記事の内容は2019年6月頃の仕様を元としており、アップデート等により今後変更される可能性があります。
◆達成後に何が貰えるの?
新たなプレイヤーを招待した既存戦車長にとってどんな利点があるのか?皆さんが一番気になるところですよね。まずは招待された「新兵」と、招待した既存戦車長「指揮官」が貰える褒賞について紹介します。
新兵・指揮官共に貰える「ボンズ、スタイル、迷彩、徽章、銘刻、勲章」
- 1,500ボンズ
- 特別2Dスタイル『ひとつずつ』
- 迷彩『ユニフォーム』
- 徽章『オンボード』
- 銘刻『鋼鉄の絆』
- 特別勲章『模範的訓練生』(左から、ブロンズ、シルバー、ゴールド)
新兵がだけが貰えるもの
- Tier VI or VIIのプレミアム車輌1輌(リストから指定)とガレージ及び100%訓練済み搭乗員、または1,900,000クレジットこのリストはピリオド1の報酬車輌です。ピリオド2では車輌リストが異なる場合があります。
指揮官だけが貰えるもの
- Tier VIIIのプレミアム車輌1輌(リストから指定)とガレージ及び100%訓練済み搭乗員、または3,400,000クレジットこのリストはピリオド1の報酬車輌です。ピリオド2では車輌リストが異なる場合があります。
- バッジ『指揮官バッジ』(左から、クラスIII、クラスII、クラスI)
◆プログラム進行中のメリットは?
新兵はもちろん、指揮官にも取得EXPとクレジットのボーナスがあります。これで車輌開発が更にはかどります。ただし、指揮官は必ず招待した新兵と小隊を行う必要がある点に注意。
新兵の取得EXP&クレジットボーナス
- ソロプレイのランダム戦で、取得EXP&クレジットが常時50%アップ
- 指揮官と小隊中のランダム戦で、更に追加で取得EXP&クレジットが50%アップ(合計100%)
画像は、新兵が指揮官と小隊を行ったランダム戦での戦闘結果 詳細レポート
指揮官の取得EXP&クレジットボーナス
- 新兵と小隊中のランダム戦で、取得EXP&クレジットが50%アップ
◆プログラムへの参加条件は?
非常に豪華な褒章が貰えるプログラムですが、招待する「指揮官」と招待される「新兵」には、それぞれ参加条件があります。誰でも参加できる訳ではない点に要注意です。
新兵の参加条件
- World of Tanksを新規に始めるプレイヤー、もしくは戦闘回数が200回以下の既存プレイヤーであること
- 戦闘回数が200回以上の既存プレイヤーで、過去60日間に一度もプレイしていないこと
指揮官の参加条件
- ランダム戦において、1000戦以上プレイしていること
一度WoTから離れてしまった既存プレイヤーが復帰する際にも、新兵として招待することができます。"復帰した後" では招待することができない点に注意しましょう。クライアント起動後にゲームプレイを行っていなければ問題ありません。最終戦闘日は実績画面下部にありますので、そちらを確認しましょう。
◆招待方法と参加方法は?
招待され新兵になる方法
指揮官から配布 / 直接渡されたURLにアクセスしてログインし、「参加」ボタンを押すだけで完了です。
招待して指揮官になる方法
招待する側はクライアント内から操作が行えて非常に簡単です。しかし、4ヶ月毎に更新される各ピリオドで2人までしか招待できない点に気をつけましょう。ピリオドが変わると、前ピリオドで招待したプレイヤーの進捗状況を引き継いだ状態で、新たに2人のプレイヤーを招待することができます。
- まずはガレージ左下にあるこのマークをクリックしましょう。
- フレンド招待プログラムの概要が表示されます。下部に表示される「プレイヤーを招待」をクリック。
- どの方法で招待するかを聞かれます。
下部にあるボタンのうち、TwitterやFacebookなどのSNSをクリックするとSNSを使用して広く募集を行う事ができます。
リンクをコピーをクリックすると特定のプレイヤーに送るURLがコピーされ、招待したいプレイヤーに直接送る事ができます。
招待が完了すると、指揮官・新兵共にクライアント内の招待プログラム画面でミッションの進捗状況が確認できるようになります。
◆プログラムの達成条件は?
