アップデート1.26での大規模車輌バランス調整

戦車長の諸君!

これまでも、諸君のゲームプレイ体験を向上させるため、さまざまなTierや車輌タイプの車輌に調整を加えてきた。アップデート1.26では、現在のゲーム環境に適応させるために3つのルートに属する18両の車輌に大規模なバランス調整を行う。

また調整対象となるルートで研究できるモジュールにも変更が加えられるほか、車輌の初期モジュール構造の改良5輌のプレミアム車輌への上方修正も行われるぞ。

バランス調整の詳細については、本記事の最後に記載されているアップデート1.26のパッチノートをご確認ください。

Tier X車輌およびルートに所属する車輌の改良

今回のバランス調整では3つの研究ルートに焦点が当てられている。変更が加えられるのは、それぞれのルートのTier V以上の車輌だ。実装されてから時間が経ち、使用される頻度が低くなった車輌に変更を加えることで、それぞれのTierや役目の中で、新たに活躍の機会が生まれるはずだ。そのため、最優先事項はTier X車輌への調整だったものの、それぞれの研究ルートに属する全車輌にも変更を施した。Tier X車輌に加えられた変更は、以下の通りだ。

  • Bat.-Châtillon 25 t

主砲の取り回しが改善されたほか、照準時間が短縮され、総弾数も増加したことにより、「Bat.-Châtillon 25 t」がより精密かつ強力な1輌となった。

  • M48A5 Patton

機動性と火力が改善された「M48A5 Patton」。散布界の拡大が低減し、照準速度が向上した。エンジンもさらに強力なものになったぞ。

  • K-91

装填時間が短縮され、砲塔が360度旋回できるようになり、「K-91」の万能さとパフォーマンスがさらに向上した。

XBat.-Châtillon 25 t
移動に伴う散布界の拡大
0.14
(▼0.03)
車体旋回に伴う散布界の拡大
0.14
(▼0.03)
100 mでの散布界
0.35
(▼0.03)
砲塔旋回に伴う散布界の拡大
0.1
(▼0.06)
照準時間
2.4
(▼0.3 秒)
射撃に伴う散布界の拡大
3
(▼1)
砲弾
50
(▲20発)
XM48A5 Patton
最大速度
48
 km/h
(▲3 km/h)
100 mでの散布界
0.35
(▼0.01)
照準時間
1.8
(▼0.1 秒)
エンジン出力
960
馬力
(▲150馬力)
XK-91
主砲の装填時間
5.7
 秒
(▼0.6 秒)
砲塔の旋回範囲
360
(▲140度)
 
 
X
Bat.-Châtillon 25 t
X
M48 Patton
X
K-91

モジュールの改良

バランス調整を施された3つのルートに属するTier V以上(ソ連車輌ルートの場合はTier VI以上)の車輌のモジュール研究ルートが合理化され、より明確で分かりやすくなった。使いどころの少ないモジュールは他のモジュールと入れ替えられたか、削除されている。新たに追加されたモジュールは、プレイをより快適にしてくれるだろう。

  • 【削除されたモジュール】今回、ゲームプレイの快適さの妨げとなっていた史実モジュールが削除される。
  • 【新登場のモジュール】 新たに追加されたモジュールには、より高い性能が備わっているぞ。

削除されずに残ったモジュールの研究に必要なEXPへの変更はない。また削除されたモジュールの費用が、残っているモジュールに再配分されることはない。

V AMX ELC bis 」 のSA32L砲(75 mm) に関しては、ゲームから完全に削除されます。

当該の主砲が車輌に搭載されている場合、新しい初期主砲に換装されます。当該の主砲が「倉庫」にある場合、購入費用と同額のクレジットで売却されます。

無線機への変更

モジュールの中でも特に大きな変更を加えられたのが、無線機だ。今回バランス調整が行われてた3つのルートすべてにおいて、無線機に関する変更が施されている。これまでは、車輌に搭載する無線機は2~3種類の中から選ぶことができたものの、どれを選んでも効果に明確な差がないというケースが多かった。

