日本コミュニティの独自アンケートを開始

本テストから得られるデータと皆様のご意見は、今回の調整が適切であるかを判断する上でとても重要です。今回の調整内容がすべて実装されるかどうかは、皆様からのフィードバックとテスト結果を分析した上で、慎重な判断をしたいと考えております。
実際にサンドボックステストを体感していただき、フィードバックのご支援をいただければ幸いです。
また本アンケートは、日本コミュニティ独自のフィードバックとして開発チームへ報告致します。ご協力をよろしくお願いいたします。

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本アンケートの収集は2月23日 23:59 に終了致します。
たくさんのご意見、誠にありがとうございました。

大規模バランス調整イントロダクション配信

今回のサンドボックスでは、砲弾バランス調整やHE弾ダメージ計算システム、HPプールの調整など多くの内容が変更されます。これらの変更点を配信にて詳しくご紹介致します。ゲストには、コニュニティコントリビューターのmoudameさんとLF_kameさんをお迎えし、何がどう変わるのかをガチトークします。ぜひご視聴下さい！

大規模バランス調整イントロダクション配信

視聴する  

日本時間 2020年2月12日 19:00～20:30

メインパーソナリティ：SAMO（WGJスタッフ）
コメンテータ：moudame, LF_kame

戦車長の皆さん！

先日お知らせした「大規模バランス調整」に先駆けて、2019年はサンドボックステストを4回実施しました。参加下さった皆さん、本当にありがとうございました。

皆さんのご協力をもとに、ついにテストは最終工程に入りました。2月10日から「大規模バランス調整」テストを開始します。このテストには実装予定の変更点が数多く盛り込まれています。また、参加くださった皆さまには、WoTプレミアムアカウントなどがもらえる参加報酬ミッションを用意しています。
このテストにはどなたでもご参加いただけます。参加方法は簡単です！ テスト用のクライアントをインストールするだけです。参加下さった皆さんには、フィードバック用のアンケートフォームをご用意しています。皆さんのご感想やご意見を、アンケートフォームを通してお気軽にお寄せください。

それでは「大規模バランス調整」テストについて、もう少し詳しく見てみましょう。

内容

• 現在の砲弾バランスへの調整
• HE弾への変更点
• 自走砲への変更点
• さらに踏み込んだ調整
• 主な変更点：車輌研究ルートへの変更
• 戦績の表示の改善
• パーソナルミッションの調整
• ゲーム内エコノミーの調整
• テスト参加報酬

現在の砲弾バランスへの調整

砲弾のバランス調整を計画した当初は、すべて砲弾のバランスを調整し、標準砲弾と特殊砲弾との効率比を揃えることを目的としていました。『World of Tanks』には3種類の砲弾が存在します。でもその中でもひとつの弾種だけが群を抜いて人気でした――特殊砲弾です。誰でもクレジットで購入できる特殊砲弾は、与ダメージは標準砲弾と同等です。しかし装甲貫通力が高いという特徴があります。使用時すればダメージを与えられる確率が高く、通常弾よりも効果的な砲弾と言えます。弾種によって貫通特性の違いがあるものの、それ以上は特に不利な点もありませんでした。

特殊砲弾と標準砲弾の有効性はほぼ同等です。ただ特殊砲弾の貫通力のほうが標準砲弾よりも高い。これだけで、あらゆる戦闘状況において標準砲弾よりも有利でした。唯一の難点をあげるとすれば、その価格です。今回の「大規模バランス調整」では、特殊砲弾の有効性を抑え、標準砲弾の有効性を高めます。それぞれの砲弾が異なる戦闘状況下で活躍できるようにすることが目標です。

「大規模バランス調整」では、各砲弾のバランス調整を行い、弾種ごとの用途を明確にさせたい と思っています。特定のメカニズムのバランスを調整したり、新しいシステムを導入する際は、既存のゲームバランスにうまく融合させなければなりません。そのため、砲弾だけではなく、関係してくるすべての要素をモニターし、調整する必要があります。今回はそういった意味合いも含めてのテストとなります。

標準砲弾は3種の砲弾の中でダメージ値が最大です。装甲貫通力も良好で、さらに低価格です。一方、特殊砲弾は装甲貫通力は最大ですが、標準砲弾に比べて与ダメージが劣ります。価格は、標準砲弾の数倍以上です。

各砲弾の用途は？

• 標準砲弾は確実に敵の装甲を貫けるとわかっている場合に、最大の単発ダメージを与える目的で使用します。
• 特殊砲弾は分間ダメージを犠牲にしてでも、高確率で敵の装甲を貫通させたい場合に使用します。
• HE弾は陣地占領の進行をリセットさせたい場合や、HPが残りわずかの敵戦車にとどめを刺す場合、外部モジュール（履帯など）を破壊する目的、あるいは他の方法でダメージを与えるのが難しいと思われる場合などに使用します。

