アップデート 9.16 の新機能

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戦車長の皆さん！

先日アップデート9.16 の先行情報を公開しましたが、今回はゲームインターフェイスと戦闘チャットの改良をより詳しく見ていきます。

インターフェース変更点

ゲームクライアント MOD を利用したクライアントのカスタマイズはプレイヤーの間でよく使われており、開発チームもプレイヤーの間で人気の高い MOD を研究し、もっともよく使われているものはそのままゲームの機能として採用されることもあります。

MOD の採用の際には人気度やゲームプレイに対する有用性などの複数の基準を考慮し、UI の改良やゲームプレイをより快適にする MOD を優先的に実装していきます。

アップデート 9.16 では複数の人気 MOD が WoT UI の標準機能として実装されます。実装されるのはダメージパネル、2 列車輌カルーセル、そして射撃方向インジケーターです。

戦いを勝ち抜くには情報は重要です。より多くの情報を得たプレイヤーの方が常に変わっていく戦況に応じた作戦を立てることができ、戦闘中より多くの情報を得たプレイヤーの方が勝つ可能性が高いです。

多くのプレイヤーは戦闘中ヘッドアップディスプレイ (HUD) を利用してマップや他車輌の交戦状況などの情報を得ることができます。アップデート 9.16 では戦闘中の情報を得られる個所をもう一つ増え、戦いに利用できる判断材料が多くなります。

次回のアップデートでは UI に表示される戦闘内イベントに関する情報を追加、射撃方向インジケーター機能が拡張されます。

射撃方向インジケーターを改良し、被ダメージ、モジュールへのダメージ、ダメージ元の車輌の情報が表示されるようになります。
ダメージパネル:
- 発見されている車輌に対してプレイヤーが与えたダメージ (射撃、衝突、火災によるダメージ)
- 装甲により阻まれたダメージ - ダメージは砲撃による平均ダメージで計算されます。履帯や観測装置など外部モジュールによって阻まれたダメージは含まれません。
- アシストダメージ: ダメージを与えた味方の為に視界を確保した場合や履帯を破壊して行動不能にした車輌に味方が与えたダメージ。
戦闘内イベント: 陣地占領、陣地防衛、敵発見などのより詳細な情報を追加。

追加情報は設定画面で設定することができます。新しく追加される フィードバック タブを選択肢、通常または拡張射撃方向インジケーターを選択、選択した設定により戦闘内イベントなどの情報が UI に表示されるようになります。

フィードバック タブは 9.16 の新機能と同時にリリースされます。

車輌選択機能のカルーセル拡張は人気の MOD の一つで、アップデート 9.16 では正式にゲーム内にこの機能が組み込まれます。これにより、大量の車輌を所有しているプレイヤーもガレージでかんたんに目的の車輌を探すことが出来るようのいなります。

ガレージの車輌表示を 1 行表示と 2 行表示から選択できるようになり、デフォルトでは 2 行表示が採用されるようになります。表示の設定はゲーム設定の 一般設定 タブから行えるようになります。

また、特殊な簡易版の 2 行表示もあり、縦 900 ピクセル以下の小さいスクリーンでは自動的に有効化されます。

縦 900 ピクセル以上用の 2 行表示:

縦 900 ピクセル以下の小画面用 2 行表示:

戦闘チャット機能はプレイヤーが味方と連携を取れるようにあります。戦闘で勝利するにはコミュニケーションと連携が重要です。しかし、同時に対戦するチーム間のコミュニケーションは悪用され、相手のプレイヤーを侮辱するために使われてしまうことも多いのが現状です。

そこで、アップデート 9.16 ではこれらの問題を解決するための対策が実装されます:

チームトレーニング以外のゲームモードでは対戦するチーム間のチャットが無効化されます。
また、戦闘終了まで特定のプレイヤーのメッセージをブロックする機能も追加されます。プレイヤーをブロックするには、戦闘チャットで表示されるその味方プレイヤーの名前の上にカーソルを動かします。プレイヤーをブラックリストに追加したり、通報することも可能です。

通報システムも改良されます。通報のプロセスを簡易化するため、アップデート 9.16 では類似した通報内容は一つに統合されます。アップデート後は次の通報内容が残されます。
- 戦闘チャット内での不適当な行動: 挑発や侮辱行為、スパム、脅迫行為、ゴールド売買・詐欺行為 を含みます
- 非スポーツマン行為
- 侮辱的なプレイヤー名またはクラン名
- 無活動 / Bot

また、アップデート 9.16 では送信できる通報の数が減り、各戦闘につき 1 プレイヤーに対しては 1 回までしか通報ができなくなります。しかし、同時に通報が処理されるまでに必要になる通報件数も減らされるので、通報が処理されるプロセスが全体的にスピードアップします。

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