「拠点戦」モードの戦闘リザーブの刷新

戦車長の諸君!

アップデート1.17では拠点戦モードの戦闘リザーブが刷新される。具体的には、「砲兵射撃」の効果に大幅な変更が加えられ、「空爆」が新たな強化用リザーブ「インスパイア(※名称変更の可能性あり」に置き換えられる。以下で詳しく説明しよう。

目次

    「砲兵射撃」の刷新

    「拠点戦」モードでは、これまで「砲兵射撃」と「空爆」という2種類の戦闘リザーブを使用することができたが、与えられるダメージのタイプや発動時の動作に多少の違いはあるものの効果が非常に似ているなど、改善の余地が多く存在した。

    まずは「砲兵射撃」から始めよう。「砲兵射撃」は、味方陣地方面から約50°の射角で複数の自走砲によるHE弾の斉射を行う戦闘リザーブだ。従来のメカニズムでは、HE弾が貫通するかどうかや、どの程度のダメージを誘発するかといった計算が砲弾毎に個別に行われていた。そのため、複数の車輌に大ダメージを与えられることもあれば、ほとんどダメージを与えられない場合もあるなど、実際の効果を予想するのが難しかった。

    そこでアップデート1.17では、プレイヤーの諸君らがその効果をより理解しやすいような形に変更を加える。具体的には、両チームが砲弾の着弾予測範囲を視認できるようにするほか、発生するダメージを一定量に固定する。敵味方を問わず着弾範囲内の全車輌にダメージが発生する点には注意が必要だ。

    なお、着弾範囲とダメージ量は、戦闘に参加している車輌のTier(Tier VI、VIII、またはX)だけでなく、戦闘リザーブのレベルによっても変化するぞ。

    「空爆」の削除と「インスパイア」の追加

    一方、「空爆」は削除し、新戦闘リザーブ「インスパイア」に置き換える。この変更に伴い、「拠点戦」モードの「 攻撃機中隊」も「補給部隊(※名称変更の可能性あり)」に置き換える。

    「インスパイア」は、「フロントライン」モードに登場する同名のリザーブと似て、発動すると自車輌および効果範囲内の全味方車輌の搭乗員の能力を向上させてくれる「強化」用リザーブだ。

    その効果と持続時間は、発動した車輌との距離に関係なく範囲内の車輌に等しく適用されるぞ。ただし「インスパイア」を発動した車輌が大破するとリザーブの効果も終了する。

    リザーブの準備

    以上の変更が実装されると、戦闘では「砲兵射撃」と「インスパイア」、両方のリザーブを使用できるようになる。分遣隊の指揮官はそれぞれの発動権限を他のプレイヤーに移譲することもできる。「砲兵射撃」を担当するプレイヤーは「砲兵」、「インスパイア」を担当するプレイヤーは「インスパイアラー(※名称変更の可能性あり)」と呼ばれることとなる。

    工業資源の取得

    これまでのメカニズムでは、戦闘中に「戦闘リザーブ」を使用したかどうかによってその戦闘で取得できる「工業資源」の量が変動していた。アップデート1.17でもこの仕様に変更はないものの、戦闘中に使用できる「戦闘リザーブ」が2種類に増えるのに伴い、今までと同量のボーナスを受け取るには「砲兵射撃」と「インスパイア」の両方を使用する必要が生じる点には注意してほしい。

    建造物とリザーブの変換

    • アップデート1.17では、「攻撃機中隊」の建造物がレベルはそのままに「補給部隊」に置き換えられる。
    • 準備が完了している未使用の戦闘リザーブは準備に消費した「工業資源」と同量の工業資源に再変換される。

    「戦闘リザーブ」の刷新により、戦術の幅がさらに広がった「拠点戦」モードをぜひプレイしてほしい。では武運を祈る!

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