Tier V の本車は、1937 年に開発されたコンセプト案であり、ポーランドのコミュニティが長年待ち望んでいた車輌です。この “20/25TP” は、近年では最も望まれていたモデルであり、本車が戦場に参戦するのを待ちきれません。本車は、低 Tier ポーランド車輌の進化形であり、単発火力 135 HP の 75 mm 砲を搭載しています。中 Tier においては印象的と言えるでしょう。
Tier VI および VII では、エドヴァルド・ハビフ (Edward Habich) によるコンセプトが実現されます。才能溢れるポーランドのエンジニアだった彼は、ドイツとソ連における同時期の設計からの最良の部分を組み合わせました。そしてソ連からの影響の結果として傾斜装甲板が採用されており、ドイツからの影響の結果として、コンパクトな砲塔で高火力を実現しています。高火力という特長は、Tier VI 以上のポーランド戦車においては一貫したものとなっています。
中: Tier VII 車輌は、本格的な重戦車への過渡期の車輌であり、その装甲は重戦車としては脆弱ですので、慎重に戦う必要があります。
この Tier VIII 戦車は、中戦車と重戦車を繋ぐ橋を補強する過渡期の車輌と言えるでしょう。比較的大重量ながらかさばる車輌であり、2 種類の主砲 (105 mm と 122 mm) が用意されています。防御面においては、砲塔の装甲は強固ですが、車体の装甲は比較的弱くなっています。
この Tier IX は、Tier X 車輌の弟分のような存在であり、素晴しい単発火力を誇る 130 mm 砲を搭載しています。総じて、その破壊力と堅牢な装甲は特筆すべきであるものの、最大速度は大幅に低くなります。
本車のサイズと外観は、ソ連車輌に極めてよく似ています。そして、本車に搭載されている 152 mm 砲は、慎重な運用が求められます。その貫通力は 250 mm であり、あまり高いとは言えませんが、狙い澄ました射撃により貫通させることができれば、1 発で 750 HP ものダメージを与えることができるのです。主砲俯角も悪くはなく、最大 -8° です。
この Tier X のモンスターは、IS-4 と E-100 のハイブリッドのような車輌と言えるでしょう。総じて、重装甲、低速、高火力であり、敵の防衛網を破る上では完璧な車輌なのです。