[タンクガイド] LT-432

ソ連Tier VIIIプレミアム軽戦車である本車輌のプレイスタイルは、他のソ連高Tier軽戦車ととてもよく似ています。ただ VIII LT-432 には、他の軽戦車にはない独特の特徴があるんです。それでは詳しく見てみましょう！

特徴

装甲
軽戦車は紙装甲という概念が定着し過ぎていて、もはや軽戦車の装甲について語ることは少なくなりました。しかし「LT-432」には軽戦車としては非常に頑丈な装甲があります。同Tier帯の中戦車並みの装甲と言っても過言ではありません。車体と砲塔の装甲は比較的頑丈です。さらに良好な傾斜がついているため、それた射撃ならば跳弾できることもあります。

機動性
優秀な加速力と最高速度を持っており、軽戦車らしい走破性と機動性です。

攻撃性能
「LT-432」の主砲は85ミリ砲です。この砲のDPMは低めですが、その短所を補えるだけの優れた射撃速度、射撃精度と照準時間を備えています。また、標準砲弾にAPCR弾を、特殊砲弾にAP弾を搭載していることも特徴です。標準弾の弾速が優秀なので、移動中の敵車輌や狙撃も行いやすくなっています。照準拡散が非常に少なく、とっさの射撃でも比較的命中させやすいこともポイントです。

隠蔽率と視認範囲
それでは、軽戦車としての肝となる性能を詳しくみていきましょう。Tier VIII帯の軽戦車としては平凡な視認範囲です。決して悪いというわけではありませんが、他にも視認範囲が優れた軽戦車が多くいるので、いまいちパッとしません。本車輌の最大の長所は、抜群に高い隠蔽率です。低い車高と相まって、本車輌を発見するのは至難の業でしょう。平凡な視認範囲と抜群の隠蔽率、さらにこれらの長所を活かすならば、積極的偵察車輌がうってつけです。

本車輌は軽戦車と中戦車の「ハイブリッド」的な立ち回り方ができる能力を備えています。開始直後は敵戦力分布の把握に努めて中盤以降は攻撃的な運用を行ったりなどを容易に行えます。軽戦車だからといって、発見・観測の役回りのみに縛られることはありません。偵察を行うか、遊撃や側面支援を行うかの切り替えを明確に行いましょう。
また、軽戦車だからと言って被弾＝被ダメージと諦めずに、攻撃時には可能な限り豚めし（サイドスクレーピング）などの防御姿勢を心がけましょう。相手戦車の砲口径が中戦車レベルならば、本車輌は跳弾できるだけの装甲を備えています。

ストロングポイント:

隠蔽率が非常に高い
軽戦車としては優秀な装甲
優れた最高速度と機動性
照準拡散が非常に少ない
標準弾の弾速が速い

ウィークポイント:

モジュールが破壊されやすい
DPMが低い
搭乗員育成用車輌としては向かない：合致するのはTierXのT-100LTだけ

搭乗員スキル

車長
砲手
操縦手

T-100 LTと同じように、本車輌の搭乗員は3名です。「カモフラージュ」は最優先で習得して、抜群の隠蔽率をさらに強化しましょう。その次は「速射」と「スムーズな運転」で、移動中の敵車輌への命中率を上げましょう。「戦友」も車輌の特性を向上させる効果があるのでお勧めです。こちらはあくまで一例で、記事上部の動画内では違ったセッティングも紹介されています。あなたのスタイルに合ったセットアップを見つけましょう。