連載第14回となる今回は、過去の戦闘を振り返って見ることができるリプレイファイルの使い方や、活用方法をご紹介していきたいと思います!
リプレイファイルはWorld of Tanksのクライアントを使用して、過去の戦闘を再生することができます。動画とは違いその時の戦闘のデータをクライアントで再生するので自由に視点を動かしたり、一時停止や巻き戻し、早送りやスロー再生といったことが行なえます。 何度も再生ができるので、予想していなかった位置から撃たれてやられてしまった場合などに、自分がどこからどのように攻撃されたのかなどを確認できたりと、使い方次第で非常に便利な機能です。
リプレイファイルは特に設定を変更していない場合は、自動的に最新の一回分の戦闘のリプレイのみが保存されるようになっています。まず、自分の設定がどうなっているかゲーム内のオプション画面で確認してみましょう。 オプション画面の一般項目にある「戦闘リプレイ保存の有効化」の項目を確認します。 ドロップダウンリストからリプレイファイルの保存に関して設定の変更ができます。
リプレイファイルはWorld of Tanks をインストールしたフォルダの中に保存されます。 下記はCドライブにゲームをインストールしている場合の例です。
リプレイファイルを保存する設定にしている場合、上記の保存先フォルダ内にWorld of Tanks Battle Replay (.wotreplay)ファイルが保存されます。なお、リプレイファイルを保存する設定をしていない場合「replays」フォルダは作成されません。
「replays」フォルダ内に保存されたリプレイファイルを見ると、「20161213_1636_usa-A11_T29_04_himmelsdorf.wotreplay」といった感じで、「戦闘を行った日_時間_車輌名_マップ名.wotreplay」という形式でファイル名が付けられており、そのファイル名を見れば大体どの戦闘のリプレイなのかわかるようになっています。
保存されたリプレイファイル(.wotreplay)をWorld of Tanksのexeファイル「WorldOfTanks.exe」にドラッグ&ドロップするか、リプレイファイルをダブルクリックすると表示される「ファイル開くアプリケーションの選択」画面から「WorldOfTanks.exe」を選択することでリプレイファイルが再生されます。
正しく再生された場合はWorld of Tanksのクライアントが立ち上がり、マップのロード画面が表示されます。なおWorld of Tanksを起動中はリプレイファイルの再生はできません。リプレイを再生したい場合は、一旦ゲームを終了した状態で上記の手順を行ってください。
リプレイファイルはWorld of Tanksのゲームデータを利用して戦闘を再現している仕組み上、ゲームのアップデートによりバージョンが変更された場合は古いリプレイファイルが再生できなくなります。 活躍してずっと残しておきたいシーンなどがある場合は、外部のキャプチャソフトなどを利用して動画にして保存しておくことをオススメします!
リプレイファイルを再生中に使える各種操作方法をご紹介します!
自分が撃破された瞬間を改めて見てみると、色んな新しい発見があるかも?なぜ撃破されてしまったのか知ることも上達への第一歩です。
家と家の狭い隙間、列車と線路の間、自走砲の射線など、戦闘中は思いもよらないところから撃たれて撃破されてしまった!なんてことも。何が原因で撃破されたのかわからなかった場合は、リプレイを見返して原因を確認してみましょう。
いくら正面の装甲が厚くても、キューポラなどの一部の装甲が薄い箇所を撃ち抜かれている場合も…?どこを撃たれて撃破されたのか把握しておけば次の戦闘の際はその弱点箇所を意識しながら戦闘することができます。
敵と対峙している時は、中々ミニマップまで気が行かないことも。 目の前の敵を無理してでも倒すべきだったか、それとも味方の援護が得られる場所まで引いた方が良いシチュエーションだったか、よく見てみましょう!
World of Tanksのトッププレイヤーも必ずと言っていいほど戦闘の反省にはリプレイを使用しているそうです。敵を知るにはまず己から。自分自身のプレイを改めて見直してみることも重要です!
