アップデート 9.21: 新たなカスタマイズ・メカニズム

World of Tanks においては、車輌こそがプレイヤーのアバターであり、そのアバターで各自の個性、実績、好みを示すには、カスタマイズという要素が鍵といえるでしょう。従って 9.21 においては、World of Tanks を体験するための新たな方法への第一歩を踏み出し、その基礎を築きました。すなわち、各種のヴィジュアル・エフェクトを実装し、塗装、迷彩、徽章、銘刻の選択肢を大幅に増やしたのです。そして最も重要な点として、今回のアップデートではカスタマイズの仕組みを再設計し、スタイルを追加し、各車輌においてカスタマイズ可能なエリアのセットを策定しました。

「塗装」ウィンドウには、5 つの独立したタブが用意され、ここで事前定義されたスタイルセットを適用したり、塗装、迷彩、徽章、銘刻およびヴィジュアル・エフェクトを使用して独自のスタイルをデザインしたりすることが可能です。それではその詳細をご紹介しましょう!

注: 9.21 公開テストでは、この新システムを 早期に お試し頂けます。そして現段階におけるプライオリティは、バグやパフォーマンス問題を取り除くことにあります。私たちは高いクオリティを維持することに注力したいと考えており、皆様からのフィードバックが、そのために重要な役割を果たしてくれるはずです。

 

変更点

スタイルセット: 各種のカスタマイズ・アイテムが、各種のスタイルセットの一部として提供され、これを利用することで車輌を素早くパーソナライズできるようになりました。それぞれの事前定義されたスタイルセットには、塗装、迷彩、徽章、銘刻およびヴィジュアル・エフェクトの組み合わせが含まれており、1 回クリックするだけで対象車輌にその全てを適用できます。

史実を再現したスタイルセットを選ぶのも良いですし、自分だけのオリジナリティをだすのも良いでしょう。加えて、クレジットでレンタル可能な各種のレンタル・スタイルセットも用意されており、既定回数分の戦闘で使用することができます。

塗装: 各技術ツリーに、選択可能な多様な塗装をご用意しました。これらは国別に異なっており、車体、砲塔、主砲、サスペンション、主砲防盾に個別に適用可能です。また、冬季、夏季、砂漠マップ用のメインカラーテーマを選択することもできます。選択したカラーによって迷彩の色合いがやや変化しますのでご注意ください。

塗装の仕組み:

各モジュールのカラーリングには塗装 1 缶が必要であり、車輌全体では 5 缶が必要です。従って、始める前に充分なストックがあることをご確認ください。
歴史的に正確な塗装と、歴史的なものではない塗装の動作は異なります。歴史的なものではない塗装の缶は、どの気候条件に対しても適用可能です。しかし歴史的な塗装の場合には、気候条件別に購入する必要があります。したがって、3 種類の気候条件全てに対して 1 両の車輌全体に歴史的な塗装を施すためには、15 缶が必要です。

 

重要: 新たなカスタマイズは、標準では全てのプレイヤーに対して表示されます。しかし、史実とは異なる迷彩によって戦場の雰囲気の統一性が損なわれることを好まない場合は、そういったアイテムを非表示に設定することも可能です。ゲームタブの設定で「歴史的に正確な塗装のみを表示」を有効にすれば、全ての車輌が基本的な塗装で表示されるようになります。

迷彩: 迷彩は、3 つのスキンに分割され、車体、砲塔、主砲に個別に適用できるようになりました。エリア別に、気候条件別に複数の迷彩から選んでセットを組み、迷彩のサイズを小、中、大から選択して調整することができます。迷彩を選択する際には、カラーパレットのセットを利用して外観を調整することも可能です。

注: これまで同様に、既に所有している迷彩で車輌全体をカバーすることも可能ですのでご安心ください。新しいカスタマイズ・システムは、単純に迷彩の適用箇所を 3 箇所に分割するだけです。

隠蔽率ボーナスを得るには、車体に迷彩を適用するだけで OK です。これにより敵に発見されにくくなります。

徽章と銘刻: 徽章や銘刻を適用する前に、適用位置を確認できるようになりました。刷新版のカスタマイズ UI には、これらのアイテム用のエリアを示す機能があります。

注: 9.21 より前に購入済みだった全ての無期限の迷彩、徽章、銘刻が、アップデートのリリース後にも維持されます。お金を支払って購入して頂いた以上は、その権利はあなたのものです。一時的迷彩に関しては削除されますが、その代金は返還させて頂きます。

エフェクト: 塗装および迷彩に対してエイジングおよび退色エフェクトを適用することで、車輌の外観を特徴的にできるようになりました。新品同様の雰囲気にすることも、年を経たような雰囲気にすることも、古代の遺物のような雰囲気にすることも可能です。

現段階では、新たなエフェクト、塗装、購入可能なスタイルは、Tier VIII プレミアム車輌および Tier X 車輌に対してご利用頂けます。現在、より低い Tier の車輌にも適用できるようにするための作業を進めています。迷彩、徽章、銘刻およびレンタル・スタイルは、全ての車輌に対して適用可能です。

価格の見直し

カスタマイズ・システムの根本的な変更には、価格の見直しが必須と言えるでしょう。現在、新たなメカニズムに合せた統一された価格設定モデルの設計を進めています。ですが現段階では、早急な解決策が必要です。その上で、然るべき時間をかけて適切なことを進めていき、それが完了した後に、変更点の詳細と、その背後にある理由をご紹介させて頂きたいと考えています。そこで、この見直しに伴って生じうる不便を最小化するため、9 アイテムから成る限定迷彩セットを全員に付与させて頂きます。このセットには、3 種類の気候条件用の車体用、砲塔用、主砲用のスキンが含まれています。「何がそんなに限定なのでしょう?」と思うかも知れません。これらの特別テクスチャは、他の国別迷彩とは異なり、あらゆる車輌に適用可能なのです。

今後、この新たなカスタマイズ機能のさらなる詳細をご紹介していきますのでお楽しみに!

アップデート 9.21 カスタマイズ機能 FAQ  

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