サンドボックス2021: 自走砲メカニズムの刷新

戦車長の皆さん!

「SPG」や「アーティー」などとも呼ばれる自走砲は、『World of Tanks』の中でも特殊な車輌タイプです。その独特な役割と戦況に与える影響の大きさはこれまで幾度となく議論の対象となり、個々の車輌性能も繰り返し調整されています。賛否両論がはっきり分かれるのは、ゲーム内で独自の地位を確立していることの裏返しということもできますが、現行システムには改善の余地がまだまだ残されています。特に、自走砲は使用できる砲弾の種類が少ないため戦術的な柔軟性が低い一方で、それ以外の車輌タイプには敵自走砲に効果的に対処するためのオプションがほとんど用意されていません。

こうした状況を改善するため、現在、新システムの開発が進められています。第3回サンドボックス・テストでは、自走砲、そしてひいては全車輌の立ち回りに影響を与える極めて重要かつ複雑な変更案をご体験いただけます。開発中のシステムには、対自走砲用の第六感とも言える「Sound Detection」、より識別しやすくなった弾道、自走砲の砲弾が弾着した際にミニマップ上に表示される「弾着マーカー」、パーク「直感(Intuition)」をベースに変更が加えられた新スキルなど、数々の新機能が含まれます。さらに、自走砲が使用できる砲弾が刷新され、1戦中の総スタン時間が大幅に短縮される一方で、自走砲自体の戦術的な柔軟性が向上しています。ぜひテストで実際にご体験いただき、フィードバックをお寄せください。自走砲の未来像を明らかにするには、皆さんのご協力が必要不可欠です!

サンドボックス: 自走砲バランス調整テスト

日本時間3月9日22:00~3月16日18:00

 

サンドボックスとは?

サンドボックスとは、開発チームがまだ開発段階にある新メカニズムや仮説をプレイヤーに披露し、その将来像をプレイヤーとともに模索するためのいわば「実験室」とも言うべきサーバーです。つまり、サンドボックス・サーバーで行われるテストはどれも「実験」としての性格を有しています。実験から正しい結論を導き出すには、皆さんから寄せられるアイデア、フィードバック、そしてアンケートへのご回答が必要不可欠です。

テストの結果、現在開発中の新メカニズムが皆さんの期待には沿っておらず、さらなる改良が必要だと判断された場合、正式にゲームに実装されることはありません。ぜひテストに参加してフィードバックをお寄せください!新メカニズムの最終的な数値や詳細は、テストで得られた統計データや皆さんのフィードバックを踏まえた上で慎重に決定されます。

現行システム

新メカニズムの詳細に入る前に、まずはその背景を確認しましょう。皆さんもご存じの通り、自走砲は『World of Tanks』の中でも特に議論のつきない車輌タイプです。当初は「主力攻撃車輌」として君臨した自走砲も今では「火力支援車輌」に落ち着いていますが、それでもなお、特に遮蔽物の少ないマップで戦線が膠着すると圧倒的な力を発揮するため、自走砲を嫌うプレイヤーは少なくありません。しかし、その一方で自走砲を繰り返し使用するプレイヤーがいることも事実です。ミッション内容によっては自走砲の方が達成しやすいミッションが存在することも理由の1つかもしれませんが、統計データは全プレイヤーのおよそ半数が繰り返し自走砲を使用していることを示しており、ミッションなどの理由だけではすべてを説明できません。

つまり、自走砲には批判が多い一方で、愛用しているプレイヤーもまた少なくないということです。その理由は、自走砲の独特なゲームプレイに求めることができるでしょう。まず自走砲の立ち回りは、序盤・中盤の戦局に大きく影響されることが少ないため、落ち着いてプレイできる車輌タイプです。結果的に他の車輌タイプに比べてマスターしやすい、とも言いかえられるでしょう。戦況の変化で慌てふためくことなく、比較的安定してチームに貢献できるのは、自走砲の魅力の1つと言えます。

一方、この魅力は、自走砲以外の車輌を使用するプレイヤーにとってはあまり愉快ではありません。戦況を問わず一方的に遠距離から砲撃され、 有効な対応策や反撃手段がないためです。自走砲への批判が尽きない大きな理由の1つは、この「まともな対策が存在せず一方的にやられるだけ」という点にあると考えられます。