  • 【選択できる無線機を1種類に】バランス調整が施されるルートに属するすべてのTier VI以上の車輌で、搭載できる無線機が最上位のもの1種類のみになった。これはアップグレードの道のりを簡易化し、性能に大きな変化を与えないモジュールを研究するのに費やす時間を減らすことを目的としている。
  • 【通信範囲は最初から最大】新しい無線機では、最初から最大通信範囲を得られる。
  • 【ゲームプレイへの影響】無線機の数が減ることで、 車輌のアップグレードする過程がより効果的かつ分かりやすくなるぞ。

初期モジュール構成への改善

すべてのモジュールを研究済みの車輌と比べて、初期状態のモジュールを搭載した車輌でプレイすることはかなり難しい。今回の変更の目的は、新規プレイヤーのプレイ体験をシンプルかつ楽しみやすくすることだ。

そのため、初期モジュール構成に以下のようなバランス調整を加えたぞ。

  • 【古くなったモジュール】実装されてから時間が経ち、現在のゲーム環境にそぐわない一部モジュールは削除されるか、より性能が高い既存のモジュールと交換されることとなる。また新登場のモジュールも用意されている。
  • 【快適なゲームプレイ】より簡単に、楽しく新しい車輌でのプレイを始められるぞ。

VIIAMX 13 75(初期)
75 mm SA49砲をFL 10 Type C砲塔に搭載した際の散布界の拡大
0.38
 
(▼0.04)
75 mm SA49砲をFL 10 Type C砲塔に搭載した際の照準時間
2
(▼0.3 秒)
75 mm SA49砲でFrt.Prf. mle. 1940砲弾を使用した際の貫通力
174
mm
(▲26 mm)
75 mm SA49砲でPrf. mle. 1926砲弾を使用した際の貫通力
133
mm
(▲25 mm)
75 mm SA49砲をFL 10 Type C砲塔に搭載した際の総弾数
48
(▲4発)
Baudouin 6F 11 SRY Tエンジンのエンジン出力
350
馬力
(▲50馬力)
VIIAMX 13 75(最上位)
75 mm SA50砲をFL 10 Type C砲塔に搭載した際の総弾数
48
(▲12発)
 
 
VII
AMX 13 75
(初期)
VII
AMX 13 75
(最上位)
VM4A1 Sherman(初期)
T41サスペンションを搭載した際の移動に伴う散布界の拡大
0.22
 
(▼0.04)
T41サスペンションを搭載した際の車体旋回に伴う散布界の拡大
0.22
 
(▼0.04)
VM4A1 Sherman(最上位)
T42サスペンションを搭載した際の移動に伴う散布界の拡大
0.2
 
(▼0.04)
T42サスペンションを搭載した際の車体旋回に伴う散布界の拡大
0.2
 
(▼0.04)
D51072砲塔の旋回に伴う76 mm Gun M1A1砲の散布界の拡大
0.14
 
(▼0.04)
76 mm Gun M1A1砲をD51072砲塔に搭載した際の装填時間
4.3
(▼0.5 秒)
 
 
V
M4A1 Sherman
(初期)
V
M4A1 Sherman
(最上位)
VIIIObject 416(初期)
D10T砲をObject 416 mod. 1952砲塔に搭載した際の散布界の拡大
0.36
 
(▼0.03)
100 mm D10T砲をObject 416 mod. 1952砲塔に搭載した際の装填時間
6.8
(▼1.9 秒)
100 mm D10T砲をObject 416 mod. 1952砲塔に搭載した際の照準時間
2.1
(▼0.2秒)
100 mm D10T砲をObject 416 mod. 1952砲塔に搭載した際の俯角
−4
(▲−1度)
100 mm M-63砲をObject 416 mod. 1952砲塔に搭載した際の俯角
−4
(▲−1度)
VIIIObject 416(最上位)
100 mm D10T砲をObject 416 mod. 1953砲塔に搭載した際の散布界の拡大
0.35
 
