アップデート 1.1: ポーランド車輌登場

私たちは今年、2 つの国家を実装することをお約束しました。そしてまずはイタリアを実装し、今度はポーランドの番です。この国家の技術ツリーは、まず軽戦車で始まり、中 Tier で中戦車を経た後、高 Tier では重戦車となります。

ポーランドは、次に追加する国家として合理的な選択肢でした。その理由は何故でしょうか? それは、この国家が、両大戦を通じて東西を繋ぐゲートウェイだったからであり、私たちはこれらの戦争中におけるポーランドの人々の勇気と貢献を称えたいと考えているのです。加えて、何といっても、ポーランドのコミュニティはこのゲームの中でも最大規模のもののひとつであり、彼らの情熱と献身に敬意を示すためでもあります。

では、ご紹介しましょう!

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低 Tier

初期のポーランド車輌は、1930 年代および 1940 年代に主要な戦車製造国が製造した車輌の影響を強く受けています。従ってポーランドの低 Tier 車輌は、高速・高機動で軽装甲という、他の国家と同様の特徴を有していますが、単発火力がやや高い点が、他の国家との違いとなっています。

  • 4TP
  • 7TP
  • 10TP / 14TP

有名なヴィッカース・カーデン・ロイド (Vickers Carden Loyd) 豆戦車をベースとした車輌であり、僅か 4 トンの重量に 85 馬力のエンジンを搭載しています。小型の「トラクター」と呼んでも良いかも知れませんね。

Tier II にもイギリスの影響が続いており、ヴィッカース Mk. E (Vickers Mk. E) の改良型となっています。本車は、その「弟」とは異なって量産に至っており、150 両弱が生産されています。

Tier III および IV の車輌は類似性が高く、いわば軽戦車の兄弟です。10TP は試作され、1938 年から 1939 年にかけて実施されたテストでは良好な成績を示したものの、二次大戦の勃発に伴い開発が中止され、試作車輌は破壊されました。

14TP にも類似の物語 (と運命) が待っており、1939 年の初期に適切なエンジンを確保できなかったために開発が遅れ、その年の 9 月にドイツによる侵攻を受けたため、完成には至りませんでした。


中 Tier

中 Tier は、高 Tier 重戦車に向けての移行期であるため、ゲームプレイが極めて多様であり、戦闘での新たな役割が一式加わります。以下のように分類すると分かりやすいでしょう:

  • Tier V – 軽戦車と中戦車のハイブリッド
  • Tier VI – 重戦車並の装甲の中戦車
  • Tier VII – 中戦車と重戦車のハイブリッド
  • 注目すべき戦車 – 25 TP KSUST II
  • 40TP Habicha および 45TP Habicha (ハビハ)

Tier V の本車は、1937 年に開発されたコンセプト案であり、ポーランドのコミュニティが長年待ち望んでいた車輌です。この “20/25TP” は、近年では最も望まれていたモデルであり、本車が戦場に参戦するのを待ちきれません。本車は、低 Tier ポーランド車輌の進化形であり、単発火力 135 HP の 75 mm 砲を搭載しています。中 Tier においては印象的と言えるでしょう。

Tier VI および VII では、エドヴァルド・ハビフ (Edward Habich) によるコンセプトが実現されます。才能溢れるポーランドのエンジニアだった彼は、ドイツとソ連における同時期の設計からの最良の部分を組み合わせました。そしてソ連からの影響の結果として傾斜装甲板が採用されており、ドイツからの影響の結果として、コンパクトな砲塔で高火力を実現しています。高火力という特長は、Tier VI 以上のポーランド戦車においては一貫したものとなっています。

中: Tier VII 車輌は、本格的な重戦車への過渡期の車輌であり、その装甲は重戦車としては脆弱ですので、慎重に戦う必要があります。

高 Tier

高 Tier に実装されるポーランド戦車は、いずれも設計案のみに終わった車輌であり、資料庫に眠っていましたが、これらのマシンに命を与えることは、新味を加えるためにはとても良いやり方だと考えています。これらの 3 種類の計画案は、いずれも大学院生による研究プロジェクトであり、もしこれらの生産が実現していれば、戦後にポーランドが用いていたソ連製の車輌から離れることに繋がったかも知れません。

  • 注目すべき戦車 – 53TP Markowskiego (マルコスケゴ)
  • 50TP Tyszkiewicza (トゥシュケヴィチュ)
  • 60TP Lewandowskiego (レヴァンドスケゴ)

この Tier VIII 戦車は、中戦車と重戦車を繋ぐ橋を補強する過渡期の車輌と言えるでしょう。比較的大重量ながらかさばる車輌であり、2 種類の主砲 (105 mm と 122 mm) が用意されています。防御面においては、砲塔の装甲は強固ですが、車体の装甲は比較的弱くなっています。

この Tier IX は、Tier X 車輌の弟分のような存在であり、素晴しい単発火力を誇る 130 mm 砲を搭載しています。総じて、その破壊力と堅牢な装甲は特筆すべきであるものの、最大速度は大幅に低くなります。

本車のサイズと外観は、ソ連車輌に極めてよく似ています。そして、本車に搭載されている 152 mm 砲は、慎重な運用が求められます。その貫通力は 250 mm であり、あまり高いとは言えませんが、狙い澄ました射撃により貫通させることができれば、1 発で 750 HP ものダメージを与えることができるのです。主砲俯角も悪くはなく、最大 -8° です。

この Tier X のモンスターは、IS-4 E-100 のハイブリッドのような車輌と言えるでしょう。総じて、重装甲、低速、高火力であり、敵の防衛網を破る上では完璧な車輌なのです。

さあ出撃し、これらのポーランド戦車をお試しください!

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