プログラム実施期間中に招待プログラムミッションに挑戦して招待ポイントを集め、最終的には招待ポイントを合計1,500ポイントを集めることが条件となります。500ポイント得るごとに指揮官・新兵共に中間褒章が貰え、最後まで完了するとプレミアム車輌が貰えます。
また、このゲージは指揮官・新兵共に共通であり、新兵のみが単独で招待ポイントを集めても、指揮官も同時にゲージが溜まります。
招待契約画面に表示される「ピリオド終了まであと◯◯日です」の表記は、4ヶ月毎に更新される ”指揮官が新たに招待を行うプレイヤーを増やせるまで" の残り日数です。達成期限ではありませんので、安心してプレイしましょう。
招待ポイントが獲得できるミッション内容
指揮官は必ず招待した新兵と小隊を組まなければ招待ミッションにチャレンジすることはできません。ですが、指揮官と新兵は共同して小隊ポイントを1,500ポイント集めればよいので、指揮官と新兵が小隊を組むことで、より早く小隊ミッションを達成させることができます。
新兵 |
指揮官 |
招待ミッション内容 |
挑戦
|
✕ |
|
挑戦
|
挑戦
|
このポイントは小隊に与えられるポイントであり、指揮官と新兵の両者に同じポイントがそれぞれ与えられる訳では無い点に注意が必要です |
ミッションを達成すると、クライアント右下の通知センターに「招待ポイント追加」通知が出てきます。この通知は指揮官と新兵共通で表示されます。新兵が単独ミッションを達成すると、指揮官のクライアント画面でも「招待ポイント追加」通知が行われます。
◆達成までにどれ位の時間がかかる?
いくら褒章が魅力的でも、プログラム自体を達成するのに時間がかかりすぎては話は別です。そこで、このプログラムを達成するのにどれくらいの期間が必要となるのかを、複数の条件で調べました。
例1:新兵だけが単独ミッションのみで達成するまでの戦闘数
新規プレイヤーが、3戦に1回だけ自分のHP以上の「与ダメージ+アシスト」を達成できると仮定した上で招待ポイントを1500ポイント貯めるまでの戦闘数
1500 / (2 * 0.47 + 2 * 0.33) = 1500 / 1.2502
=約1200戦
例2:さらに指揮官と小隊を組んでプレイ
上記の戦闘において、小隊5戦につき15ポイント(1戦あたり3ポイント)得られる条件を全て行ったと仮定して追加
1500 / (1.2502 + 3) = 1500 / 4.2502
=約353戦
小隊を組むことでかなり大きな時間短縮が見込めることがわかります。プログラム達成報酬の戦車や迷彩などが欲しいという方は小隊を活用しましょう。
例3:さらに新兵向けミッションの条件を追加
この例は『しばらくWoTから離れていたが、知り合いに誘われて復帰した』というような中・上級者を想定した条件です。
単独での勲章取得ポイント(1個につき10ポイント)を30戦に1個、小隊を組み1戦で合計3000ダメージ(5ポイント)を20回に1回、小隊勲章(1個につき20ポイント)を30戦に1回取得できると仮定してみます。
1500 / (1.2502 + 10 / 30 + 5 / 20 + 20 / 30) = 1500 / 5.5002
=約273戦
著者の場合は、ソロ150戦、指揮官との小隊100戦の合計250戦ぐらいで1500招待ポイントを達成しました。勲章による招待ポイント獲得は、1戦中に複数個の勲章を取得することで一気に大量のポイントを得ることも可能です。腕に自信のある新兵は狙ってみてください。
ですが、プログラムの達成期限はありませんし、プログラムが終わった後は経験値・クレジットのボーナスを受けられなくなることにも注意が必要です。自分の目的に合った方法でポイントを稼ぎましょう。
moudameさん、ありがとうございました!
ここからは、500個以上のMバッジを持つWGJスタッフSAMOが、フレンド招待プログラムで貰える報酬車輌の紹介します。
貰える車輌の種類が多すぎてよく分からない、より良い車輌を貰いたい、と思うプレイヤー向けて報酬車輌の特徴を説明させて頂きます!
