戦場のクリスマス

戦車長の皆さん

もうすぐ2019年が終わり、新しい年がやってきます。私たち日本人にとって年末年始は特別な時間です。忘年会、年越しそば(うどん)、年末恒例のテレビ番組、お節料理に新年会。
学校や多くの会社は休みになり、昔懐かしい仲間と久しぶりに会ったり、故郷に帰省する人も多くいるでしょう。

故郷から遠く離れた戦地に派兵された兵士たちは、年末年始も帰省はできませんでした。

それでも戦場でそれなりの方法で束の間の年末年始を過ごした部隊もありました。しかし、戦争という現実の中で、年末年始を戦闘で過ごした部隊も多かったそうです。

ここに戦時中の年末年始の様子を写した貴重な写真があります。戦場で兵士たちは年末年始をどのように過ごしたか、ぜひご覧ください。


1952年朝鮮戦争当時: 祖国の家族や友人に送るために撮影された米軍部隊の新年の挨拶の写真です。兵士たちの中には、家族を恋しく思うあまり、悲しい表情を浮かべている人もいます。

1951年12月25日朝鮮戦争当時のクリスマス:クリスマスツリーを飾る韓国の兵士。可愛らしい装飾が手に入らなかったため、布とタバコの箱を工作してクリスマスツリーを飾りました。

1967年12月25日ベトナム戦争当時のクリスマス:つかの間の休息を取っている米軍兵士たち

1969年12月23日ベトナム戦争 当時:ベトナム漁村の子供たちのために、米国海兵隊がクリスマスプレゼントを渡している様子。ルドルフとクリスマス風に装飾された水陸両用LVTP-5装甲車に乗ってサンタが到着した場面を捉えた1枚です。

1939年第二次世界大戦当時:サンタクロースに扮したフランスの兵士が、クリスマスプレゼントのソーセージを兵士たちに配っている様子。

1969年ベトナム戦争当時:モルタルの代わりにクリスマスツリーを塹壕に立てている米軍兵士たち。

1939年第二次世界大戦当時:ポーランドのグディニャを占領したドイツ軍が海岸基地に飾ったクリスマスツリー

第一次世界大戦:戦場の塹壕で最初のクリスマスを迎えるドイツの兵士たち。

1914年12月:ハンガリー軍の兵士たち。Skoda M.11 305-mm迫撃砲の横に飾られたクリスマスツリーが印象的です。

1942年12月25日第二次世界大戦当時のソロモン諸島、ガダルカナル島:南半球に位置するこの島ではクリスマスは夏にあたります。熱い夏の気候の中で七面鳥とケーキでクリスマスを祝うアメリカの兵士たち。

1940年12月28日第二次世界大戦当時のロンドン:伝統的なクリスマスプディングを楽しんでいるイギリスの兵士たち。

第二次世界大戦後の航空母艦レキシントンでクリスマスを祝う米軍兵士たち。紙で飾られたクリスマスツリーと消防服を着たサンタクロースが印象的です。

 

出展: https://warspot.ru/10858-voennye-traditsii-mirnogo-prazdnika

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