アップデート 1.0 の最大の目玉は、クライアントの基盤となっている技術のオーバーホールです。従来の World of Tanks で使用されていた BigWorld エンジンでは、もはやグラフィック技術の進化に付いていくことができなくなっていました。そこで今回、新エンジン Core に移行することになったのです。
この新エンジンは自社開発したものであり、このゲームのための必要を満たしつつ、ヴィジュアルを進化させていくための基盤となるものです。Core には最新のグラフィック・コンテンツ処理およびレンダリング技術が導入されており、フォトリアルなグラフィックを実現可能です。そして、待望の Havok® 破壊技術、グローバル・イルミネーション (大域照明)、レスポンシブな水面、ボリューメトリックな地形、その他のエフェクトが実装されています。そしてこの新エンジンは、近代的なグラフィックを実現する上でのバックボーンであり、今後もさらなる最新技術を採り入れてグラフィックの進化を進め、World of Tanks を新鮮で印象的なゲームとして維持し続けることを可能とするキャパシティを備えています。
これはプレイヤーにとってはどのようなことを意味するのでしょうか? 新たな技術とエフェクトにより、映像に調和、現実感、多様性がもたらされます。これによって、使用しているクライアント・タイプ (HD/SD) を問わず、各マップに無数の細部が加えられ、没入感がブーストされるのです。マップ毎に異なる季節感を感じるときにも、生い茂る草木に注ぐ陽射しを眺めているときにも、あらゆる物を破壊しながら戦車で進撃するときにも、その効果を実感して頂けるはずです。