中国から愛を込めて: 新たな駆逐戦車ラインを実装

皆様のご希望にお応えし、いよいよ実装です!新たな中国駆逐戦車ラインが、最前線に向けて急行しつつあります。あるいは、後方から痛打を与えてくるかもしれませんね。車輌を選ぶ際の参考情報として、このラインに登場する 9 両の車輌の簡潔なプレビューをご用意致しました。

低 Tier 車輌 

低 Tier の中国駆逐戦車は、駆逐戦車としては良好な視認範囲を備えており、隠蔽性も高いため、遠距離狙撃に適しています。しかし装甲については強固ではないため、高い隠蔽率を活かして潜みつつ、最良のタイミングを待ってから射撃しましょう。

このラインの最初の車輌である Tier II のT-26G FTは、優れた射撃精度と貫通力を備えた小型の駆逐戦車です。装甲が脆弱であるために前線での戦いには向きませんが、優れた視認範囲と隠蔽性を活かして姿を隠しつつ、遠距離から支援射撃することができます。ハイテンポかつスムーズなゲームプレイを楽しめるため、World of Tanks を始めたばかりの初心者にとって最高の車輌と言えるでしょう。

Tier III のM3G FT は、前 Tier の長所をさらに伸ばした車輌です。極めて高い隠蔽性により、茂みに潜みつつ奇襲を仕掛けることができます。しかしながら、欠点もまた引き継いでおり、その装甲は、開けた場所で戦うには充分とは言えません。主砲に選択の幅があることが本車の興味深い点であり、57 mm 砲が DPM (分間ダメージ) と貫通力に優れる一方で、76 mm 砲は、射撃速度と貫通力では劣るものの、射撃精度と単発火力に優れています。

このような「静かなる追跡者」というコンセプトは、その次の Tier IVSU-76G FTにも引き継がれています。本車は機動性が良好であるために迅速に好所に陣取ることが可能であり、その上で、同 Tier のライバルに比して極めて大きな DPM というメインウェポンを解き放つことができるのです。

中 Tier 車輌 

Tier が上がるにつれて、機動性が向上し、単発ダメージも優れたものとなります。しかしながら、射撃精度が低めであるため、遠距離狙撃のみならず、中距離戦闘も選択肢となるでしょう。全体的に、万能性に優れた車輌と言えます。

Tier V の 60G FT から、それまでとは性格が変わり、高い DPM と豊富な HP を活かした、よりアグレッシブなゲームプレイが可能となります。大柄であるために隠蔽性が損なわれており、今まで通り隠れ続けることはできません。第 2 線からの支援射撃用として適していると言えるでしょう。

Tier VI の WZ-131G FT もまた、前線での戦闘よりは支援用車輌として輝く車輌と言えます。恐るべき主砲に加えて素晴らしい機動性をも備えており、速やかに好所を確保することが可能です。そしてこの長所を活かせば、この車輌が次弾をどこから撃ってくるかを敵が予測することは困難でしょう。しかし、装甲が脆弱で HP も低いため、決して目立ってはなりません。

Tier VII の T-34-2G FT は、実に大物です。極めてポピュラーな 122 mm 砲を搭載しており、この砲は、卓越したダメージディーラーとして相応しい、高い DPM、恐るべき単発ダメージ、素晴らしい貫通力を兼ね備えているのです。しかしながら、射撃精度については高くないため、しっかりと考えた上で射撃することが重要です。

中 Tier において最大かつ最も強力な車輌が、Tier VIII の WZ-111-1 FTです。本車は、130 mm 砲に加え、実効装甲厚 210–220 mm の傾斜装甲を備えており、遠距離狙撃から接近戦まで、あらゆる距離で危険な存在と言えるでしょう。俯角も -6 度あるため、起伏の多い地形での運用にも対応可能であり、まさに化け物級と言えます。

高 Tier 車輌 

高 Tier 車輌の特長は、優れた単発ダメージと射撃速度を兼ね備えている点にあります。その単発火力は、Jagdpanzer E 100 のように極端なものではありませんが、敵からしたら充分に深刻なものです。これらの高 Tier 駆逐戦車は中 Tier から引き続き万能性に秀でており、機動性が低めであるという欠点は、優れた射撃速度により補われています。

Tier IX の WZ-111G FTは、超接近戦に対応可能です。敵と相対したら、敵車輌の覗視孔から操縦手の怯えた目が見えるぐらいまで詰め寄りましょう。本車はサイの角を備えており、あらゆる敵を突き破ることが可能です。本車の正面上部装甲は、270 mm もの実効装甲厚を備えているのです。さらに重要な点として、単発ダメージ 750 を誇る恐るべき主砲は優れた速射性をも兼ね備えており、この点は接近戦において決定的な要素と言えるでしょう。ただし、正面下部装甲の実効装甲厚は 170 mm に過ぎないため、熟練のタンカーであれば容易に撃ち抜いてくる、という点には注意してください。

このラインの頂点に君臨する WZ-113G FT は、前 Tier の特徴を全て引き継いだ上でさらに強化されており、過酷な Tier X 戦に耐えることが可能です。主砲はより高性能になり、実効装甲厚はさらに強化 (正面上部で 310 mm、正面下部で 190 mm) され、HP も増加しています。恐るべき堅牢さを誇る本車は、適切に扱えば脅威の存在となることでしょう。

今後、 WZ-113G FTの総合的な分析を含め、中国駆逐戦車をより詳しくご紹介していきますのでどうぞお楽しみに。

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