今年も「大きなボックス」が登場！

戦車長の諸君！

「ホリデー作戦2022」の開幕が迫っているぞ。開催期間は日本時間2021年12月9日13:00～1月10日13:00だ。「ホリデー作戦」といえばなんだ？そう「大きなボックス」だ！今年はメカニズムにも変更が加えられている。この記事で、新メカニズムとドロップするアイテムをチェックしよう！

内容

気になる中身は？

例年通り、イベント中に収集できる「コレクション」に対応した以下4種類の「大きなボックス」が登場する。

今年も「大きなボックス」の内容はゴールドに換算すれば必ずその購入価格以上になるように設定されている。

具体的には、どの「大きなボックス」からも、対応する「コレクション」に含まれる「デコレーション」がランダムで1個と、そして最低でも250 がドロップする。「デコレーション」を全て持っている状態で「大きなボックス」を開封すると、「破片」350個が代わりにドロップする。

さらに以下のリストに含まれるアイテムのいずれかがランダムでドロップする。幸運の女神が微笑めば（あるいは特定の個数を開封すれば）新登場のTier VIIIプレミアム車輌が手に入る可能性もあるということだ！「デコレーション」と250だけでは終わらない！

どのプレミアム車輌にもガレージスロット1個が無料で付属しているぞ。

獲得確定車輌とは？

今年の「大きなボックス」には秋のイベント「Return of Waffenträger」でも登場した「獲得確定メカニズム」が実装される。合計49個の「大きなボックス」を開封してもTier VIIIプレミアム車輌が一度もドロップしなかった場合は、50回目にあたる次の開封の際にまだ所有していないTier VIIIプレミアム車輌のドロップが確定する、という仕組みのアレだ。

あと何回開封すればTier VIIIプレミアム車輌が確実に手に入るのか確認したい場合は、開封画面の下部に表示されるカウンターを見るだけでいい。もちろん、運が良ければカウンターがゼロになるよりも早くTier VIIIプレミアム車輌がドロップする。その場合はカウンターがリセットされることになる。

ドロップする可能性のあるTier VIIIプレミアム車輌をすべて所有している状態で、さらにTier VIIIプレミアム車輌が重複してドロップした場合は、その価格に対応するゴールドが補償としてアカウントに追加されるのは普段と全く同じだ。無料のガレージスロットも追加される。

まとめて買えばさらにお得！

「大きなボックス」をどう購入するのがベストかは人によって異なるだろう。自分の強運を信じて1個ずつ購入しては開封するのもアリだ。だが結果的に大量の「大きなボックス」を購入することになるならば、最初からまとめて購入しておいた方が大幅にお得になると伝えておこう。

プレミアム車輌のラインナップは？

「獲得確定車輌」としてドロップする可能性があるのは5輌の超強力なプレミアム車輌だ。しかもそのうち3輌は今回が初登場となっている。特徴を簡単に紹介しよう！

• NEW！Bofors Tornvagn — 単発装填式の主砲を搭載したスウェーデン重戦車だ。単発ダメージが400HPとかなり高いほか、通常弾がAPCR弾のため偏差射撃がしやすく、さらに貫通力は驚きの248 mm。課金APCR弾の貫通力はなんと297 mmにも至る。砲塔の前面装甲も280 mmと分厚く、変わった設計をしているため、そうそう貫通されることはない。立ち回り次第では単騎でも戦況を覆せるような1輌と言える。
• NEW！Caliban — ロマン溢れる大口径HE弾を素早く2連射できる自動再装填システムを搭載したイギリス重戦車だ。主砲の口径は152.4 mm、通常HE弾の単発ダメージは850 HP、課金AP弾ならば600 HPとなっている。連射間隔は3.75秒、つまり4秒足らずの間に最大で1,700HPのダメージを叩き出すことができる。ただそこにいるだけで恐ろしい。新たなる抑止力に刮目せよ。
• NEW！M-IV-Y — 数か月前に特集記事でも紹介したアメリカ《Yoh》重戦車だ。最大の特徴は新メカニズム「予備履帯」、「主要履帯」を両方とも切断されても引き続き走行を続けることができる点だ。主砲には105 mm砲を搭載、単発ダメージも360HPと悪くない。前線で弾受けをすることの多い重戦車にとって履帯切断は大破に直結しかねない。そのリスクを大幅に軽減することに成功したユニークな1輌に仕上がっているぞ。

