戦車長！
人間の相棒といえば間違いなく犬と猫だろう。実際ペットとして犬や猫を飼っている戦車長も多いのではないだろうか。
今年はシュワちゃんとミラの2人のスペシャルゲストに加え、2匹の新しい仲間が「ホリデー作戦2023」をより楽しめるよう協力してくれるぞ。戦車長のために頑張るとても純粋で愛おしい子たちだ！
せっかくの機会なので戦場における人間と犬や猫の関係についても掘り下げていこうと思う。思わぬ発見があるかもしれないぞ。
古来より、犬は人間にとって欠くことのできないパートナー的存在だった。犬の持つ優れた才能、勇気、強さ、耐久力、知性、そして従順さは、飼い主のために何度となく役立ってきたことだろう。砦を守り、哨戒を護衛し、敵の待ち伏せを察知したり追跡するなど、犬は飼い主と共に戦場に赴き、自らも戦いに参加した。
犬が戦場で果たした最も重要な役割のひとつはとして挙げられるのが媒介だ。電話線が損傷した時や戦場が暗くて霧がかかっている時、または雨で伝書鳩が飛べない時は、犬が通信網を確立するのに一役買っていた。犬は人間の3倍の速さで動くことができ、障害物も乗り越えやすく、狙撃手からも狙われにくい。険しい地形や敵の攻撃に関係なく、伝書犬はわずか25分で5kmの距離を移動できると考えられていた。
リールを背負ったジャーマンシェパードが最前線で電話線を敷設している。1914年8月© IWM (Q 50671)
傷病兵を探すために訓練されたのがマーシードッグで、大祖国戦争では傷病兵を後方へ避難させるために使われた。
戦場で犬を使って負傷者を探す方法は、18世紀から19世紀の戦争で生まれた。しかしこのアイデアが実用され始めたのは、20世紀初頭のことである。
1893年に動物画家のジャン・ブンガルツが犬をマーシードッグとして訓練する組織を設立。そこで犬たちは負傷者を捜索したり、発見した際は隊員に知らせたり、包帯や食料を届けるなど、救済方法を学んだ。
マーシードッグとして最も成功したのは警察犬としても活躍してブラッドハウンドだ。追跡や発見能力にとても長けていた。
犬を連れたドイツ軍が最前線に派遣されている。 historydaily.org
戦間期の頃も、軍はどんどん新しい戦場で使える特技を犬に教えた。今度は新たに土木や鉱山の場でも活躍し、さらには地雷探知のスキルも身に着けた。
特に地雷探知においては、爆薬の臭いを嗅ぐことで行位置を特定することを教えられた。工兵犬が爆発に巻き込まれないように、訓練中は不発弾を使用した。代わりに地雷には電気が流れており、地雷を見つけると工兵犬は感電する。体で危険を察知できるように調教されていたのだ。
ジャーマンシェパードが最も活躍した犬とされ、軍功勲章授与された唯一の犬種でもある。彼らの優れた嗅覚のおかげで、1944年9月から1945年8月まで、チェコスロバキア、オーストリア、ルーマニア、ハンガリーで、7468個の地雷と150個以上の不発弾や砲弾を除去することができた。
Shepherd Dzhulbars, 1944. saint-petersburg.ru
「お祭り気分」のレベルをIIに上げると、村にかわいい犬「シャーリク」が登場する。「シャーリク」はとても人懐っこく、1日1回撫でると資源を採ってきてくれる。それを使って「お祭り気分」のレベルをさらに上げることができるぞ。
犬の話はこれくらいにしといて、猫はどうだろうか？
ネズミを狩ることと、癒しを提供することなどには定評があるが、それ以外で戦場で使える特技についてあまり知られていない。おそらく、あまりに優雅で気品のある動物なため、訓練などといったむさくるしいものには興味がないのだろう。
動物好きな人たちにとって特別な存在であることは確かだ。
トレーニング？そんなものに付き合ってられないわ
プレミアム車輌や3Dスタイルなど、貴重な報酬のほかにも、フワフワの毛と肝の据わった眼差しがチャームポイントの「猫のルクス」をゲットできる可能性がある。ルクスは「ホリデー作戦」限定のキャラクターで、今年の特別ゲスト2人と同じく、「ヘッドクォーター」に行けばいつでも様子を伺うことができる。
ルクスからは3つの追加アサインメントを受け取ることができ、1つ達成する度に報酬が1つ手に入るぞ。「ルクス・アサインメント」は「ウォームアンバー」と「メテオアイアン」を使って達成することができ、以下の達成報酬が用意されている。
- WoTプレミアムアカウント1日間
- ニャハッと笑えるデカール1枚
- 気に入ること間違いニャシの特別スタイル1種類