加えて自走砲は、車輌HPだけでなく、モジュールや搭乗員にダメージを与えることもできます。特に、これまでに寄せられたフィードバックからは、自走砲の砲撃によって搭乗員がスタンすることで、長時間に渡って本来の車輌性能が発揮できなくなる点について、かなりの数のプレイヤーが不満を抱いていることが窺えます。以上のような状況を踏まえて、新メカニズムでは、自走砲以外の車輌が敵自走砲に対してより適切に対処し、場合によっては反撃を行うことを可能にする各種の機能が追加されるほか、自走砲の砲撃によって発生する総スタン時間が短縮される方向に調整されます。

とはいえ、自走砲だけが一方的に弱体化されるわけではありません。むしろ、自走砲が取りうる戦術の幅が広がり、 これまで以上に戦況に応じた柔軟な戦いができるようになります。具体的には、自走砲が使用できる砲弾が刷新され、それにあわせて砲弾UIにも改良が加えられます。新メカニズムには、3種類の砲弾が登場します。どれも性能が異なり、それぞれに使うべき場面が用意されています。特に注目すべきは、3つのうち2つにはスタン効果がない点です。結果として、1戦中の総スタン時間が低下することにつながると予想しています。

それでは、サンドボックス・テストでご体験いただける新メカニズムの詳細を見ていきましょう!

自走砲への効果的な対処が可能に

敵自走砲から攻撃を受ける前にその位置や方向を推測して被弾を回避するのは、経験豊富なプレイヤーであっても容易ではありません。そこで新システムには、以下の戦術的判断や行動を可能にする各種の機能が追加されます。

  • 敵自走砲の射線を把握する機能
  • 敵自走砲が自車輌に向けて発射した砲弾を回避する機能
  • 敵自走砲の位置と砲撃のタイミングを推測する機能

それでは具体的に見ていきましょう。

自走砲の砲弾をもっと見やすく

現行システムでは、敵自走砲の射線を正確に把握するのはほぼ不可能となっています。そのため、砲撃される可能性があると分かっていても、あるいは実際に被弾しても、どこに移動すれば自走砲からの攻撃から逃れられるのか判断することは難しいでしょう。

この問題を解決するため、新システムでは自走砲の砲弾が識別しやすくなります。弾道がこれまでよりも明るく、はっきりと表示され、自車輌が弾着点から離れている場合でも確認しやすくなります。この変更により、敵自走砲のおおよその位置や、自車輌が狙われた際に砲弾が飛んでくる方向を推測し、必要に応じて敵自走砲の射線を切れる位置へ移動する戦術的判断もしやすくなります。

この情報は、直接の被弾を回避するだけではなく、陣地転換の際にどのルートを取るか、あるいは敵戦線のどの部分に戦力を集中させるかなどを判断する上でも役立ちます。

対自走砲用の第六感「Sound Detection」を追加

新メカニズムでは、対自走砲用の「第六感」とも言える新機能「Sound Detection」(日本語訳は現在検討中)が追加されます。敵自走砲が射撃を行うと、ダメージを被る可能性がある範囲内にいるプレイヤーに特殊インジケーターが表示されます。このインジケーターが表示される範囲の基準は、敵自走砲が発射した砲弾の爆風半径によって決定されます。

  • 特殊インジケーターが表示されるのは、「敵自走砲が砲弾を発射した瞬間」に対象範囲内にいる車輌のみとなっています。発射時には対象範囲外にいたものの、砲弾の飛翔中に範囲内に移動してしまった場合には表示されません
  • 2輌以上の敵自走砲がほぼ同時に射撃を行った場合には、特殊インジケーターが順番に表示されます。

この機能により、敵自走砲の砲弾が発射されてから着弾するまでの間、わずかな時間ではありますが、直撃を回避するための猶予が生じます。その時間は決して長くはないものの、適切な対処・移動を行えれば、敵自走砲から受けるダメージを減少させることも可能となります。

ミニマップ上に自走砲の弾着マーカーを表示

3つ目の機能として、新システムには自走砲が発射した砲弾の弾着点を示す「弾着マーカー」が登場します。これまで紹介した新機能の情報と組み合わせれば、より正確な戦術的判断を下すことができます。