◆報酬車輌でもらえる車輌について
1.かっこいい!この戦車に乗って活躍したい!という車輌を選ぶ
これが一番大事です。初めて間もないプレイヤーは、まだプレイスタイルも確率していないと思うので、第一印象で自分が使用してみたい車輌を選ぶことが重要です。
2.自分が進めている技術ツリーと同じ国・車種を選ぶ
報酬車輌が貰える頃には技術ツリーも進み、搭乗員乗せ替えのシステムも把握できている頃だと思います。プレミアム車輌は「同じ国」かつ「同じ車種」であれば、乗せ替えペナルティが発生することなく別の車輌の搭乗員を使用することができます。自分が進めている国・車種と同じプレミアム車輌を持っていれば、日ごとの初勝利時経験値ボーナスも貰えるため、搭乗員のスキル育成に非常に有利です。
例えば、ドイツの駆逐ツリールートを進めているのにドイツTierVI重戦車「Tiger131」をゲットしてしまうと、搭乗員の乗せ替えにペナルティが発生して、車輌本来の性能を100%発揮できません。
もし「今進めているルート以外にも◯◯ルートを進めたい」という要望があったり、「進めているルートに合った報酬車輌が無い」などの理由があれば仕方ありませんが、そういった理由が無い場合は自分が進めているルートに合った車輌を選ぶのが無難でしょう。
3.Tier6拠点戦などに転用できる車輌を選ぶ
World of Tanksのコンテンツに「TierVI 拠点戦」とよばれるモードがあり、このモードに使用しやすいTierVI車輌を選んでおくのも報酬車輌を選ぶ理由の一つです。
ランダム戦とは違い、7vs7のTierVI車輌で戦うモードで、全ての味方は自由にチームイン・アウトできるモードとなります。よく「集団戦コンテンツ」と呼ばれるものの一つで、同じクランのメンバーや友達などと一緒にボイスチャットなどで連携しながら戦うモードです。
このモードではクランリザーブが適用されていればランダム戦より多いクレジットとEXPを獲得できたり、「連携する」楽しみを味わえたり、ランダム戦とは一味違ったモードとなります。
4.欲しい車輌が無い場合はクレジットを貰いましょう
リストに欲しい車輌が無い場合、報酬車輌の代わりにクレジットを貰うこともできます。
新兵の場合は190万クレジット、指揮官の場合は340万クレジット貰えるので、技術ツリーの進行に使用できます。
以上を踏まえ、分かりやすく表にしてまとめました
新兵が貰える報酬車輌
Tier |
国籍 |
車種 |
車輌名 |
アドバイス |
VI |
ドイツ |
重戦車 |
重戦車としてはやや貫通力が低めだが、貫通力以外の射撃能力が優れている中戦車寄りな重戦車。 戦車に詳しくない人でも、この車輌は見たことある人が多いはず。「131」のネーミングは、実際に存在する1輌を史実車輌としてゲーム内に登場させた為。北アフリカ戦線でイギリス陸軍が鹵獲し、イギリスのボービントン戦車博物館に展示されている、唯一走行可能なTiger。 優れたDPMと砲精度で同Tierと下位Tierに対しては有利に立ち回れる。HPも多めなので、同Tierでの1vs1も有利だが、車体正面装甲が薄いので適切な角度で豚飯を行って、角度のついた側面装甲を撃たせるコツが必要。 TierVI拠点戦モードでもある程度活躍できる。 |
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VI |
ドイツ |
駆逐戦車 |
射撃能力と視界範囲、砲俯角が優れた駆逐戦車。 TierVI車輌としては視界がズバ抜けて長く、TierX車輌にも匹敵するレベル。DPMはそこまで高く無いものの、貫通力が高く、通常弾、プレミアム弾ともに貫通力が非常に優秀。TierVIII戦場にマッチングしても、プレミアム弾(APCR)を使えばそこまでストレスは感じないはず。 優秀な視界と貫通力の高さを活かして、400m前後の距離で敵を一方的に発見し攻撃するスタイルで活躍しよう。 TierVI拠点戦モードでも使用できるが、ほとんど活躍できない。 |
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VI |
イギリス |
中戦車 |
射撃性能に特化した中戦車であり、駆逐戦車を凌駕するほどの圧倒的な貫通力を持っている。中距離での支援が得意な中戦車。 よく映画などで出てくるアメリカ戦車「M4」の派生型で、ドイツが誇るTigerを撃破した車輌としても有名。 同Tier以下の車輌相手なら一部の車輌を除いて、弱点を狙う必要がほとんどないほど。だからといって射撃能力以外が劣っている訳でもなく、視界範囲、機動性、HP量などは並の中戦車レベルの性能を持っている。 TierVI拠点戦モードでも活躍できる車輌。 |
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VII |
ソ連 |
重戦車 |
機動性と単発火力に優れた近距離戦が得意な重戦車。 最高速度はそこまで早くないものの、足回りが軽く「ここぞ」の場面で答えてくれる機動性を持っている。単発火力の良さも相まって、強襲車輌として優秀。 この車輌で活躍するには戦況を常に把握し、敵の前線が薄いところへ飛び込んで、HPを有効に使って前線を切り開く戦い方が必要。扱いは難しいが、活躍できた時の爽快感は大きい。 TierVIIなのでTierVI拠点戦には使えない。 |
