注意!
あなたが閲覧中のニュースアイテムは、古いウェブサイト形式です。一部のバージョンのブラウザにおいて表示に問題が生じる可能性があります。

閉じる

World of Tanks の今後の開発計画

このレポートは、World of Tanks および Wargaming ユニバースを愛する皆様のための初のグローバル・ギャザリング、WG Fest で発表された最新情報をお送りします! 様々なことが進行中であり、モスクワに来れなかった皆様にも漏れなくお伝えさせて頂きます。そのために、ちょっとした新着情報から World of Tanks の今後の開発計画に関する極秘情報まで、最新ニュースを一本の記事にまとめました。開発中の要素が多数あり、計画中の要素はさらに多くあります。それでは早速始めましょう!

プレミアム車輌のバランス調整

5 - 6 年前に実装されたプレミアム車輌は、当時としては最適な戦闘特性を備えていたものの、今となっては見劣りすることが多くなっています。そこでアップデート 9.15 からこの問題への対処を始め、これまでに 18 種類の車輌のバランスを調整しました。これによって各車輌はその車輌の Tier に相応しい車輌へと返り咲きました。開発チームでは、今後もプレミアム車輌に関するフィードバックを収集して分析し、今後のアップデートで調整を施していく予定です。

 

 

 

 

 

А-32
着弾分布を 0.52 m から 0.44 m に縮小
 
 
 
 
BP-320A 砲弾 (貫通力 75 mm) を UBR-354KB 砲弾 (貫通力 98 mm) に置き換え
A-32 は、貫通力、射撃精度、弾速が然るべく強化されます。これらの改良により、戦いの優劣をひっくり返す上でより効果的な車輌になるはずです。
 
59-Patton
最大後退速度を 16 km/h から 20 km/h に変更
 
 
 
 
視認範囲を 370 m から 400 m に引き上げ
 
 
 
 
照準時間を 2.5 秒から 2.3 秒に短縮
 
 
 
 
主砲装填時間を 7.6 秒から 7.5 秒に短縮
 
 
 
 
着弾分布を 0.38 m から 0.36 m に縮小
 
 
 
 
59-Patton の火力と照準パラメータを改良しました。これにより、敵車輌の弱点を狙撃することで、高い分間ダメージを最大限に活かすことができるようになります。視認範囲も引き上げられましたので、単に敵を発見・観測しやすくなるだけではなく、生存性も高まることでしょう。後退速度も向上しましたので、遮蔽物の背後への素早い待避が可能になり、有利な地点も確保しやすくなります。
 
M56 Scorpion
車体旋回および移動に伴う照準拡散率を 0.32 から 0.28 に引き下げ
 
 
 
 
最大後退速度を 12 km/h から 17 km/h に変更
 
 
 
 
照準時間を 2.0 秒から 1.9 秒に短縮
 
 
 
 
主砲旋回に伴う照準拡散率を 0.14 から 0.1 に引き下げ
 
 
 
 
M56 Scorpion は、照準を定めるための停止時間が短くなり、より積極的に敵を探しながら戦うことができるようになります。後退速度の向上により、敵の攻撃をやや避けやすくなることでしょう。
 
112
車輌購入価格を 12,250 ゴールドから 10,500 ゴールドに引き下げ
 
燃料タンクを前部から後部に移動
燃料タンクを後部に移したことにより、火災が発生するリスクが低くなります。加えて、112 の戦績を分析し、価格を然るべく調節しました。
 
STA-2
主砲装填時間を 7.1 秒から 7.5 秒に引き上げ
 
 
 
 
発砲に伴う照準拡散率を 3.5 から 3 に引き下げ
 
 
 
 
M318A1 砲弾の貫通力を 185.9 mm から 212 mm に引き上げ
STA-2 は、STA-1 により近い性能になりました。しかしながら、最前線から 1 - 2 段引いた位置での戦いに適するという点は変わりありません。分間ダメージは低下しましたが、貫通力は向上しました。よって射撃回数は減りますが、有効打を与える可能性は高まります。
 
Pz.Kpfw. V/IV
Pz.Kpfw. V/IV Alpha
車輌の Tier を VI から V に変更
 
サスペンションの Tier を VI から V に変更
 
砲塔の Tier を IV から V に変更
 
移動に伴う照準拡散率を 0.18 から 0.12 に引き下げ
 
 
 
 
車体旋回に伴う照準拡散率を 0.18 から 0.16 に引き下げ
 
 
 