弾着マーカーは、敵自走砲が発射した砲弾が何かに命中すると、ミニマップ上の対応する地点に10秒間に渡って表示されます。砲弾が命中した対象が味方車輌か、地面か、あるいはそれ以外のオブジェクトであるかは問いません。

「弾着マーカー」からは有益な情報を得ることができます。ここでは2つの例を挙げましょう。

  • 敵自走砲のおおよその位置:どのマップでも、自走砲が陣取るエリアはある程度限定されています。そのため「弾着マーカー」の表示から、”弾着した場所に射線を通せる位置” を予測し、敵自走砲がいる場所を判断できます。
  • 砲撃のない時間:「弾着マーカー」が表示された場合は、敵自走砲が砲撃を行った後であることを意味します。つまり、その自走砲は長い装填時間が終了するまで砲撃を行うことができません。この敵自走砲の隙を有効活用すれば、攻撃や索敵、戦線突破、陣地転換などの様々な戦術的行動をローリスクで行えます。

情報は勝利のカギ!

以上3つの新機能が追加されることで、前線で戦うプレイヤーはこれまで以上に柔軟に敵自走砲に対処できるようになります。新機能の恩恵をまとめておきましょう。

  • 敵自走砲に対して適切な行動をとることができる
  • 敵自走砲から受けるダメージを減らすことができる可能性
  • また敵自走砲が装填済みにも関わらず判断ミスをして機を逃す可能性が減る

変更点はこれだけではありません!自走砲が使用できる各種の砲弾にも変更が加えられます。この変更によって1戦中の総スタン時間が大きく低下するため、自走砲がいる戦場を生き延びられる可能性が上昇します。とはいえ、この変更は自走砲以外の車輌タイプのみが得をするものではありません。自走砲は戦況に応じて適切な砲弾を選択することで、これまで以上に戦術の幅が広がります。

その仕組みをご紹介しましょう!

自走砲が使用できる砲弾を刷新

こちらもまずは背景から確認していきましょう。昨年サンドボックス・サーバーで行われたバランス調整テストでは、自走砲が使用できる砲弾にAP弾が追加されました。

結果は比較的良好ではあったものの、同時にいくつかの問題点が浮かび上がりました。1つ目が、AP弾の価格が高いにもかかわらず大きな戦果を挙げられない点です。2つ目が、複数の弾種を使用しようにも、切り替えに要する時間が長い点です。そして3つ目が、すでに繰り返し触れているように、HE弾によるスタン時間が長すぎる点です。こうした問題を踏まえて、新システムでは、まず1戦中の総スタン時間が半分以下になるように調整されます。

AP弾が実験的に追加された背景には、現行システムで自走砲が使用できる砲弾の種類が非常に限られている問題があります。具体的には、自走砲には通常砲弾と、そして一般に「プレミアム砲弾」と呼ばれる特別砲弾の2種類しか用意されていません。その上、特別砲弾は通常砲弾よりも大幅に費用がかさむにもかかわらず、性能上は爆発半径がわずかに広いのみとなっています。どちらを使用しても戦果には大きな差が出ないため、わざわざ高い費用を払ってまで特別砲弾を使用するメリットがありません。

こうした問題や前回のサンドボックスのフィードバックを踏まえ、今回行われるサンドボックス・テストでは、第3の砲弾として自走砲もAP弾を使用できるようになるだけでなく、従来のHE弾の性能にも調整が加えられます。

つい最近サンドボックス・テストで行われたHE弾の新メカニズムに関わる調整内容は、今回の自走砲のHE弾調整には影響を与えません。つまり、自走砲のHE弾は現状に引き続き、障害物や追加装甲などのモジュールを貫通せず、着弾時の爆風によるダメージによって、爆発半径内の最も装甲が薄い地点を基準にダメージ計算が行われるという現行のメカニズムが引き続き維持されます。ただし、以下で詳しくご紹介する通り、砲弾そのものの性能については変更が加えられる予定です。
新システムで自走砲が使用できる各種の砲弾は、それぞれ単発ダメージや貫通力はもちろん、弾速や弾道が異なります。さっそく詳しく見ていきましょう。

 

