戦車長の皆さん!メリークリスマス!
クリスマスのトナカイといえば、サンタさんのソリを引いてプレゼントを運ぶイメージがありますが、皆さんの好きな戦車たちが雪道をどのように走るか、気になったことはありませんか?
Warspot.net の動画で、ソ連、ドイツ、ロシア、アメリカ、イギリス等の戦車がどのようにして雪道で試行していたかを観てみましょう!
動画内容の一覧:
幅の広い履帯と強力なエンジンを搭載していたT-34は、雪道で素晴らしい機動性を発揮した。運用試験の結果によれば、T-34の試作車輌にあたるA-34は最大で1.8 mの雪の中でも走行が可能だったとされる。 | |
KV-1は、機動性を向上させるため、エンジンに改良が施され、重量が削減された。こうした変更は、KV-1Sの開発の下地となった。 | |
雪の中での小型戦車T-60の運用効率を向上させるため、履帯の拡張が検討されたものの、走行中に不具合が発生することが多かったため、正式採用には至らなかった。 | |
スペイン内戦中に、冬のソ連での運用試験を初めて行ったPanzer Iが鹵獲された。完全な平坦地で約6 km/hの速度で走行することができたという。 | |
Panzer 35(t)は優れた悪路走破性能を備えていたものの、雪道では全く運用することができなかった | |
Panzer IIIは、T-34が僅か10秒で走破できた雪道を走行するのになんと16分(!)もの時間を要した | |
泥道での安定した走行のためにMatildaに搭載された履帯の突起部やサイドポートは、雪道を走行する際には不要な摩擦やスリップを起こす原因となった。 | |
Valentineは、凍った坂道を登坂し、また積雪量0.7 mまでならば走破することができた。その走破性能をさらに向上させるため、後にソ連によって専用のパーツが開発されている。 | |
Churchillは冬の悪天候下でも問題なく運用することができたものの、悪路走行時に緩衝装置に雪や泥が詰まり、主砲の旋回ができなくなることがあった。 | |
M3 Grantは、その強力なエンジンのおかげで0.8 mまでの積雪量ならば走行が可能だったものの、履帯の幅が狭かったため坂道の登坂は困難だった | |
M4A2 Shermanの搭乗員たちは、坂道の登坂時に車輌がスリップしないように、時として車輌から降りて道に小枝や砂を敷き詰めなければならないことがあった。 |
良い年末をお過ごしください!