 
着弾分布を 0.39 から 0.37 に縮小
 
 
 
 
発砲に伴う照準拡散率を 4 から 3.5 に引き下げ
 
 
 
 
照準時間を 2.3 秒から 2 秒に短縮
 
 
 
 
砲塔旋回速度を 30 度/秒から 44 度/秒に引き上げ
 
 
 
 
視認範囲を 350 m から 365 m に引き上げ
 
 
 
 
車輌の耐久力を 820 HP から 520 HP に引き下げ
 
 
 
 
Pz.Kpfw. V/IV Alpha をランダム戦において活躍できる車輌にするため、いくつかのパラメータを改良しました。まず、車輌の Tier を V へと引き下げ、Tier VII 車輌とはマッチングされなくなりました。この変更に伴い、新たな Tier に合わせて各種特性値を調整しました。主砲の安定性と射撃精度が向上したため、命中率が高まることでしょう。
 
Heavy Tank No. VI
Pzgr. 39 砲弾の貫通力を 132 mm から 145 mm に引き上げ
Heavy Tank No. VI は、貫通力が向上し、素晴らしい分間ダメージ、豊富な HP、そして Tier VIII 車輌の前面であっても弱点を狙撃することで貫通可能な貫通力を併せ持つ Tier VI 車輌となりました。
 
Škoda T 40
Vz. 39N OPG 砲弾の貫通力を 132 mm から 145 mm に引き上げ
日本の Heavy Tank No. VI と同様、Skoda T 40 の標準砲弾の貫通力を引き上げました。
 
 
VK 45.03
車輌の報酬を 15% 引き上げ
報酬の向上により、VK 45.03 はプレミアムなクレジットメイカーになります。今や本車で得られる稼ぎは Tier VIII 車輌に近いレベルながら、マッチング優遇により、あまりにも高い Tier の車輌と対峙することはありません。
 
112
車体旋回および移動に伴う照準拡散率を 0.25 から 0.23 に引き下げ
 
 
 
 
砲塔旋回に伴う照準拡散率を 0.14 から 0.12 に引き下げ
 
 
 
 
主砲の着弾分布の調節により、主砲が扱いやすくなり、総合的な戦闘能力が IS-6 にさらに近くなりました。
 
 
FV4202
最大速度を 35 km/h から 40 km/h に引き上げ
 
 
 
 
報酬を 10% 向上
FV4202 の速度はあまりにも遅く、これが大きな欠点でした。そこで、速度を高め、ずっと速く配置転換して戦況の変化に対応できるようにしました。さらに、各戦での報酬も増加しましたので、クレジットのプレミアムな稼ぎ手としての地位が確固たるものとなりました。
 
Panther mit 8,8 cm L/71
車体旋回速度を 38 度/秒から 40 度/秒に引き上げ
 
 
 
 
エンジン出力を 600 馬力から 700 馬力に引き上げ
 
 
 
 
主砲俯角を -7 度から -8 度に引き上げ
 
 
 
 
 
 
 
 
Panther mit 8,8 cm L/71 のエンジン出力を 700 馬力に、車体旋回速度を 40 度/秒にそれぞれ向上し、よりダイナミックな運用を可能としました。
 
Löwe
エンジン出力を 800 馬力から 1,000 馬力に引き上げ
 
 
 
 
主砲俯角を -8 度から -10 度に引き上げ
 
 
 
 
 
 
 
 
車体前面下部・上部および砲塔装甲を強化
 
側面装甲下部を 100 mm に増厚
Löwe は、防御力が向上します。装甲の強化により敵の攻撃に耐えやすくなり、主砲俯角が -10° に向上したことにより、不整地での戦いに対応しやすくなります。加えて Löwe は、その劣悪な機動性のせいで、より強力なライバルである IS-6 および T34 の後塵を拝していました。エンジン強化により有利な位置を確保しやすくなり、前面装甲の強化により特定の状況下において真の重戦車らしく運用することができるようになります。
 
WZ-111
車体旋回および移動に伴う照準拡散率を 0.23 から 0.2 に引き下げ
 
 
 
 
砲塔旋回に伴う照準拡散率を 0.14 から 0.12 に引き下げ
 
 
 
 
着弾分布を 0.46 m から 0.44 m に縮小
 
 
 
 
照準時間を 3.4 秒から 3 秒に短縮
 
 
 
 
エンジン出力を 520 馬力から 600 馬力に引き上げ
 
 
 
