現在アジアサーバーで最重要課題となっているマッチングシステムの問題を改善すべく、今年11月にアジアサーバー限定のマイクロパッチをリリースしました。現在、本パッチのテストデータを集計し、分析を進めております。
また、プレイヤーの皆さまから多くのフィードバックを頂戴しました。本当にありがとうございます。皆さまからの貴重なフィードバックをひとつひとつ分析させていただき、データを集計させていただきました。途中経過ではございますが、現段階での最新情報をお届けいたします。
結論から申しますと、現段階でテストは成功と言えるでしょう。私たちの目標は、プレイヤーの皆さまお一人お一人がより快適に戦闘を楽しむことができるマッチングシステムの構築です。今回の改良は私たちが目指すゴールに一歩近づけたと実感できるものでした。2019年もテストを続行してまいります。
Word of Thanks
まずはマッチングシステムのテストにご協力くださったプレイヤーの皆さまに心からお礼を申し上げます。皆さまからのフィードバック、ご意見、叱咤激励は、World of Tanksが進化を続けていくための大きな原動力です。常に私たちに寄り添い、進むべき方向性を示してくださる皆さまに感謝申し上げます。
お寄せいただいたフィードバックを集計させていただいた結果、今回のアップデートでマッチングシステムが改善したと感じられた方がほとんどでした。
皆さまからいただいたフィードバックの中から、いくつかのご意見をご紹介させていただきます:
- "戦闘で理不尽に倒される事が少なくなりました。 色々なtierで遊べて楽しめています。 マッチングの時間が遅くなるとしても、この変更は大賛成です。"
- ”新マッチメイキングテストで初心者の人もかなり遊びやすくなった気がします。"
- ”今回の新マッチメイキングにはとても満足しています。 今までTier8をプレーしていてボトムティアになった場合、Tier10との車両の性能差があまりに大きすぎて何も出来ないまま倒されてしまうことが多かったのですが、今回の改正によって、このようなことが少なくなりました。 旧マッチメイキングに比べると、とても快適にプレー出来ています。 是非、このままこの新マッチメイキングをアジアだけではなく、どのサーバーにおいても標準化してもらいたいです。"
フィードバックから分かったこと
皆さまから頂戴したフィードバックおよびテストデータを解析した結果、次の2点において改善の余地があることがわかりました:
- Tier X車輌の待機時間が長くなった
- 待機時間が5分を過ぎたあたりから、戦闘終了を選ぶプレイヤーが増える
また、上記以外にも自走砲の数が増えたというフィードバックもいただいております。
この件につきましては現在鋭意調査中です。今後も注意深くマッチングの挙動を監視してまいります。
上記すべての点において、引き続きデータ分析を行いながら改善の道を探ってまいります。
また、Tier X車輌の待機時間に関しましては速やかに修正させていただきます。
現段階では2018年12月27日にアジアサーバーにアップデートを実装する予定でございます。このアップデートで上記問題に加え、以下の点についても改善を見込んでおります。
- 戦場での戦闘体験や臨場感の向上
- 最適なマッチングと平均待機時間の短縮(特にTier X車輌について)
- Tier Xのマッチング調整: 2Tierのマッチング数を減らし、3Tierのマッチング数がわずかに上昇するように調整。
上位Tierに4輌配分されるテンプレートを導入する予定です。具体的には4-5-6および4-4-7テンプレートを検討しています(香港サーバー限定)。現在のマッチング構造によくフィットするテンプレートです。
マッチング・システムへの新たな調整
12月27日のアップデートでは次の改善を実装する予定です:
香港サーバーへの変更点
- Tier X用の4-5-6および4-4-7テンプレートの追加
- このテンプレート導入により、平均待機時間が短くなる
オーストラリアサーバーへの変更点
- Tier X用の2-5-8、2-4-9および2-3-10テンプレートの追加
- このテンプレート導入により、平均待機時間が短くなる
次のステップ
アジアサーバーでのマッチング・システム改善の試みは現在進行系で進んでおります。これから実装するアップデートの影響次第で、テスト方法を見直す可能性がございます。
World of Tanksをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。今後も皆さまにより喜んでいただけるゲームを目指して精進してまいります。
戦車長の皆さん、すてきな年末年始になりますように!