1. 標準砲弾(スタン効果のあるHE弾): スタンダードな弾種です。爆発によって複数の敵車輌に同時にダメージを与えたり、敵車輌の搭乗員をスタンさせることができます。ただし、他の弾種に比べて単発ダメージが低く設定されています。現行システムと比べると、貫通力には変化がないものの、単発ダメージが10%低下しています。また、貫通できなかった場合は内部モジュールや搭乗員にダメージを与えらない変更も加えられました。さらに、新たな3種類の砲弾の中で弾速が最も遅くなっています。その代わりに弾道が最も高く、地形や遮蔽物の影響を受けにくい攻撃が可能です。

2. 代替砲弾(スタン効果のないHE弾): 軽戦車や中戦車など、機動性が高く装甲が薄い車輌への攻撃に適した弾種です。標準砲弾と比べて爆発半径が半分しかないものの、「Sound Detection」の発動基準となる対象範囲が75%も小さくなっています。加えて単発ダメージが10%高く、さらに貫通力は50%高く設定されています。また、標準砲弾とは異なり、貫通しなかった場合でも内部モジュールや搭乗員にダメージを与えられます。一方で、弾速が速く、弾道は低めに設定されています。以下の表で、一部の自走砲の標準砲弾と代替砲弾の貫通力をご確認いただけます。

車輌 標準砲弾の貫通力 (mm) 代替砲弾の貫通力 (mm)
Object 261 45 68
G.W. E 100 53 80
T92 HMC 60 90
Bat.-Châtillon 155 58 48 78
Conqueror Gun Carriage 59 89
G.W. Panther(最上位構成) 39 59

3. 戦術砲弾(AP弾): 機動性の低い重戦車や重駆逐戦車などの、HE弾ではまともにダメージを与えられない重装甲を備えた車輌に対して、大きな力を発揮する弾種です。AP弾であるため爆発半径が設定されていません。したがって、複数の敵車輌に同時にダメージを与えたり、搭乗員をスタンさせることはできません。その一方で、貫通力は標準砲弾や代替砲弾の4~6倍に設定されており、弾速も一番速いため、貫通すれば大ダメージが期待できます。ただし、弾道が全弾種の中で最も低いため、爆発しないことも相まって長距離から正確にダメージを与えるのは容易ではありません。起伏や遮蔽物が少ないマップで、比較的近い距離に重装甲の車輌がいる際に使用するのが理想的です。

標準砲弾
  • 貫通力
  • 単発ダメージ
  • 爆発半径
  • モジュールへのダメージ
  • スタン効果
搭乗員をスタンさせることができるほか、爆発半径が大きく、1度に複数の敵車輌にダメージを与えることもできる。ただし、単発ダメージが低く、不貫通時にモジュールや搭乗員にダメージを与えることはない。弾速は遅いものの、弾道が高い。
代替砲弾
  • 貫通力
  • 単発ダメージ
  • 爆発半径
  • モジュールへのダメージ
  • スタン効果
搭乗員をスタンさせることができず、爆発半径も小さいものの、通常砲弾と比べて貫通力と単発ダメージに優れている。また、装甲貫通時にはモジュールや搭乗員にダメージを与えることができる。通常砲弾と比べて弾速が速い代わりに、弾道がやや低い。
戦術砲弾
  • 貫通力
  • 単発ダメージ
  • 爆発半径
  • モジュールへのダメージ
  • スタン効果
搭乗員をスタンさせることができず、また爆発しないため、1度に複数の敵車輌にダメージを与えることもできない。その代わりに単発ダメージ、貫通力、そして弾速は最も高く、一方で弾道は一番低い。

上でも触れたように、自走砲のAP弾が真価を発揮するのは特定の状況に限られます。したがって、自走砲を操縦する際には、ここぞという局面で適宜AP弾を選択し、使用頻度は全体の10~15%に抑えるのが肝要です。

勘の良い方はお気づきかもしれませんが、自走砲の新システムには「特別砲弾」と呼べる弾種が存在しません。代替砲弾と戦術砲弾はどちらも標準砲弾よりも優れているという訳ではなく、弾種毎に長所と短所、そしてそれに伴う独自の用途が用意されています。従って、新システムで自走砲を操縦する場合、いかに戦況に応じた弾種選択ができるかが活躍のカギとなります。