 
車体前面下部および砲塔装甲を強化
機動性の強化および照準時間と着弾分布の改善により、WZ111 は 112 に匹敵する車輌となりました。加えて、砲塔装甲と車体前面下部装甲の増厚により、防御力がさらに高まりました。
 
M4A1 Revalorisé
車体旋回および移動に伴う照準拡散率を 0.18 から 0.16 に引き下げ
 
 
 
 
砲塔旋回に伴う照準分散を低減
 
 
 
 
着弾分布を 0.36 m から 0.35 m に縮小
 
 
 
 
照準時間を 2.8 秒から 2.4 秒に短縮
 
 
 
 
エンジン出力を 460 馬力から 550 馬力に引き上げ
 
 
 
 
主砲俯角を -7 度から -10 度に引き上げ
 
 
 
 
 
 
 
 
エンジンタイプをディーゼルからガソリンに変更
M4A1 Revalorisé の主砲は単発ダメージも貫通力も優秀ですが、扱いが簡単とは言えませんでした。そこで、より扱いやすくするために、照準時間、砲安定性、射撃精度を高めました。そして何より、主砲俯角を 10 度に向上し、エンジンもより強力な Continental R975 へと変更しました。
 
STA-2
最大速度を 45 km/h から 55 km/h に引き上げ
 
 
 
 
エンジン出力を 500 馬力から 570 馬力に引き上げ
 
 
 
 
被弾時の火災発生率を 15% から 12% に引き下げ
 
 
 
 
STA-2 のエンジンを強化すると共に速度を 10 km/h 引き上げ、さらにダイナミックな運用を可能としました。
 
112
車体側面のスロープから車体底面にかけてを 60 mm から 80 mm に増厚
車体側面のスロープから車体底面にかけては、知る人ぞ知る 112 のアキレス腱でした。そこでスロープを正規化し、側面の垂直装甲部と同等にしました。
 
T34
車体旋回および移動に伴う照準拡散率を 0.32 から 0.28 に引き下げ
 
 
 
 
砲塔旋回に伴う照準拡散率を 0.24 から 0.22 に引き下げ
 
 
 
 
照準時間を 3.4 秒から 3.2 秒に短縮
 
 
 
 
視認範囲を 360 m から 380 m に引き上げ
 
 
 
 
T34 の主砲は素晴らしい貫通力を誇りますが、一方で非常に扱い辛いという欠点を併せ持っていました。そこで主砲のパラメータの一部を改良し、より楽しみやすくしました。照準時間も短縮しましたが、オーバーパワーになるのを避けるため、ごく僅かな短縮に留めており、完全な照準には 3.2 秒を要します。加えてこの重戦車は、かつて Tier VIII に変更された際に視認範囲がかなり引き下げられました。この変更は、実施当時には妥当なものでしたが、現行のバージョンにおいては妥当とは言えなくなっていました。そこでこのパラメータを Tier VIII 重戦車としての適正値である 380 m へと引き上げました。
 
M46 Patton KR
砲塔前面装甲を 101.6 mm から 111 mm に増厚
 
主砲防盾を 114.3 mm から 203.2 mm に増厚
この M46 Patton KR は、M26 パーシング (Pershing) にとてもよく似ていますが、砲塔の防御力の面では劣っていました。そこでそのパラメータを調整し、パーシングに匹敵するようにしました。
 
T26E4 SuperPershing
AP M77 の貫通力を 170 mm から 192 mm に引き上げ
このSuper Pershingはよく重戦車的に運用され、重装甲車輌向けの方面に投入されます。その AP 弾は良好な貫通力を有していますが、しかし弾薬費が高コストであるために各戦での収益が低くなっていました。AP 弾の貫通力強化に伴い、重装甲の敵車輌により安定してダメージを与えることができるようになると共に、収益も向上することでしょう。
 
 

 

新車輌

ゲームのコア・メカニズムに変更を加える際には、開発チームは常に多忙になります。ご安心ください、開発計画には様々な素晴らしい要素があり、その中にはもちろん、新車輌も含まれます。そして新車輌は、新しい戦術をもたらしてゲーム性をさらに多様化すべく、皆様のフィードバックを考慮しながら、史実のスペックを尊重しつつ設計されます。こちらに、その一部をご紹介致します:

技術ツリーの見直し

各国の技術ツリーは、World of Tanks の進化に伴い変更され、成長していきます。そしてよく、歴史的背景やスペックを考慮したツリー構造の見直しが、変更の理由になってきました。その結果として、今となってはゲームから削除された車輌も一部に存在しています。2017 年には、ツリーをより適切な形にすべく、複数の国々の技術ツリーに一連の大幅な構造調整を加える予定です:

 

全体的な構造をより一貫したものにするため、ドイツ技術ツリーに VK100.01P (Tier VIII) および Mäuschen (Tier IX) という、全く新たな重戦車を追加します。これらの 2 両は巨大かつ重装甲であり、強力な主砲と恐るべき防御力を併せ持ちますが、機動性は低くなっています。現行車輌である VK 45.02 (P) AUSF. A および VK 45.02 (P) AUSF. B. に比べて Maus に近い性格となっているため、賢い運用が要求されます。現行車輌と比較して、装填時間、主砲のハンドリング、前面装甲が向上しています。そして Mäuschen に続くのが Maus という形になります。

一方で、VK 45.02 (P) AUSF. A および VK 45.02 (P) AUSF. B は、VK72.01 (現段階ではグローバルマップ限定車輌) とよく似た車輌と言えます。そこで、この VK72.01 によく似た Tier X 車輌を今後実装し、このブランチの最終車輌とする予定です。この新車輌は技術ツリーに追加され、誰もが研究可能となります。クランウォーズ・キャンペーンの褒賞として VK72.01 を獲得済みの皆様には、皆様の素晴らしい実力を称えるため、特別迷彩を付与させて頂く予定です。

加えて、VK 45.02 (P) AUSF. B は、主砲のハンドリング、砲塔側面および上面の装甲が強化されます。ただし、車体前面下部装甲の装甲厚は引き下げとなります。VK 45.02 (P) AUSF. A については、前面装甲および主砲の俯仰角を強化します。

Tier VVIII 中戦車のバランス調整:

  •         VK 30.01 (D)、VK 30.02 (D)、Indien-Panzer—機動性を強化
  •         Indien-Panzer—主砲ハンドリングを改善
  •         Panther I、Panther II—射撃パラメータを改善
  •         Panzer II—新たな主砲: 8.8 cm KwK L/100

Tiger ブランチの重戦車のバランス調整:

  •         Tiger (P)、Tiger I、Heavy Tank No VI、VK 30.01 (P)—砲塔装甲を増厚
  •         E 75E 100—主砲ハンドリングを改善
  •         E 100—主砲 15 cm Kw.K. L/38 の徹甲弾 (AP) の貫通力を引き上げ

現段階では、日本の Type 4 および Type 5 HEAVY を戦場で見掛けることはほとんどありません。そしてこれは全く驚くべきことではありません。これらの車輌の性能が不充分であることは周知の事実です。ですが今後もずっとこのまま、ということはありません。皆さんもご存じの通り、日本の Tier VVIII 重戦車のトレードマークと言えば榴弾 (HE) です。そこで、Type 4 および Type 5 HEAVY にもこれを与えるつもりです。

同時に、トップ Tier を目指す過程をよりスムーズにするため、Tier VVIII にバランス調整を加えます:

  • O-I Experimental は、より重量が増し、低速になります (O-I と似た性能になります)。加えて、10 cm Cannon Type 14 が削除される一方で、前面装甲が強化されます
  • O-I は、車体背面装甲の減厚により防御力が低下します。加えて、主砲 15 cm Howitzer Type 96 で使用可能な砲弾にも変更があります
O-Ho 主砲 10 cm Experimental Tank Gun Kai 硬芯徹甲弾 (APCR) 追加され、主砲しが全体的改善されます

T28, T28 Prototype および T95 Tier VIII-IX に実装されて以後に、全体的なゲーム性に大きな変化がありました。これらの車輌の機動性は今となってはあまりにも悪いため、然るべく速度を引き上げ、よりダイナミックに戦えるようにします。

マッチメイカーの改良

ここ 1 年間、皆様からのフィードバックを考慮し、マッチメイカーの既知の問題を修正すべく鋭意作業を進めてきました。例えば、各戦においてトップ/ミドル/ボトム Tier としてマッチングされる回数に偏りがある、といった問題です。そして今後は、単にマッチングを調整するのではなく、マッチメイカーの基幹部分およびテンプレート・システムをオーバーホールし、現在のゲームにより相応しいものへと刷新を図るつもりです。