(▼0.04)
100 mm D10T砲をObject 416 mod. 1953砲塔に搭載した際の装填時間
6.5
(▼1.5 秒)
100 mm D10T砲をObject 416 mod. 1953砲塔に搭載した際の照準時間
2
(▼0.3 秒)
100 mm M-63 gun砲でUBR-412D砲弾を使用した際の貫通力
216
mm
(▲15 mm)
100 mm D10T砲をObject 416 mod. 1953砲塔に搭載した際の俯角
−4
(▲−1度)
100 mm M-63砲をObject 416 mod. 1953砲塔に搭載した際の俯角
−4
(▲−1度)
 
 
VIII
Object 416
(初期)
VIII
Object 416
(最上位)

新しく入手した車輌を使用しやすくなるように、初期モジュール構成と最上位構成の差を縮めた。性能の低い以前の初期構成と比べて、各段にプレイしやすくなっているぞ。

Tier VIIIプレミアム車輌の改良

今回は5輌のプレミアム車輌にも、戦闘におけるパフォーマンスおよびゲームプレイの質の向上のための改善を施した。

  • VIII WZ-111 model 6 : 敏捷性と主砲性能が向上している。具体的には、車体および砲塔の旋回速度が上昇したほか、照準速度が向上し、貫通力も強化されている。
  • VIII AltProto AMX 30 : 分間火力と俊敏性が向上している。具体的には、装填速度が上昇したほか、主砲の安定性が向上し、砲塔の旋回速度が上昇している。
  • VIII 59-Patton : 主砲性能が向上している。具体的には、照準速度と砲塔の旋回速度が上昇し、単発火力も強化されている。
  • VIII AMX Canon d'assaut 105 : 生存性と火力を強化している。具体的には、車輌の機動性とHPが上昇したほか、照準速度と装填速度が上昇している。
  • VIII IS-5 (Object 730) : 射撃精度と機動性が向上している。具体的には、散布界が縮小し、照準速度が上昇したほか、車体および砲塔の旋回速度が上昇している。

VIIIWZ-111 model 6
照準時間
2.6
(▼0.2秒)
平均貫通力(APCR)
227
mm
(▲9 mm)
移動に伴う散布界の拡大
0.2
(▼0.03)
車体旋回に伴う散布界の拡大
0.2
(▼0.03)
車台の旋回速度
30
度/秒
(▲4度/秒)
砲塔の旋回速度
28
度/秒
(▲4度/秒)
VIIIAltProto AMX 30
主砲の装填時間
9
(▼1 秒)
砲塔旋回に伴う散布界の拡大
0.12
(▼0.08)
車台の旋回速度
40
度/秒
(▲6度/秒)
砲塔の旋回速度
42
度/秒
(▲4度/秒)
VIII59-Patton
照準時間
1.7
(▼0.2秒)
砲塔旋回に伴う散布界の拡大
0.06
(▼0.04)
平均ダメージ
280/280/370
HP
(▲40/40/50 HP)
VIIIAMX Canon d'assaut 105
主砲の装填時間
10.6
(▼0.9 秒)
照準時間
1.8
(▼0.2秒)
移動に伴う散布界の拡大
0.17
(▼0.05)
車体旋回に伴う散布界の拡大
0.17
(▼0.05)
車輌HP
1,200
HP
(▲200 HP)
VIIIIS-5 (Object 730)
100 mでの散布界
0.42
(▼0.04)
照準時間
2.7
(▼0.5 秒)
砲塔旋回に伴う散布界の拡大
0.08
(▼0.02)
移動に伴う散布界の拡大
0.17
(▼0.03)
車体旋回に伴う散布界の拡大
0.17
(▼0.03)
 
 
VIII
WZ-111 6
VIII
A.P. AMX 30
VIII
59-Patton
VIII
AMX Cda 105
VIII
IS-5

今後とも今回のバランス調整の影響を注視していくぞ。諸君からのご意見もいただけるとありがたい。新しくなったゲームプレイを楽しんでくれたまえ!バランス調整は今後も引き続き行っていく予定だ。今後の動向にぜひ注目してほしい。

変更一覧

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