視認範囲
270 m
火炎放射器
火炎放射器を搭載した砲台。接近してきた敵のモジュールを破壊しつつ大ダメージを与えることができる。敵の装甲には左右されない。
平均ダメージ
50 HP
燃焼時間
1
連射上限
30
装填時間
7
耐久性
2,000 HP
装甲
最大 1,000 mm
視認範囲
250 m
要塞砲
アルジェ級防護巡洋艦の主砲を搭載した砲台。遠距離からでも大ダメージを与えることができる。ただし視認範囲は広いとは言えず、また敵に発見されやすい。
平均ダメージ
1,000 HP
平均貫通力
66 mm
装填時間
18
耐久性
3,000 HP
視認範囲
350 m
機関砲
機関砲を搭載した砲台。軽装甲の車輌が相手ならば連射により大ダメージを与えることができる。
平均ダメージ
40 HP
平均貫通力
160 mm
弾倉の交換時間
7
連射間隔
0.25
弾倉装弾数
30
装甲
最大 700 mm
100 mでの散布界
0.4 m
耐久性
2,000 HP
視認範囲
250 m
多連装ロケット砲
複数の砲弾を敵に向けて連続して発射する兵器。非常に離れた距離から複数の敵車輌にダメージを与えることができる。
平均ダメージ
600 HP
平均貫通力
49 mm
完全装填時間
45
連射間隔
0.67
連射上限
6
100 mでの散布界
0.7 m
耐久性
100 HP
視認範囲
200 m
監視塔
要所に接近してくる敵を発見するための監視塔。視認範囲が広いだけでなく隠蔽率も高く発見されにくい。
耐久性
100 HP
視認範囲
450 m

インタラクティブ画像 — 戦闘出撃前に戦略やプレイスタイルに基づいて車輌と3種類の「防衛設備」」を選択する必要があります。

 

1対7形式でプレイする場合は6種類の「防衛設備」から3種類を選んで特定の箇所に配置することができる。「司令官」同士の1対1形式でプレイする場合も3種類の「防衛設備」を選択することができるが、実際に配置できる個数がわずかに減ることになる。

リーダーボード

「Art of Strategy」には、複数のリーダーボードが用意されている。1対1形式での「司令官」用リーダーボード、1対7形式での「司令官」用リーダーボード、そして1対7形式での「戦車兵」用リーダーボードの3種類だ。リーダーボードにランクインするにはまず対応する形式で既定数の戦闘を行う必要がある。

戦闘を行うと結果に応じてポイントが取得でき、ポイント数に基づいて順位が変動する。つまり、良い結果を残せばリーダーボードでの順位が上がることになる。腕に自信があるプレイヤーはぜひ上位を目指してほしい。

  • 公開テストの仕組み
  • テストクライアント
公開テストの仕組み

テストへのご参加は初めてですか?公開テストの簡単なガイドをご用意いたしました。

参加資格: 参加登録は3月14日に締め切られています。日本時間2022年3月13日05:59以前にアカウント作成を行っているプレイヤーであれば、どなたでもご参加いただけます。

フィードバック: 公開テストに関するバグ報告やフィードバックは公式Discordからお寄せください。

テストクライアント

Wargaming.net Game Centerを使用して公開テストに参加するには、こちらのリンクにアクセスしてください。

  • Wargaming.net Game Centerが必要なデータをダウンロードします。
  • インストールが完了したらプレイするだけです。

WARGAMING.net GAME CENTERの詳細

公開テストに参加してぜひフィードバックを寄せてくれたまえ!

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