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VII |
ドイツ |
中戦車 |
射撃精度に優れ、重戦車並にHPが多い継戦能力の高い中戦車。 装甲厚はそこまで厚く無いが、優秀な傾斜と空間装甲がついており、車体を適切な角度で運用できればかなりの確率で跳弾を狙える。射撃精度が非常に優れているので、しっかりと弱点を狙える技術があれば狙撃もこなせる。貫通力はほんの少し低めだが、マッチング優遇のおかげでほとんど問題に感じない。 マッチング優遇があり、小隊を組む際には注意が必要(他の小隊メンバーも優遇のある車輌を選ぶ必要がある) TierVIIなのでTierVI拠点戦には使えない。 |
指揮官が貰える報酬車輌
Tier |
国籍 |
車種 |
車輌名 |
アドバイス |
VIII |
フランス |
重戦車 |
優秀な正面装甲と機動性、砲性能を持ち、どんな地形でも柔軟に対応できる重戦車。最前線で活躍する重戦車らしい車輌。 車体、砲塔共に正面装甲の防御力が優れており、下位Tier相手なら角度を付けなくても車体下部で弾けるレベルの装甲厚を持っている。同Tierや上位Tierでも相手でも、車体角度を適切な昼飯角度にできればかなりの確率で弾くことが可能。しかし側面装甲が薄い上に、車体に角度が付いた状態だと「車体正面横についた、転輪上の傾斜部分」の装甲は同Tier以上に簡単に貫通されてしまう。また、砲塔についている車長用キューポラは簡単に貫通されてしまう上に、上位Tier相手からは車体装甲も貫通されてしまうことが多く、鉄壁では無い点に注意。 砲性能に関しては、DPMは低めだが素晴らしい俯角と良好な貫通力、照準性能を持つ。機動性の良さ、正面装甲の優秀さと相まって、ゲーム開始直後にいち早く前線を構築できる。ですが接敵距離が近すぎると、前述したキューポラを簡単に貫通されてしまうので、首振りや砲身ガードで対処しよう。 |
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VIII |
ドイツ |
駆逐戦車 |
非常に優秀なDPMと重戦車並のHP、優れた戦闘室(砲身の左右部分)の装甲を持つ継戦型の駆逐戦車。砲精度も良く、狙撃も難なくこなす。 TierX車輌に匹敵するレベルの優秀なDPMと、駆逐車輌としては非常に多いHPのおかげで、距離の離れた1vs1なら封殺できるレベルの車輌。射撃精度や照準速度も非常に良く、弱点を狙い撃つことも簡単。視界範囲も良好である。 |
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VIII |
ドイツ |
中戦車 |
優秀な照準性能と重戦車並のHPを持った中距離支援型の中戦車。 ドイツ車輌ならではの優れた砲精度を持ち、敵の弱点を中距離から撃ち抜く事も容易にこなす。特筆するレベルでは無いが、TierVIII中戦車としてはDPMも優れており、進攻してくる敵を待ち伏せて迎撃しやすい。しかし隠蔽率が低いため、待ち伏せする際はポジショニングに注意。 HPが多いので粘りのある戦い方が可能だが、装甲厚が頼りないので、車体を適切な豚飯角度にして可能な限り防御姿勢を維持することが大事。機動性は標準的だが、停止状態からの動き出しが少しだけ ”モッサリ” 感がある。 |
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VIII |
アメリカ |
軽戦車 |
隠蔽率と視界範囲のバランスが非常に良く、射撃性能も優れた偵察特化型の汎用軽戦車。 軽戦車に求められる隠蔽率と視界範囲の性能がどちらも優れており、偵察車輌として活躍できる。照準性能が良いので中距離であればビシビシと砲弾が吸い込まれていくのも非常に楽しい。単発火力は低いがリロード速度が早く、敵の履帯を破損させ続けることも可能だが、貫通力がやや低いので無理に一人で戦おうとせず、味方と一緒に対処しよう。 総合的に全体性能は良いが裏を返せば器用貧乏とも言えるため、丁寧な立ち回りが求められる。 |
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VIII |
イギリス |
中戦車 |
機動性と照準性能に優れたハルダウンが得意な中戦車。 照準速度や照準拡散、俯角が非常に優秀で、稜線での飛び出し撃ちが得意。特筆するレベルでは無いが貫通力もやや優れている。砲塔装甲の傾斜も良く、しっかりと砲塔だけを露出させたハルダウン時はほとんどの攻撃を跳弾できる。俯角を活かせない平地でのハルダウンでは、砲の上の ”おでこ” の部分も簡単に貫通されてしまったり、俯角を活かしたハルダウン時でも砲基部の部分を貫通されてしまうため鉄壁では無いうえ、装甲を活かして戦えるのは正面だけである。横からの射撃には弱い点に注意が必要。単発ダメージやDPMも低めなので、安全を確認してから攻撃しよう。 |
以上でフレンド招待プログラムの紹介を終わります!長い記事になってしまいましたが、非常にお得なプログラムであるという事をお伝えできれば幸いです。
ここまでご覧頂き、ありがとうございました!