以上の変更の趣旨を踏まえて、新システムでは弾種間の価格差ができるだけ小さくなるように調整されます。具体的には、それぞれの砲弾は現在の通常砲弾よりは若干高く、かつ現在の特別砲弾よりは低く設定される見通しです。砲弾費用は、全体として現在と同じ程度になるように調整される予定です。

重要

新システムでは、1つの弾種のみを使用していては最大限の戦果を挙げることができません。長所、短所、そして主な用途の異なる3つの弾種をいかにうまく使い分けることができるかが腕の見せ所です。弾種毎の特性をよく理解しておくのがパフォーマンス向上のカギとなります!

自走砲の砲弾UIを刷新

自走砲が使用できる弾種の刷新にあわせて、戦闘画面の下部に表示される砲弾UIにも改良が加えられます。

具体的には、現在選択中の弾種を簡単に判別できるようになるほか、砲弾パネルに色付きの特殊インジケーターが表示されます。

  • インジケーターがの場合は、現在狙っている場所に対して、その砲弾で射線が通せることを表します。
  • インジケーターがの場合は、現在狙っている場所に対して、その砲弾で射線が通せないことを表します。

新システムでは弾種毎に弾道が異なるため、これらの特殊インジケーターで極めて重要な情報を得られます。加えて、戦闘画面上にズーム倍率が表示されます。さらに、マウスホイールをスクロールすることで、俯瞰視点の自走砲モードから弾道視点モードに切り替えられるようになります。切り替えには、引き続き「G」キーを使用することもできます。

新システムでは、弾種毎に弾道だけでなく弾速も異なります。そのため、照準サークルの横に目標までのおおよその飛翔時間を示すインジケーターが追加されます。弾種を切り替えてから移動中の敵車輌を狙う際などに非常に役立ちます。

以上のような追加機能はむしろ邪魔だ、という場合も心配には及びません。ゲームの設定メニューで変更したり、無効化できるようになっています。

より素早い弾種の切り替え

使用できる砲弾が刷新され、特性の異なる砲弾を使い分けられるようになったとしても、切り替えに要する時間が長ければ、その利点を活かしきることは難しいでしょう。

この問題を解決するため、パーク「直感(Intuition)」に変更を加えて、新スキルとして実装することが予定されています。レベルが上昇するにつれて砲弾の切り替え速度が向上し、最高レベル到達時には砲弾切り替え速度が約70%まで上がり、改良型換気装置や食糧系の消耗品などと組み合わせれば最大約84%までボーナスが加算されます。

今回のサンドボックス・テストでは、パーク/スキル「Intuition(直感)」は車輌タイプを問わずに効果を発揮しますが、効果を一番実感できるのは自走砲となっています。

新システムでの立ち回り

新システムでは、自走砲とそれ以外の車輌タイプの両方が従来以上の戦術的オプションを手にすることになります。従って、戦闘中の立ち回りにも大きな変化が生じます。

自走砲を操縦する場合は、従来よりも自分の位置を捕捉される可能性が高くなっている点に常に注意を払いつつ、戦況に応じて優先的に撃破すべき敵車輌を見定めた上で、最適な弾種を選択する必要があります。

一方、自走砲以外の車輌を操縦する場合は、新たに追加される各種の機能を最大限に活かして、敵自走砲の位置、砲撃の方向、そしてタイミングを予測しながら、被ダメージを減らし、あるいは隙をついて敵戦線を突破することが求められます。

テスト参加報酬

今回のサンドボックス・テストは、『World of Tanks』の戦闘システムの根幹に関わる重要な内容となっています。そこで、本作の未来のために貴重なお時間を割いてくださる参加者各位に感謝の意を込めて報酬をご用意いたしました。

テスト期間中は、5つの簡単なデイリーミッションがアンロックされます。1つ達成する度にトークンが2枚手に入ります。さらに、5つすべて達成すると6つ目のファイナル・ミッションがアンロックされ、1回戦闘を行うだけでトークン20枚を取得できます。一連のミッション・セットは、テスト中に3回まで繰り返し達成できます。報酬は条件と制限の両方が満たされている場合にのみ贈呈されます。

