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今回の eSports スポットライトでは eSports キャスターの Breaker さんと Edison さんにスポットライトを当てます! ビデオインタビューをご覧になり、彼らプロキャスターについておさらいしましょう! |
Benjamin 'Breaker' Novotny |
Chen Chien Wei 'Edison' |
Breaker と Edison はお互い全く違ったスタイルの実況を披露します。一方は的確なプレイを的確に分析し、もう片方は流れるように戦局を実況します。
「私は特にプレイ毎の実況をメインに行っています。WoTでは特にどのように攻撃が当たった、外れたか、何かもモジュールを破損させたかという点に注意して実況しています。」
「Breakerはプロのキャスターです。私(Edison)はチームリーダー的なキャスティングを試みています。どちらかというと教官のように何をすべきか、すべきでないかを説いています。生放送での私の仕事は何故チームがこのような行動を取ったかを説明することです。」
「Edison もまた私(Breaker)が持っていない分析スキルを持っています。彼こそWorld of Tanksの生き字引といえるでしょう。」
Breaker と Edison は非常に良いコンビだということはお分かりになられたかと思います。実のところ、彼らはWoTを実況するだけでなく自らチームとしても活動しています。2013年では Breaker はEdison 率いる yoe Flash Wolves のメンバーとして参入していました。
Edison は yoe Flash Wolves と IAF のプロ WoT プレイヤーとして 2年間活動していました。Breaker は当時台湾のeSports配信サービス、 TeSL でキャスティングをおこなっていました。彼は当時偶然WoTと巡りあったことがきっかけだと振り返っています。
元々彼らはなにかゲームに関する活動をしたい、競技ゲームやWoTの楽しさを広めたいという一心でこの役務を引き受けたそうです。
WoT Asiaのキャスティングを始めた一年ほど前から彼らはプロプレイヤーではなく、キャスターとして活動を行うようになりました。プロプレイヤーとして一線を退いたのは、選手と実況者として同時に行うことはできないと考えただけでなく、個人の生活にある時間の制限などの理由があるためといっています。
このトーナメントキャスターという大変な仕事を支えるのは彼ら自身のゲームへの情熱だけではありません。彼らいわく、WoT eSportsコミュニティ自体が自分たちを支えてくれているといいます。
台湾でのWorld of Tanksのファンベースは彼らに親しみを持って接してくれるだけでなく、eSportsということに関する周知にもつながっていると言えます。例えば、「eSportsのキャスターをしている」とタクシーの運転手に伝えただけでも半数は彼のやっている仕事について大まかな理解だ得られるとのことです。
また、私生活とeSports活動についても概ね理解はあるとのことですが、学業など他の行事とバッティングしてしまうことが悩みの種となる場合もあるそうです。
世界最大級のオンラインゲームのキャスターとして舞台に上がるときはいつも緊張感を感じているそうです。学業の合間を縫って大会の生放送などを見てイメージトレーニングを行い、チームの練習にも積極的に参加して最新のプレイ等の勉強も欠かさないとのことです。
このゲームは簡単に極めることはできませんが、戦争ジャンルのファンにはたまらない作品であることは間違いないと彼は語ります。
World of Tanksが行うオフラインイベントの数こそ少ないものの、そのプレイを現地で観戦したいと考えるユーザーは多い、そのためにも彼らの活躍を簡単に現地で見ることができる機能があるとなおさらいいと彼は語っていました。