• 122 TM — 貫通力233 mm、単発ダメージ400HPの強力な主砲が自慢の中国中戦車だ。中国車輌には珍しく最大俯角が–8°となっている。–5°の俯角に慣れた中国車輌使いであれば快適さに驚くこと間違いなし。俯角のせいで中国車輌に手を出しあぐねているプレイヤーにとっても中国車輌への入門として最適だ。Tier VIII中戦車としては装甲も極めて優秀に仕上がっているため、稜線射撃を得意としている。また分間ダメージがやや低い一方で隠蔽率が高いため、中距離や遠距離からの狙撃もでも活躍できるぞ。
• Škoda T 56 — 弾倉装弾数2発の自動装填システムを搭載したチェコスロバキア重戦車だ。初実装時に手に入れ損ねて後悔しているプレイヤーにとっては朗報だろう。単発ダメージはなんと460HP、Tier VIII重戦車としてはトップクラスの数値であるにもかかわらず、これを僅か4秒足らずの間に2連射できてしまう。油断して目の前に現れた敵は一気に920HPを削られてしまう。さらに頑丈な砲塔や追加装甲板を備えているほか俯角も充分に取ることができるため、戦いやすさや扱いやすさの面でもトップクラスと言えるだろう。

「大きなボックス」からは以下の車輌がドロップする可能性もある。どれも様々な車輌のパーツを組み合わせて誕生したハイブリッド車輌で、実在した車輌計画となっている。

• Pz.Kpfw. 35 R — ドイツTier II軽戦車だ。1940年にドイツ陸軍がフランスから800輌を超える軽戦車Renault R35を獲得した。しかし間もなく砲塔装甲や兵装が不充分であることが判明し、ソ連車輌T-26のモジュールに換装された。こうして誕生したのがPz.Kpfw. 35 Rだ。
• Pz.Kpfw. M15 — ドイツTier III軽戦車だ。1943年9月、ドイツ陸軍がイタリア企業Ansaldoを掌握した。同社の工場では当時Carro Armato P26 / 40とCarro Armato M15 / 42が生産されており、後者は「Pz.Kpfw. M15/42」としてドイツ軍で運用された。その後損傷した車輌を修理するために他の車輌のモジュールに換装した結果誕生したのがPz.Kpfw. M15/42とPz.Kpfw. 38 (t)だ。これらのフュージョン車輌は1945年の春にユーゴスラビア軍に鹵獲されるまで同国で運用された。
• Matilda LVT — イギリスTier IV中戦車だ。1941年の秋、オーストラリア陸軍が軍事援助として200輌の歩兵戦車Matildaを受け取り、後に東南アジアで実戦投入した。しかし、装甲性能は充分だったものの、兵装が至って平凡で、またHE弾が搭載されていなかったため、やがてオーストラリア軍が独自に改良実験を行うこととなる。その結果、当時運用されていた他の車輌の砲塔が搭載され、LVT (A) -4やLVT (A) -5などが生み出されることとなった。
• M4-85 — ソ連Tier V中戦車だ。1943年から1944年にかけてソ連の技術者たちに対して当時運用されていた戦闘装甲車輌の性能を向上させるよう命令が下された。そこでいわゆる「レンドリース法」に基づいて外国から貸与された車輌により強力な主砲を搭載する方法が模索され、中でも特に有力視されたのがアメリカ車輌M4A2に改修を施すことで砲塔を85 m砲を搭載できるソ連車輌T-34のものに換装するというアイデアだった。
• KV-1 Shielded — ソ連Tier V重戦車だ。1941年3月、キロフ工場とイジョルスキェ工場に対して当時活躍していたKV-1の全体的な防御性能を高めるため専用のシールドを開発するよう命令が下された。その約3か月後にあたる同年6月までにキロフ工場でシールドを搭載した試作車輌が3輌製造され、翌月末まで生産が続けられた。

Tier X車輌専用の超豪華3Dスタイル

「大きなボックス」からドロップするのは車輌やゴールドだけじゃない。以下のTier X車輌専用の新3Dスタイル*もドロップする可能性がある。

去年欲しかった3Dスタイルを入手できなかった……と丸一年悲しみに暮れたプレイヤーのために、ドロップする可能性がある3Dスタイルには以下のものも含まれている。

今回の「ホリデー作戦」には合計11種類の3Dスタイルが登場するというわけだ。見逃すな！

補償

すでに所有している車輌が重複してドロップした場合はその都度その価格に対応するゴールドが補償としてアカウントに追加される。車輌に無料で付属しているガレージスロット1個も追加されるぞ。

「ホリデー作戦2022」の終了時に未開封の「大きなボックス」が残っている場合は 自動開封が行われ、ドロップしたアイテムがアカウントに追加される。イベント期間中に他のプレイヤーにギフトとしてプレゼントしたものの未開封のまま放置されている「大きなボックス」はイベント終了時に贈り主のもとに返却され、自動開封される。

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「大きなボックス」で頑張った自分へのご褒美を！