救急車の購入のためのウクライナへの募金キャンペーン「WargamingUnited」の募金総額が1億5,000万円を突破
2023年11月13日 – 2週間にわたるチャリティー・キャンペーン「WargamingUnited」には、世界中のプレイヤーの皆さまから多くのご支援が集まりました。こちらのキャンペーンでは、『World of Tanks』、『World of Tanks Blitz』、『World of Tanks Modern Armor』、『World of Warships』、『World of Warships: Legends』、『World of Warplanes』という6つのWargamingタイトルで限定チャリティーパックを販売いたしました。パックにはWargaming キーウ・スタジオのアートチームによって制作された、ウクライナがテーマの限定カスタマイズアイテムが収録されています。
キャンペーンには、世界中115か国のプレイヤーの皆さんがご参加くださり、パックの合計販売数は9万個にも上っています。その結果、約1億6,200円をウクライナ公式募金プラットフォーム「UNITED24」に送ることができました。送られた資金はC型救急車の購入にあてられ、人命救助のために使われます。
パックをご購入してくださった皆さま、ならびにキャンペーンにご協力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
プレイヤー各位
皆さんもご存じの通り、Wargamingは、ミリタリーゲームの開発・運営を行う企業です。スタッフにもミリタリーゲームの愛好家が少なくありません。しかし、趣味としてミリタリーに関心を抱くことと、戦争を奨励することは全く別物です。我々は戦争に断固として反対しています。「戦争」は、現在の我々にとって極めてセンシティブなトピックと言えます。なぜなら、Wargamingの開発スタジオのひとつはウクライナのキーウに位置し、数多くのスタッフが、戦争の恐怖に晒されながらも、日夜『World of Tanks』のためにメカニズムの開発やコンテンツの作成に精を出しているからです。例えば、「フロントライン」モードや、第3章の開幕が迫る「ミールヌイ」イベントは、すべてキーウ・スタジオによって開発されています。これだけでも、彼ら・彼女らがいかに重要な役割を担っているか、お分かりいただけるのではないでしょうか。
Wargamingは、過去およそ1年半にわたり、ウクライナの民間人を助けるため、支援活動を行ってまいりました。例えば、戦争が始まった直後の最初の週には医療器具の購入等を目的として100万ドル、カホフカで大災害が発生した際には被災者救済のために10万ドルを寄付しています。また、何百人というスタッフが自発的に募金活動に参加し、集まった約20万ユーロを救急車の購入費としてウクライナの医療団体に寄付したことにも触れないわけにはいきません。プレイヤーの皆さんの中にも、ウクライナへの支援を行いたいとお考えの方、あるいはすでに支援をなされている方が、きっと少なくないでしょう。そこで、戦災に巻き込まれたウクライナの方々をさらに支援するため、Wargamingは、これまでで最大規模のチャリティープロジェクト「WargamingUnited」を本日より実施することといたしました。
「WargamingUnited」には、Wargamingが開発・運営を手掛ける主要6タイトル、『World of Tanks PC』、『World of Tanks Blitz』、『World of Tanks: Modern Armor』、『World of Warships』、『World of Warships: Legends』、『World of Warplanes』のプレイヤーであれば、どなたでもご参加いただけます。それぞれのタイトルでウクライナをテーマにした期間限定のチャリティー特別パックが販売され、その売り上げがウクライナに寄付される、という仕組みです。パックには、キーウ支社で勤務するWargamingのアートチーム・スタッフたちが制作した数々のアイテムが収録されています。
