アップデート1.20.1

アップデート1.20.1がついに実装されるぞ!内容は実に盛りだくさんだ。最大の注目はなんといっても日本技術ツリーに新たに追加される駆逐戦車ルートだろう。だがそれだけではないぞ。搭乗員パークのシステムに改良が加えられ、「オンスロート」モードでは待望の新シーズン「クリムゾン・グリフォン」が開幕する。プレイをさらに快適にする月額制の新たなサブスクリプション型サービス「WoT Plus」も忘れてはいけない。5月も後半に入れば「先行偵察ミッション」モードも再び登場する。時間の経過に伴いマップそのものが変わる新メカニズム候補「ランダムイベント」と「ダイナミックカバー」には要注目だ。さらに「バトルパス」には「コレクション・ギャラリー」の機能が追加され、ガレージ画面では新たなスロットをクレジットで購入できるようにもなっている。大ボリュームがゆえに見落としには注意が必要だ。本記事で概要を確認してくれたまえ!

【先行偵察ミッション】ランダムイベントとダイナミックカバー

誰にでも分かる派手さや斬新さという意味では、「ランダムイベント」や「ダイナミックカバー」に勝る新コンテンツもそうないだろう。5月後半に期間限定で実装される「先行偵察ミッション」モードの中核をなす新メカニズム候補だ。
「先行偵察ミッション」モードにおけるテストは「山間の港湾」、「ルインベルク」、「プロホロフカ」、そして「ヒメルズドルフ」の4種類のマップで行われる。マップそのものには馴染みが深くても、これまでとは全く異なる戦闘を体験できるはずだ。
ランダムイベント」は、まさにその名の通り、戦闘中に特定の箇所でランダムに発生する事件、と説明することができる。地形、建造物、植相などを大きく変えてしまうため、戦闘そのものを動かすだけの可能性を秘めている。「ダイナミックカバー」は、端的に言えば、動かせるオブジェクトだ。弱点を隠したり、進路を妨害したりと、想像力が試される。以上の新メカニズム候補については、以下の特集記事で詳しく紹介しているぞ。

【搭乗員パーク】システム全体の改良

搭乗員のパーク・システムには、「第六感」のデフォルト化をはじめ、部分的ながら重要な変更が実装されてきたのは記憶に新しいだろう。今回のアップデートでは、こうした改良が次なるステップを迎えることになる。具体的には、「パーク」と「スキル」の区分が廃止され、全パークが習得開始と同時に訓練レベルに応じた効果を発揮するように変更される。加えて職能レベルが上がれば上がるほど習得済みのパークの効果も上昇するように調整される。「食糧」系の消耗品や「換気装置」系の拡張パーツの重要性が増すことになるかもしれない。
搭乗員が負傷した状態で戦闘終了を迎えても取得できる搭乗員EXPが減少しなくなるのも、目立たないながら嬉しい変更だろう。パークの管理画面や車輌パラメーターのリストも大きく改善されているため、効果の最大値や現在の効果を把握しやすくなっているはずだ。ぜひ楽しんでいただきたい。

【ランダム戦】マッチングシステムの調整

アップデート1.20.1では、アジアサーバーにおけるマッチングシステムも変更の対象となる。その目的は待機時間を短縮しつつよりダイナミックなマッチングを可能にすることにあり、変更内容は大きく以下の2点にまとめることができる。まず、マッチングに時間がかかる場合、マップを問わず、各チームの車輌数を10輌を下限として適宜減らせるようにする。続いて「プロホロフカ」、「マリノフカ」、「ストゥジャンキ」、そして「ムロヴァンカ」での戦闘にマッチングする駆逐戦車の数を原則として最大3輌までに制限する。
ようやく戦闘にマッチングしたとかと思えば、すぐさま戦線が膠着してダイナミックな戦闘を楽しめない、といった状況も減るに違いない。同時にこれまでは考えられなかった立ち回りや装備の組み合わせも可能になるはずだ。

【技術ツリー】日本駆逐戦車ルート

今回のアップデートの目玉のひとつは日本技術ツリーに新たに追加される6輌の駆逐戦車だ。Tierに対して口径の大きな主砲を搭載し、単発火力に秀でている点を共通の特徴とする。火力やサイズに比して機動性も高く、第2線からの火力支援で大きな力を発揮してくれるはずだ。Tierが上がれば必要に応じて積極的に前に出るのも不可能ではない。ぜひとも手に入れてその乗り心地に酔いしれていただきたい。

