1960年代、中国は戦車開発で先を行く各国に追い付くため、異なる思想や伝統を受け継ぐ様々な開発計画を推進した。そのひとつが重戦車《BZ-166》である。ユニークな特徴のひとつが波を打つような形状をした車体の前面装甲で、跳弾の誘発率を高める意図が垣間見える。加えてわずかな時間での急激な加速を実現するジェットブースターや、要塞化した敵の拠点や構造物の破壊作戦で力を発揮する122 mmから160 mmの主砲の搭載が予定されていた。しかしながら、試作車輌の製造には至らず、設計段階で計画が打ち切られている。
車長
無線手
こちらのパラメーターは全搭乗員の職能レベルが100%の場合の値です。