HE弾への変更点

榴弾は『World of Tanks』のゲームシステムの重要な要素のひとつです。他のいずれの砲弾とも異なる最大の特徴は、ダメージを与える仕組みにあります。そして標準砲弾と特殊砲弾のバランスを調整するにあたり、HE弾に例外なく手を入れる必要がありました。それぞれの砲弾が特定の戦況で活躍できるようにするためです。

本「大規模バランス調整」では、HE弾は120mm口径以下の砲でより効果的となり、150mm口径以上の砲では効果的ではなくなります。また、爆発による与ダメージの仕組みが改善され、攻撃する側にも、攻撃を受ける側にも、より予測しやすいものになりました。

HE弾を主軸とする戦車にとって、HE弾のバランス調整は重大です。今回の「大規模バランス調整」では、これらの車輌にとってHE弾の効率性に大きな影響がでないよう細心の注意を払いました。例えば、HE弾およびHESH弾のほとんどは装甲を貫通しません。「大規模バランス調整」前のHE弾は、ある程度の貫通力を備えており、貫通できれば大ダメージを与えることができたため、他のふたつの弾種とはこの点で一線を画していました。調整後は貫通力がほぼ無くなる代わりに、ダメージ値を大きくすることで、相対的に与えるダメージ量は変わらないよう調整を行いました。また貫通力がほぼ無くなると言いましたが、例外があります。「KV-2」と「KV-2 (R)」は今後もプレイスタイルを維持するために、HE弾で装甲を貫通できるようになります。

自走砲への変更点

自走砲はゲームプレイが極端に異なりますので、自走砲の調整に関しては全く別次元の話になります。自走砲が与えるダメージを減少させ、前述の砲弾のバランス調整の理論に沿う形でゲームプレイに変更を加えました。では、その変更点を見てみましょう。

以下の目的で自走砲用の新砲弾を追加しました:

• 自走砲のゲームプレイに多様性を持たせる
• 砲弾の選択がプレイヤーの戦績に与える影響が大きくなる
• HE弾による全体的なダメージを軽減する
• スタンを全体的に減らす

自走砲用に新しく導入される砲弾は次の通りです:

• 標準HE弾：敵をスタンできますが、相対的な与ダメージ量は減少します
• 特殊HE弾：相対的な与ダメージ量は現状と変わらない代わりに、スタン能力がなく、大きな爆発半径を持ちます
• AP弾/APCR弾：与ダメージ量は低いものの、高い貫通力を持っているため、予測可能なダメージを与えることができます

さらに踏み込んだ調整

これまでも、特殊砲弾とHE弾のメカニズムを変更してきました。砲弾のバランス調整をすると同時に、生存率を上げるために各車輌のHPも調整しました。Tier IからVIの車輌のHPを増加することで、各Tier間のHPがより均一に変化するようにしました。この調整により、車輌の生存率が上がり、1度のミスで即撃破されるといったことが少なくなりました。

バランス調整が最終段階に入り、サンドボックステストに参加した皆さんからのフィードバックが集計されました。その集計結果を見る限りでは、正しい方向へに向かっているという手応えを感じています。3種類の砲弾は、それぞれの用途や、その時の戦況に応じて使用できるようになったと思います。

今月に実施を予定しているテストは最終かつ最大規模なテスト です。今回の「大規模バランス調整」における全ての変更点が組み込まれている重要なものです。これまでに発表されたすべての変更点が実装されており、さらに新しい機能も追加されます。「大規模バランス調整」の変更点を、あらゆる角度からテストしていただくことが可能です。

主な変更点：車輌研究ルートへの変更

技術ツリーの変更は、「大規模バランス調整」の中でも最も重要な変更点のひとつです。国家によっては技術ツリーが巨大すぎて、複雑かつ難解なルートになってしまっています。特に、アメリカ、ドイツ、ソ連などの主要国家において顕著です。そのため、最短かつ最も効率的に研究できるルートを計算するといった作業がプレイヤーにとって負担になっているため、今回のアップデートの対象となりました。

具体的には以下のようなUIの変更を考えています：

• 現状よりシンプルな技術ツリー構造
• 分かりやすく合理的なツリー分岐/Tier進行
• 車輌クラスごとのグループ化：各技術ツリーの主要ルートを重戦車ルートとし、中戦車ルートと駆逐戦車ルートは主軸の重戦車のルートから枝分かれさせ、自走砲や軽戦車はその両側に存在する形になります。この主要ルートは、最もシンプルで分かりやすい構造になります。
• これまで技術ツリーから購入できたプレミアム車輌は別の場所に表記されます