特別ミッションが今日から日本時間3月11日08:59まで開催されます。Tier VIIIの重戦車・中戦車で参加可能です。ミッションを達成すると最大で20枚のトークンを獲得できます。
ミッションは10回まで達成でき、1回達成するとトークンを2枚入手できます。
  • 一歩ずつ前へ#1
  • 一歩ずつ前へ#2
  • 一歩ずつ前へ#3
  • 一歩ずつ前へ#4
  • 一歩ずつ前へ#5
  • 一歩ずつ前へ#6
一歩ずつ前へ#1

条件:

  • 2回戦闘を行う(取得EXPでチーム内TOP10を達成した戦闘のみ対象)

制限:

  • 1日1回のみ達成可能
  • 各アカウント3回達成可能
  • Tier VI 軽戦車、中戦車、重戦車、駆逐戦車でのみ達成可能
  • ランダム戦でのみ達成可能

報酬:

  • トークンx2
一歩ずつ前へ#2

条件:

  • 2回戦闘を行う取得EXPでチーム内TOP10を達成した戦闘のみ対象)

制限:

  • 1日1回のみ達成可能
  • 各アカウント3回達成可能
  • Tier VII 軽戦車、中戦車、重戦車、駆逐戦車でのみ達成可能
  • ランダム戦でのみ達成可能

報酬:

  • トークンx2
一歩ずつ前へ#3

条件:

  • 2回戦闘を行う取得EXPでチーム内TOP10を達成した戦闘のみ対象)

制限:

  • 1日1回のみ達成可能
  • 各アカウント3回達成可能
  • Tier VIII 軽戦車、中戦車、重戦車、駆逐戦車でのみ達成可能
  • ランダム戦でのみ達成可能

報酬:

  • トークンx2
一歩ずつ前へ#4

条件:

  • 2回戦闘を行う取得EXPでチーム内TOP10を達成した戦闘のみ対象)

制限:

  • 1日1回のみ達成可能
  • 各アカウント3回達成可能
  • Tier IX 軽戦車、中戦車、重戦車、駆逐戦車でのみ達成可能
  • ランダム戦でのみ達成可能

報酬:

  • トークンx2
一歩ずつ前へ#5

条件:

  • 2回戦闘を行う取得EXPでチーム内TOP10を達成した戦闘のみ対象)

制限:

  • 1日1回のみ達成可能
  • 各アカウント3回達成可能
  • Tier X 軽戦車、中戦車、重戦車、駆逐戦車でのみ達成可能
  • ランダム戦でのみ達成可能

報酬:

  • トークンx2
一歩ずつ前へ#6

条件:

  • ミッション「一歩ずつ前へ#1~5」を全て達成する
  • 1戦プレイする

制限:

  • 1日1回のみ達成可能
  • 各アカウント3回達成可能
  • ランダム戦でのみ達成可能

報酬:

  • トークンx20

取得したトークンは、テストが終了してから一定の期間が経過するとライブ・サーバーに届けられます。サンドボックス・テストの次のステージが始まるまでに各種の報酬アイテムと交換できます。交換期間の終了時に未使用のトークンが残っている場合は、 1枚につき10,000の補償を受け取ることができます。

上の画像では1回のサンドボックス・テストで入手できる報酬をご確認いただけます。

参加方法

どなたでもご参加いただけます!

  • サンドボックス・テスト用のクライアント・ファイルをダウンロードします。
  • ファイルを起動してサンドボックス・テスト用のクライアントをインストールします。Wargaming Game Centerを初めて起動する場合は、認証を行った上でダウンロードしたインストール用ファイルを再起動する必要があります。
  • サンドボックス・テスト用クライアントのダウンロードとインストールが完了するのをお待ちください。
  • 『World of Tanks』タブに移動してドロップダウン・メニューから『World of Tanksサンドボックス』を選択したら、「プレイ」ボタンをクリックします。
初めてサンドボックスにアクセスする際には、大量の車輌がアカウントに追加されます。そのため、お使いのコンピューターのスペックが低い場合、通常よりも時間がかかる場合があります。

テストに参加してフィードバックをお寄せください!『World of Tanks』をさらに良いものにするには皆さんのご協力が必要不可欠です!

閉じる