本日からアップデート 9.20 のスーパーテストが開始されます。スタン効果に関するフィードバックへの対応、技術ツリーの見直しを継続、ランダム戦用の 30 vs 30 シナリオの実装、そして 9 種類の中国駆逐戦車が新登場するなど、今回も要注目の新要素や調整が数多く含まれています。最終的な詳細は未確定ですが、まずはアップデート内容の概要をご紹介させていただきます。
スーパーテストは、開発の初期段階で実施するものであり、通例としては、正式版のリリースの 1 ヶ月半前です。このテストにより、新たなアップデートの各種変更点をチェックし、公開テスト前に最も深刻な問題点を洗い出します。World of Tanks スーパーテストは、プロダクション・テスト (新マップ、車輌のバランス調整など) とバージョン・テスト (アップデート全体) に分けられています。
スーパーテストの完了後には、新要素を試したいプレイヤーであれば誰もが参加可能な公開テストを開始致します。
今回は、日本、フランス、アメリカ、ソ連の 4 ヶ国に焦点を当てています。加えて、ドイツツリーにも若干の調整を加えます。ドイツツリーには、2017 年の序盤に統括的な見直しを加えましたが、今回は Maus、Mäuschen、8,8 cm pak 43 Jagdtiger の戦闘パラメータに調整を加える予定です。
今後の車輌バランス調整に関する最初の詳細情報を、ソーシャルメディアを通じて共有して以後、これは World of Tanks フォーラムの 9.20 関連トピックの中でも最も議論が交わされた話題となりました。従って、皆様の疑問によりよく答えるため、この 9.20 プレビューではカバーせずに、技術ツリーの見直しの根拠に関して説明するための独立した記事をご用意しました。
より踏み込んだ内容は こちらをご覧ください。
自走砲のファインチューンは、9.18 で終わりではありません。開発チームではここ 2 – 3 ヶ月に渡って皆様からのフィードバックを分析した結果として、自走砲でプレイするプレイヤーにとっても自走砲以外でプレイするプレイヤーにとってもプレイ体験の向上に繋がるような、いくつかの調整を加えることを決定しました。
爆発半径が大きくなったことに伴い、安全だと考えていた状況であってもダメージを受けてしまうというケースが頻繁に発生し、混乱を招く事態に繋がっていました。つまり、遮蔽物の影にしっかり隠れていてもなお、ダメージを受けてしまうことが多かったのです。そこで、この問題を軽減するため、着弾点と車輌の間に障害物がある場合に対しての新たなメカニズムを加えることで、スタンおよびダメージの計算を見直しました:
また、戦績の内実を把握しやすくなるように、戦闘結果画面に合計スタン時間が記載されるようになります。
9 両の中国駆逐戦車がエンジンを始動し、間もなく皆さんの戦場に到着します。そうです、これは数ヶ月前に中国サーバーに実装済みのラインですね。これに関するご要望を多くお寄せ頂いてきましたので、今回、全てのプレイヤーに対して提供開始できることを喜ばしく感じています。各車輌の詳細に関しては、正式リリースが近付くにつれて紹介していきますので、今後の情報をお楽しみに。
15 vs 15 を超える大規模戦闘で勇気を試したいと思ったことはありませんか?そのチャンスがもうすぐ訪れます。9.20 から、30 vs 30 の新モード「グランドバトル」が登場します。合計 60 名ものプレイヤーが、このシナリオ専用として開発された全く新たな 1.4 x 1.4 マップ「ニーベルブルク (Nebelburg)」で激戦を繰り広げるのです。このシナリオは、ランダム戦の他の戦闘タイプと併せて利用可能であり、Tier X 車輌専用で、勝利条件は通常戦と同様に敵陣地の占領または敵車輌の殲滅です。全ての車輌タイプにとって楽しめる体験を提供するため、自走砲の数は 1 チームあたり 4 両までに制限されます。
折を見てグランドバトルの詳細をご紹介させて頂きますのでお楽しみに。このモードで利用可能なパーソナルミッション、獲得可能な勲章や優等マークなどについても紹介予定です。9.20 の正式リリースが近付いてきた時期に、単独記事で極めて詳細に紹介させて頂きますので、フィードバックや質問をお寄せ頂ければ幸いです。
最後に、19 種類の車輌を新たに HD 化します:
正式リリースが近付くにつれ、各要素をより詳しく紹介していきますのでお楽しみに。そしてご意見やアイデア、懸念などをぜひフォーラムで共有してください。皆様からのご意見を参考にしつつ、ゲーム体験を磨き上げていきたいと考えています。
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