これらの変更により、従来よりもぐっとツリーのナビゲートが簡単になるはずです。

研究ルートをシンプルに、かつ分かりやすくするために、92輌を研究ツリーから移動させます。該当する車輌は

Tiers I～Vの車輌です。これらの車両はゲーム内ショップに新たに追加された「コレクション車輌」タブに移動します。ショップ内のタブに移動すると言っても、ゲームから削除されるわけではありませんのでご安心ください。新しいタブに国別にカテゴライズされます。これらの車輌には、ゲーム内ショップもしくは研究ツリーからアクセスできます。特定の国のコレクション車輌にアクセスするには、その国のTier VI車輌を少なくとも1輌は研究する必要があります。

Tier VI～Xの車輌も従来通りゲーム内で使用できます。Tier VI～Xの車輌についての詳細は、後日改めて発表します。これらの車輌を既に保有している場合は、すべてそのままガレージに残ります。また「プロモーション」カテゴリから、今まで1つもモジュールを研究していない車輌であっても、最高仕様の状態で入手できるようになります。

今回のテストで対象にはなっていない関連機能についても、「大規模バランス調整」のテスト結果が良好だった場合どのように変更されるかご紹介します。

戦績の表示の改善

与ダメージや車輌HPなど、ゲームの基本的な要素を変更すると、関係する戦績パラメーターが意味をなさなくなるものもでてきます。しかし、だからといってこれまでの戦績データがすべて失われるわけではありません。「大規模バランス調整」の公式実装後も、これらのデータは引き続き更新されます。

同時に、現在の戦績を表示する新セクションを追加します。例えば3ヶ月ごとなどの一定期間に集計したデータに基づく戦績です。一定期間でデータの集計とリセットを繰り返し、中長期間での戦績を分析できるようになります。具体的な期間については現在検討中です。

刷新された戦績システムでは、状況が変化しても正確にゲーム進行を分析できます。

パーソナルミッションの調整

これまでにご紹介した変更点は、パーソナルミッションの両キャンペーンに影響します。そこで、パーソナルミッションの条件を調整し、「大規模バランス調整」のリリース後にも最適なゲームプレイを楽しんでいただけるように、いくつかのミッションを調整するために一時的にご利用不可にする場合 がございます。

ゲーム内エコノミーの調整

車輌のダメージ関連のパラメーターやHPによって決まるゲーム内通貨の獲得量やEXP量も調整されます。すべての変更はゲームの全体的なバランス調整に合わせて調整されますが、戦闘で獲得できるゲーム内通貨やEXP量に関してはそのままか、もしくは増加する予定 です。現在のクレジットやEXPの獲得率に影響がでないようにパラメーターの調整を行う予定です。

テスト参加報酬

サンドボックスに参加し、フィードバックをお寄せ下さったプレイヤーの皆さん、本当にありがとうございます。ついにこれまでのサンドボックステストの集大成大規模バランス調整テストを実施し、決断を行う最終段階となりました。

今回のテスト結果がゲームに与える影響は長期的かつ重大です。より多くの皆さんに参加いただき、より多くのお声を寄せていただくことが今まで以上に重要となります。より多くの皆さんにテストしていただくことで、より精度の高い結果を得ることができます。今回が最終テスト です。その結果が良好であれば、すべての変更点をゲームに実装する予定 です。

今回参加いただいたみなさんには、「大規模バランス調整」テストへの参加報酬を進呈いたします。「大規模バランス調整」のテスト期間中は、サンドボックスサーバー内で特別な戦闘ミッションが登場します。３つのミッションを全て達成すると、現行サーバーのクライアント内へアンケートが送信されます。そして、このアンケートに全てお答え頂くと、現行サーバーのアカウントへ全ての報酬が付与されます。アンケートは2月19日以降に利用可能になります。

[2020/02/12 更新]
アンケート取得の条件があいまいであったため、一部表記の修正を行いました

「大規模バランス調整」テストは2月10日に開始です。テスト期間は10日間です。参加者のアカウントの状態や内容は、すべて「大規模バランス調整」用のサーバーに複製されますので、現在の状態で素早く変更点の確認や特定の戦車に対する影響をチェックできます。「大規模バランス調整」の変更点をひと足先に体験しよう！

皆さまからのフィードバックをお待ちしています！皆さまからのご意見をもとに、引きつづき『World of Tanks』の調整を続けてまいります。今後とも『World of Tanks』をご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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日本コミュニティの独自アンケートを開始

本テストから得られるデータと皆様のご意見は、今回の調整が適切であるかを判断する上でとても重要です。今回の調整内容がすべて実装されるかどうかは、皆様からのフィードバックとテスト結果を分析した上で、慎重な判断をしたいと考えております。
実際にサンドボックステストを体感していただき、フィードバックのご支援をいただければ幸いです。
また本アンケートは、日本コミュニティ独自のフィードバックとして開発チームへ報告致します。ご協力をよろしくお願いいたします。

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たくさんのご意見、誠にありがとうございました。