2023 年 10 月 18 日から 11 月 2 日までの間、Wargaming は各「WargamingUnited」バンドルの売り上げの 100% を UNITED24 を通じて医療援助のために寄付いたします。ただし、(i) 支払取り消しまたは払い戻し、(ii) 適用される付加価値税、売上税、使用税、またはその他同様の税金、(iii) 決済サービス・プロバイダーから適用される取引手数料、および (iv) サードパーティの配信プラットフォーム (モバイルまたはゲームコンソールのマーケットプレイスなど) から適用される手数料については差し引かせていただきます。
ウクライナが攻撃を受け、被害が発生した際に、真っ先にその場に駆け付けるのが救急医療スタッフです。
彼ら・彼女らが優れた専門技能と類まれな勇気を備えているのは言うまでもありません。しかし、実際に人命を救助できるか否かは、現場のスタッフたちがいかに早く負傷者のもとにたどり着き、いかに迅速に医療機関に搬送できるかにも大きく左右されます。
今回のチャリティープロジェクトの直接の目的が救急車の購入にあるのはそのためです。中でも《Cタイプ救急車》は高度に専門化された車輌で、除細動器、心臓モニター、酸素ボンベ、人工肺呼吸器といった、手術室に到着するまで負傷者の生命を維持するのに必要不可欠な医療機器を搭載しています。
救急車1輌につき数百名の命が救われる、と言っても過言ではありません。
チャリティー特別パックの販売期間は10月18日19:00から11月2日05:00です。各タイトルに用意されたオファーの内容は、「WargamingUnited」の特設ウェブページでも確認できるようになっています。
ウクライナの人々を支援するため、ぜひご協力ください!
今回のチャリティープロジェクトの中核を担うのが、「50TP Resilient」です。全体を鮮やかな黄色と水色で覆い、さらにウクライナの独立の象徴ともいえる三叉戟をあしらった特殊仕様のTier VIIIプレミアム重戦車「50TP」と言えば、分かりやすいでしょう。ガレージで眺めて楽しむもよし。プレミアム車輌の特性を生かしてクレジット稼ぎや搭乗員の育成に用いるもよし。使い方は皆さん次第です。パックには、車輌の他にも限定迷彩1個とデカール6枚が収録されています。スタイルはこちらもウクライナの国旗をモチーフにしているものの、プレミアム車輌の見た目とはまた異なります。デカールもそれぞれウクライナの人々の勇気と力強さを象徴するデザインとなっています。
プレミアム車輌は不要だけれどウクライナへの支援活動には参加したい、という方には、こちらのパックがオススメです。中には迷彩1個とデカール9枚が収録されています。どちらもほぼすべての車輌に適用できるアイテムです。
「UNITED24」は、ウクライナを支援するための公式プラットフォームです。その目的は、ウクライナを守り、救い、そして再建するという活動を通じて、世界をひとつにまとめ上げることにあります。
今日のヨーロッパで大規模な戦争が勃発することを予想できた人などそういません。そのうえ、ウクライナはヨーロッパのほぼ中心に位置し、規模も最大クラスの国家です。どれほど効率的に運営されている慈善団体であっても、それほど巨大な国を丸々ひとつ支援することなどできません。
そこで作られたのが「UNITED24」です。世界中どこにいようとも、インターネットさえあればワンクリックでウクライナへの寄付を行えるようになっています。支援活動の問題のひとつに、支援者が良かれと思って用意したものが役に立たない、というものがあります。「UNITED24」を利用すれば、そんな心配もいりません。今、何が必要なのか、一番よく知っているのは、ウクライナの人々自身です。
「UNITED24」は、世界中の慈善団体、パートナー、寄付者、公人など、あらゆる団体やひとびとが円滑に利用できるようデザインされています。ウクライナに勝利をもたらすため、可能な限り効率的な支援プロセスを確立することを目的にしている、と言い換えても差し支えありません。
我々Wargamingは、これまでも「UNITED24」を通じて支援活動を行ってまいりました。カホフカ災害の際には10万ドル、会社設立25周年の記念日には25万ドルを本プラットフォームを通じて寄付したのが一例です。
さらなる詳細をご希望の場合は、「UNITED24」の公式サイトをご覧ください。
戦車兵よ、「WargamingUnited」に集え!
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