[トーナメント] Armoured Persona シーズン 2: Growing Pains – 第 1 週

ガンストライダーズのガレージに入り込むと同時に小さな体から発せられる耳を劈く金切り声と、立て続けに鳴り響く怒鳴り声が朝の静寂を打ち破る。

 Arlette: 一番乗りぃぃぃ！！！ さあみんな、早速今日のトレーニングを開始するわよ！ みんなを威張り散らすのが楽しみだわ…。

 Elenor: ちょっと待ってよ！ 今月分の補給品を注文しなきゃいけないこと忘れたの？キャプテン？

 Arlette (むすっとした表情): 知ってるわよ…。それで、何が必要なんだっけ？

 Mikhail: そうだな。先週、誰かさんが泡の雪だるまを作るのに最後の消火器を使ってしまったから、まずはそれの補充じゃないか？

 Arlette (ムッとする): Klaraは結構気に入ってたわ。そうでしょ、Klara？

 Klara: そうね、なかなかの傑作だったわよ…。

 Nikolai: 俺のIS-3なんだが、最近調子があまり良くない。補修キットをいくつか仕入れよう。しっかり整備をしなくちゃならん。

 Mikhail (ニヤッと笑う): なるほど。じゃ、戦車の方も操縦者と同じ年寄りってことか？

 Nikolai: 今俺を年寄り呼ばわりしやがったか？この小僧。 いいか、俺はお前なんかよりもずっと壮絶な人生を送ってきてるんだ！

 Klara (男二人に圧倒されてたじろぐ): 応急処置キット…はどうかな？

 Elenor: もしこんな朝がシーズン中ずっと続くのなら、コーヒーが必要になるわ。それもエスプレッソコーヒーじゃなきゃダメよ。水みたいに薄いコーヒーはもう、うんざりよ。

 Mikhail: それでキャプテン、何を注文するんだ？