《三式砲戦車ホニIII》の名でも知られる本車輌《Type 3 Ho-Ni III》は、1944年初頭に駆逐戦車の設計と生産を受注した日立製作所によって開発された。《九七式中戦車チハ》こと《Type 97 Chi-Ha》の車台に旋回砲塔に換えて固定式の戦闘室を溶接する設計を採用し、17トンに及ぶ総重量を備えながら、機動性はほとんど低下していない。生産台数については諸説あるものの、少なくとも合計31輌が生産されている。ただし、本土決戦に備えて温存されたまま日本が降伏したため、実戦には投入されていない。
こちらのパラメーターは全搭乗員の職能レベルが100%の場合の値です。