時には自分のプレイだけでなく、他のプレイヤーのプレイを見てみることで、新たなテクニックを発見できることがあります。 もし色んな方のリプレイを見てみたい場合は、World of Tanks replays というサイトに世界中のWorld of Tanks プレイヤーがリプレイを投稿しています。中には1人で13両の戦車を撃破しているスーパープレイのリプレイなど様々なリプレイが投稿されています。自分が使いたい戦車を上手く使いこなしている方のリプレイや、自分が苦手だと感じているマップで活躍している方のリプレイを探して、それを見て研究してみるのも良いですね♪
なかなか戦闘中は集中していてスクリーンショットを撮ったりする余裕はないかもしれませんが、自由に早送りや一時停止したり視点を動かせるリプレイなら、スクリーンショットや動画を取る用途にも最適です!
スクリーンショットはゲーム中に Print Screenキー を押せばいつでも撮影がすることができ、Cドライブにゲームをインストールしている場合、下記の場所にある「screenshots」フォルダに保存されます。
第12回 『チーム・トレーニングの遊び方』 で少しご紹介しましたが、オブザーバーに切り替えた状態で行った戦闘は、リプレイでもカメラを自由に操作することが可能です。 カッコ良いスクリーンショットや動画を取りたい場合は、「チーム・トレーニング」と「オブザーバー」、そして「リプレイ」を使えばバッチリですよ♪
リプレイを使えば簡単にスロー再生や一時停止が行えるので、こんな感じに発砲炎を捉えたカッコ良いスクリーンショットを手軽に撮影できます!オブザーバーのフリーカメラを使えば色々と自由にアングルを変えたり出来るので、少し凝った動画やスクリーンショットを取りたい時はオブザーバーと組み合わせてみましょう!
オプション設定のグラフィック項目内にある「カラーフィルター」を変更すると、画面がセピア調になったりと加工ができます。
スクリーンショットや動画を撮影する際に「カラーフィルター」を変更すれば色々アレンジもできたりします。
今回は戦闘を振り返って確認することができるリプレイ機能についてご紹介させていただきました。戦闘を繰り返し行うことも良いですが、たまには自分のプレイを振り返ってみて、どこが良かったのか、悪かったのか分析してみるのも重要です。 また上手い人のプレイを研究し、真似してみるのも上達への近道だと思います!
その他にも、リプレイを上手く使えばカッコ良い動画やスクリーンショットを撮ったりすることもできます。
いろいろな使い方ができるリプレイファイルを活用してみましょう!
2016年のヴィクトリヤ日記は今回が最後の更新です。次回は2017年の1月6日(金)の更新予定となります。
皆さん、良い年末をお過ごしください♪
また来年お会いしましょう!
(コラム記事: ヴィクトリヤ 挿絵イラスト: しばふ)
連載コラム「ヴィクトリヤ日記」は毎週金曜日に公開予定です。 次回は1月6日更新予定となります。お楽しみに!(漫画: kirusu)
前回のルノーFT特製壁紙のご好評にお応えして壁紙プレゼント企画第二弾!今回もヴィクトリヤ日記の4コマ漫画を担当しているkirusu先生描きおろしのヴィクトリヤ日記オリジナルスマートフォン用壁紙(750×1334px)を3種類ご用意いたしました。ご自身がお使いの携帯の待ち受け画面を可愛らしくドレスアップしてみましょう!
壁紙1 「World of Tanks」 | 壁紙2 「HEEEEEELP!!」 | 壁紙3 「ヴィクトリヤ」 |
画像をクリックすると壁紙が表示されます。
ヴィクトリヤ Wargaming.netの新人社員。Communityチーム所属。ベラルーシ出身。 |
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ラビ様 ヴィクトリヤが入社したWargaming.net のとあるオフィスの社長(代理)。 |
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ミズキ ヴィクトリヤの先輩社員。Community チーム所属 |
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クルイロ Wargaming.net の社員。Quality Assurance チーム所属。 |
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ツノダ Wargaming.net の社員。Community チーム所属。 |
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