刷新版のマッチメイカーの設計は、各種のテンプレート (例えば 3/5/7 : トップ車輌 3 両、ミドル車輌 5 両、ボトム車輌 7 ) に従ってチームバランスを整えるという方式になります。ここで、重要な要素を考慮する必要があります。World of Tanks には極めて多様な車輌が存在しており、どの車輌を選ぶかは各プレイヤーの自由である、ということです。これに制限を加えるつもりはありません。その結果として、マッチング待機中の車輌の多様性やプレイヤー数は時間帯によって異なっています。これを考慮し、待機時間が長くなりすぎることを回避するため、マッチメイカーは時折、2 つTier  1 つのTier のみのマッチを組むことがあります。

  • Tier 差が 3 段階を超える小隊の廃止: 刷新版のマッチメイカーにおいては、そのような小隊は、そもそも組むことができなくなります。 EXP ボーナス & ペナルティ・システム も然るべく更新され、ペナルティの対象だったような小隊は組めなくなるため、ペナルティは廃止されます。
  • 圧勝または惨敗 (チーム間での車輌タイプの配分に偏りがあることがよくその原因となっていました) を抑制: 今後は、マッチメイカーがチーム間での車輌タイプの配分をより公平に実施するようになります。

    現行のシステムにおいては、一方のチームには駆逐戦車ばかりが 5 両もいて、他方のチームには重戦車ばかりが 6 両もいる、というケースが発生します。刷新版のシステムにおいては、両チームに駆逐戦車と重戦車が存在するように車輌を分配するようになります。しかしながらこれは、同タイプの車輌が必ず同数揃うようになる、ということではなく、例えば、一方のチームには駆逐戦車 3 両と重戦車 2 両、他方のチームには駆逐戦車 2 両と重戦車 3 両、というケースは許容されます。

  • 自走砲: 刷新に伴い、各チーム 3 両ずつまでに制限されます。
  • 軽戦車: 新システムが適切に動作できるように、軽戦車の各ブランチを Tier X まで拡張する予定です。Tier IX–X 軽戦車の実装に伴い、マッチメイカーは多様なチームを組むことができるようになると共に、マッチング所要時間の短縮にも繋がります。ゲームプレイの面においては、これは一石二鳥の効果をもたらします。軽戦車がより強力な存在となり、戦闘により深く貢献できる可能性が生まれるのです。目を見張る視認範囲、小柄なサイズ、素晴らしい速力、堅実な火力 (その主砲は、中戦車より僅かに劣る程度の火力を備えています) を備えた軽戦車は、まさに小さく素早い猛禽類となります。適切に運用すれば、大きな脅威となることでしょう。

サンドボックス・サーバー: 第 2 段

グローバルなバランス調整は、適切に実装することが困難ですが、この分野でも鋭意前進していくつもりです。この夏、プレイヤーと開発チームが、「サンドボックス」と呼ばれる特別サーバーにおいて、いくつかの異なるバランス・セットアップをテストしました。私たちからの支援要請に応え、多くのフィードバックおよびご提案をお寄せ頂き、本当に感謝しています!

「サンドボックス」の第 2 段が、2017 年にキックオフとなります。第 1 段では、各車輌の役割への大幅な変更が大きなテスト要素でした。第 2 段は、2 つのフェーズに分けて実施され、各フェーズにはそれぞれテスト用の要素が選択的に導入されます。今回は、夏のテストにおいて良い結果を示した各要素のファインチューンを継続していきます。

フェーズ 1 の課題:
射撃精度および距離による貫通力減衰への変更、9.17 公開テストで初披露した新たなオーバーマッチ/跳弾ルールの見直し

 

現段階においては、高 Tier の駆逐戦車および中戦車は素晴らしい貫通力と射撃精度を備えており、長距離射撃においてすら、強力な装甲が施された車輌の前面を撃ち抜くことが可能です。そこで、これらの車輌の貫通力および距離による貫通力減衰メカニズムを調整すると共に、他の全車輌の射撃精度も見直し、装甲の意義を高めて重装甲車輌でのプレイをより楽しめるようにする予定です。

フェーズ 2 の課題:
自走砲への変更、1 戦中に複数回使用可能な新たな消耗品

 

自走砲に関しては、「スタン/シェルショック」という要素のテストを継続します。この要素は、最初の「サンドボックス」の頃と比べると大幅に改良されており、この夏に一部のプレイヤーに試して頂いたものとは別物になっています。このフェーズでは、照準の改良もテストする予定であり、「Battle Assistant」に類似した新たな照準モードも含まれます。UI にも改良が加えられ、スタンの時間や半径といった重要な情報を確認できるようになります。

新情報を楽しみにして頂きありがとうございます。今後もエキサイティングなニュースをお届けしていきますので、引き続きご注目ください!

閉じる