前回のリリースから 2 週間が経過し、注目要素が満載された新たなアップデートの公開テストの準備が整いました。カスタマイズの進化、一部のマップのレベルデザイン調整、新たなソ連 Tier X 車輌など、カバーすべき要素が多数あります。さらには、初心者向けの体験にも様々な改良が加えられます。では始めましょう。
今年これまでにグラフィック刷新に次いで話題になってきたのは、ソ連技術ツリーの見直しについてでした。昨年 12 月に発表された多くの調整が、9.22 で正式実装されました。そして今こそ、空席になっていた 2 つの Tier X の座に加わる車輌を発表すべき時でしょう。
アンロックに必要な EXP: 252,700
1.0.2 においては、Object 430 Variant II に続く Tier X 車輌として、K-91 が加わります。本車は強固な砲塔装甲を備えており、このラインのトレードマークである後部砲塔式であり、そのプレイスタイルはまさに A-44 ラインにおける正統進化と言えるでしょう。平均以上の射撃精度、驚異的な弾速 (1,700 m/s)、照準時間 (1.9 秒)、貫通力 (APCR 弾で 276 mm) を誇り、熟練のタンカーが操れば破壊的な存在となるはずです。機動性も良好であり、砲操作性も妥当なのですが、その代償として車体装甲が脆弱であり、砲俯角は -5 度に過ぎず、砲塔旋回範囲にも制限があります。
Object 430 Variant II 自体にも技術ツリーの他の車輌と一致して調整が加えられます。性能の詳細は 2 回目の公開テストで公開される予定です。
ゲームプレイヒント
アンロックに必要な EXP: 220,800
T-10 は、重戦車としては高い速力、高威力の主砲、ダメージ・アウトプットへの特化、信頼性の高い装甲を併せ持っていることで有名です。Object 277 はアグレッシブで防御力の高い車輌であり、T-10 の特徴を引き継いでいると言えますが、分間ダメージ (DPM)、単発ダメージ、貫通力、照準速度がいずれも向上しており、HP も増加しているため、プレイスタイルを新たなレベルに高めてくれる存在なのです。その一方で、T-10 と同様に前面下部装甲が弱点であり、砲俯角が -5.5 °に過ぎません。ミスを犯さないように操ることができれば、この車輌は信頼性が高く、装甲が厚いため。長所を活かして戦うことができれば勝利を掴み取ることができるはずです。
アップデート 1.0 では 29 種類のマップに命が吹き込まれ、長年に渡って未解決だったバランス問題を再度考慮し、お馴染みの場所が見事な HD で生まれ変わりました。また、「フィヨルド (Fjords)」と「エーレンベルク (Erlenberg)」に加えた最後の調整に関しては、多くのプレイヤーが不満に思っているということがはっきりしました。そこで、皆さまからのフィードバックと統計情報を参考に、これらの戦場を「楽しくない」ものにしていた不整合および心情の問題に再び取り組みました。また、「マリノフカ (Malinovka)」と「山岳路 (Mountain Pass)」にもレベルデザイン上の変更を加えました。
1.0.2 における「フィヨルド」、「エーレンベルク」、「マリノフカ」、「山岳路」への変更点の詳細に関しては、後日紹介予定ですのでお楽しみに。
残るマップを HD でリマスターし、削除された一部のマップを再びローテーションに戻すべく、着実に作業を進めています。この結果として、アップデート 1.0.2 では冬季グランドバトルマップ「クロンダイク」の HD 版がローテーションに加わります。
今後のアップデートで加わる予定の各種マップの開発状況については、後日紹介予定です。「クロンダイク」の完全な概要に関しては、こちら をご参照ください。
刷新版のカスタマイズ・システムを導入して以後、対応 Tier を広げて欲しいというご要望を多くお寄せ頂いてきました。そして 1.0.2 においては、Tier VI 車輌ならびに全ての Tier VIII 車輌でペイントとスタイルセットをご利用頂けるようになります。当初、この機能は Tier VIII プレミアム車輌および Tier X 車輌限定でした。そしてなんといっても、ガレージに車輌の塗装カスタマイズ用の新たなスペースが追加されます。このスペースでは、ライティング (照明) が特別に調整されており、適用するペイント、迷彩が戦場においてどう見えるのかを、よりしっかりと確認することができます。ガレージで「塗装」をクリックしてご確認ください。
2 回目の公開テストでは、 Tier VI 車輌にもカスタマイズが適用可能になる予定です。
アップデート 1.0.2 では、ブートキャンプに新たなミッション・セットが加わります。このミッション・セットは、ブートキャンプ訓練の完了後に利用可能になり、Tier II-X 車輌用として設計されており、車輌のアップグレード、カスタマイズの基本、消耗品、拡張パーツ、パーソナルリザーブについて説明するものとなっています。
新規プレイヤー向けの体験は、装甲と貫通のメカニズム、照準と発見のメカニズム等を解説する厳選された有用記事とヒントがあれば、よりスムーズになります。
それでは、1.0.2 のテストに加わって問題点を見つけ出し、アップデートの最終調整にご協力頂ければ幸いです!
公開テストにまだ参加したことがない方は、公開テストガイド(英語版) をお読みください。
参加要件: 日本時間05月17日(木) 5:59 以前にアカウント登録を行っているすべてのプレイヤーが参加可能です。
フィードバック: テストバージョンのフィードバックや不具合報告はフォーラムの専用スレッドに投稿してください。
以下の日程でサーバーの定期再起動を実施します:
上記の他にもテストサーバーは臨時メンテナンスや再起動を行う場合がございますので、予めご了承ください。
専用の フォーラムスレッド にご意見をお寄せください。アップデート 1.0.2 に関する今後のニュースをお楽しみに。
1. ブートキャンプに大幅な改良が行われ、戦闘 & ガレージミッションが追加されました。
2. これらのミッションは、ブートキャンプを完了した新規プレイヤー(戦闘数 1,000 戦以下で Tier VI 以上の車輌を所有していないプレイヤー)が挑戦できます。これらのミッションにより、プレイヤーはゲームの基本メカニズムを学ぶことができます。また、これらのミッションを達成することで褒賞を手に入れることもできます。
3. ミッションは次のセットを含みます:
すべてのセットを達成すると、プレイヤーは Tier VI 通常車輌と交換可能(その車輌を研究済みでなくても交換可能)なトークンを取得します。
4. 戦闘で活躍するために必要なゲームの基本を学ぶことができる「訓練センター」が追加されました。
すべてのトピックスはカテゴリー別に分類されており、画像と短い説明付きのファイル形式で表示されます。
訓練センターは次のセクションを含みます:
「訓練センター」はガレージにおいて「Escape」キーを押すことで表示される設定画面から選択できます。
5. マップに関するいくつかの問題が修正されました。また、次のマップにおいて戦闘が展開されることを意図していない道やエリアが削除されました:
6. 次のマップにいくつかの改善が行われました:
7. グランドバトルにマップ「クロンダイク」が追加されました。
8. 車輌の塗装:
9. ガレージインターフェースに変更が行われ、サウンドが追加されました。
1. ソ連車輌への変更
次の車輌が追加されました:
2. 次の車輌の技術特性が変更されました:
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