VType 3 Ho-Ni III
平均ダメージ
130/130/175
 HP
平均貫通力
150/194/40
 mm
車輌HP
420
 HP
最大速度 / 後退速度
40/15
 km/h
100 mでの散布界
0.34
 m
照準時間
1.7
主砲の装填時間
4.1
車体装甲
25/25/25
 mm
出力重量比
16.1
馬力/t
主砲の俯/仰角
−5/25
°
主砲の旋回範囲
−10/10
°
VIType 95 Ji-Ro
平均ダメージ
300/300/400
 HP
平均貫通力
175/220/45
 mm
車輌HP
650
 HP
最大速度 / 後退速度
40/15
 km/h
100 mでの散布界
0.35
 m
照準時間
2
主砲の装填時間
9
車体装甲
50/25/20
 mm
出力重量比
8.9
馬力/t
主砲の俯/仰角
−5/30
°
主砲の旋回範囲
−18/18
°
VIIChi-To SP
平均ダメージ
320/320/420
 HP
平均貫通力
205/244/60
 mm
車輌HP
1,000
 HP
最大速度 / 後退速度
40/15
 km/h
100 mでの散布界
0.34
 m
照準時間
2
主砲の装填時間
8.2
車体装甲
250/45/30
 mm
出力重量比
15
馬力/t
主砲の俯/仰角
−7/15
°
主砲の旋回範囲
−10/10
°
VIIIHo-Ri 2
平均ダメージ
400/400/515
 HP
平均貫通力
250/285/80
 mm
車輌HP
1,400
 HP
最大速度 / 後退速度
30/15
 km/h
100 mでの散布界
0.35
 m
照準時間
2.3
主砲の装填時間
11
車体装甲
220/50/50
 mm
出力重量比
16.2
馬力/t
主砲の俯/仰角
−8/15
°
主砲の旋回範囲
−11/11
°
IXHo-Ri 1
平均ダメージ
650/650/840
 HP
平均貫通力
290/325/90
 mm
車輌HP
1,800
 HP
最大速度 / 後退速度
32/16
 km/h
100 mでの散布界
0.34
 m
照準時間
2.6
主砲の装填時間
15.5
車体装甲
245/50/50
 mm
出力重量比
15
馬力/t
主砲の俯/仰角
−7/15
°
主砲の旋回範囲
−10/10
°
XHo-Ri 3
平均ダメージ
700/700/900
 HP
平均貫通力
305/360/90
 mm
車輌HP
2,000
 HP
最大速度 / 後退速度
35/18
 km/h
100 mでの散布界
0.34
 m
照準時間
2.5
主砲の装填時間
15.3
車体装甲
300/50/35
 mm
出力重量比
15.2
馬力/t
主砲の俯/仰角
−7/15
°
主砲の旋回範囲
−10/10
°
 
 
V
Type 3 Ho-Ni III
VI
Type 95 Ji-Ro
VII
Chi-To SP
VIII
Ho-Ri 2
IX
Ho-Ri 1
X
Ho-Ri 3

【オンスロート】新シーズンの開幕

続いては「オンスロート」モードだ。今回のアップデートでは、大好評を博したあのモードが新シーズン「クリムゾン・グリフォン」となって帰ってくる。新たな報酬が用意されているのは言うに及ばず、戦闘に直接影響を与えるパラメーターやメカニズムにも調整が加えられている点には注意が必要だ。

  • 「ロール・アビリティー」の調整
  • 2種類のモード専用パラメーター調整因子
  • 2種類のモード専用新マップ「飛行場」と「氷河」
  • 以上はあくまで一例に過ぎない。

Tier X車輌を操り、コンペティティブ・モードで上を目指すならば、シーズン開幕前に詳細をしっかりと確認しておくのがいいだろう。

 

【WoT Plus】月額制の新サービス

ゲームをプレイするにあたってとりわけ快適さを重視するプレイヤーは、「WoT Plus」にもぜひ注目してほしい。独自の特典が用意された月額制のサブスクリプション型サービスだ。戦闘中の優位性にダイレクトに直結することはないものの、戦闘を行いながら追加でゴールドを取得できるようになったり、「ランダム戦」モードから除外できるマップの数が増えたり、さらには戦闘を行わなくても特定の車輌の搭乗員を自動育成できるようになったりと、プレイをより快適にし、戦闘そのものに集中しやすくしてくれる様々な特典が用意されている。

限定車輌「TS-54」にも注目してほしい。「WoT Plus」の利用者しか使用できない2連装砲を搭載したアメリカTier VIII限定プレミアム車輌だ。

「WoT Plus」が気になる場合はぜひプレミアムショップで購入をご検討していただきたい。

 

【バトルパス】コレクション・ギャラリー

現在、「バトルパス」の「シーズンX」が開催されているのはすでにご存じだろう。「バトルパス」の各シーズンには独自のキャラクターとバックストーリーが用意されているわけだが、今シーズンは動画や特集記事だけでなく、ゲーム内でも物語が展開されていく。そのカギを握るのが新機能「コレクション・ギャラリー」だ。「ベース報酬」や「リッチ報酬」に含まれる特定のアイテムを入手すると、物語を解明する手がかりとなる説明文を読めるようになっている。

こうした「コレクション・アイテム」は物語にさらに没入するのに役立つだけではない。「コレクション」を完成させれば、「バトルパス・トークン」を追加で3枚入手できるようになっている。対応するシーズンが終了するまでに「コレクション・アイテム」をすべて収集できなかった場合のために救済措置も用意されている。その次以降のシーズンで「バトルパス・ポイント」を集めれば、収集し損ねたアイテムを交換できるぞ。

 
アップデート1.20.1

プレミアムアカウント

WoTプレミアムアカウントをご利用中の方には、アップデートに伴うメンテナンス期間中の補填として、WoTプレミアムアカウント24時間分を追加で配布いたします。ゲーム内ショップでのアイテムのご購入はサーバー復旧後にお楽しみください。

アップデート1.20.1

メンテナンス期間

アップデートのリリースに伴い、日本時間 2023 年 5月2日 03:00 から 09:00 にかけてサーバーメンテナンスを実施いたします。

さぁ、準備はいいか!?
進化を遂げたパーク・システム、日本駆逐戦車ルート、そして5月に控えた「先行偵察ミッション」モードを遊び尽くせ!
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