戦車長の皆さん!
第2回拡張パーツ2.0サンドボックス・テストにご参加いただき、誠にありがとうございます! 皆さんのご協力のおかげで、貴重なデータを集めることができました。
2度のサンドボックス・テストを通して集計したデータと、皆さんから寄せられたフィードバックを慎重に分析しました。今回は、テストの結果とアップデート1.10で実装予定の拡張パーツ2.0への新たな変更点についてお知らせします! 追加の変更点を反映した拡張パーツ2.0の新システムは、アップデート1.10の公開テストで体験することができます。こちらもぜひ体験してフィードバックをお寄せください!
結論から言えば、これまでのテスト結果は非常に良好で、新システムの開発は意図する方向に進んでいると言えます。しかし、今なお改善の余地があることも確かです。そこで、以下の変更を行います。
テスト結果を反映した主な変更点
まず、「換気装置」が「火力」、「生存性」、「機動性」、そして「偵察性能」の全4カテゴリーに割り当てられるようになります。これまでのテストでは、「火力」、「機動性」、「偵察性能」の3つのカテゴリーにしか割り当てられていませんでしたが、今後は、いずれかのカテゴリーが割り当てられたスロットに搭載すれば常に追加ボーナスを得られるようになります。スロットにカテゴリーが割り当てられていない場合には、「換気装置」の効果は通常通りのものになります。
さらに、以下の拡張パーツにも、若干の調整が加えられます。
カテゴリ | 拡張パーツ | 変更後の通常ボーナス | 変更後の追加ボーナス | 第2回テスト時(通常/追加ボーナス) |
---|---|---|---|---|
火力 | 改良型照準器 | 5% | 7% | 7% / 9% |
機動性 | 追加グローサー |
車体旋回速度:15% 加速力:10% |
車体旋回速度:20% 加速力:15% |
車体旋回速度: 加速力: |
偵察性能 | 消音排気システム | 軽戦車と中戦車:6% | 軽戦車と中戦車:8% | 軽戦車と中戦車: 7% / 9% |
機動性 | ターボチャージャー |
最大前進速度: 最大後退速度: |
最大前進速度: 最大後退速度: |
最大前進速度: 最大後退速度: |
上記以外の拡張パーツの効果やボーナス値については、第2回サンドボックス・テストの時のものから変更ありません。以下のウィジェットでご確認ください。
価格の変更
既存の拡張パーツの価格は、Tier II~IV車輌では50,000以下に、Tier V~VII車輌では300,000以下に抑えられます。Tier VIII~X車輌用の拡張パーツの価格については、大きな変更はありません。
新たに追加される拡張パーツはすべて、共通の性質を持つ3つのクラスに分類されます。各クラスは特定のTier帯に対応し、クラスの高い拡張パーツほど、価格も高くなります。
ただし、「迷彩ネット」と「内張り装甲」には、このルールが適用されません。「迷彩ネット」の価格は、Tier II~IV車輌では50,000 、Tier V~X車輌では100,000となります。
「内張り装甲」にはクラスは設けられません。その代わりに、特定の車輌に対応した4つの異なるバージョンが用意されます。詳しくは以下をご覧ください。
- 内張り装甲(小): Tier V~Xの軽戦車と、軽戦車の車台をベースにした軽駆逐戦車に搭載可能
- 内張り装甲(中): Tier V~VIIの重戦車、Tier V~VIIの重戦車、そしてTier VIII~X中戦車と中戦車の車台をベースにした中駆逐戦車に搭載可能
- 内張り装甲(大): Tier VIII~Xの重戦車と、重量75トン未満の駆逐戦車に搭載可能
- 内張り装甲(特大): Tier VIII~Xの重戦車と、重量75トン超の駆逐戦車に搭載可能
従来の拡張パーツは、原則として、新システム下での仕様や性能を考慮した新たな拡張パーツに置き換えられます。一例を挙げると、従来の「中口径戦車砲用装填棒」と「中口径自走砲用装填棒」は新システムでは「装填棒クラス2」と置き換えられ、これまで互換性のあったTier V~VII、またはTier VIII~Xの車輌に搭載可能になります。一方で「大口径戦車砲用装填棒」と「自走砲用装填棒」は「装填棒クラス1」と置き換えられ、これまで互換性のあったTier VIII~Xの車輌に搭載可能になります。
変更前の価格 | 変更後の価格 |
---|---|
中口径戦車砲用装填棒: 200,000 中口径自走砲用装填棒: 300,000 |
装填棒クラス2: 300,000 |
大口径戦車砲用装填棒: 500,000 大口径自走砲用装填棒: 600,000 |
装填棒クラス1: 600,000 |
Tier X中戦車に搭載済みの「中口径戦車砲用装填棒」は、「装填棒クラス2」に置き換えられます。
Tier VIII~X車輌に「大口径戦車砲用装填棒」が搭載されている場合に限り、「装填棒クラス1」に置き換えられます。
以下のリストにある既存の拡張パーツは、対応する拡張パーツに置き換えられます。
- 改良型換気装置
- 装填棒
- 改良型射撃装置
- 砲垂直安定装置
- 内張り装甲
- 追加グローサー
- 迷彩ネット
- 双眼鏡
- レンズ皮膜
以下の表にある拡張パーツは、新たな拡張パーツに置き換えられます。
従来の拡張パーツ | 新たな拡張パーツ |
---|---|
湿式弾薬庫 サイクロン・フィルター CO2充填式燃料タンク 工具箱(改良型拡張パーツと報酬拡張パーツを含む) |
改良型モジュール構造 |
改良型サスペンション(全タイプ) | 改良型装甲材 |
また、「工具箱」の代わりとして、「改良型モジュール構造」用のディレクティブが導入される予定です。
カテゴリ | 拡張パーツの種類 | 効果 |
---|---|---|
生存性 | 「改良型モジュール構造」用ディレクティブ | 修理速度+10% |
クラスが変更され、現在搭載中の車輌と互換性がなくなる拡張パーツには、警告アイコンが表示されます。該当する拡張パーツは、搭載中の車輌で引き続き使用できますが、1度解除すると再び搭載することはできず、次のアップデートのリリース時に「倉庫」へ送られます。
拡張パーツ2.0が正式にリリースされると、車輌に搭載中の改良型拡張パーツはすべて、自動的に「倉庫」に送られます。
解除キット
拡張パーツ2.0の正式リリース後、ランダム戦で特別なデイリーミッションを達成することで、「解除キット」を入手できるようになります。また、「解除キット」が入った複数のパックが用意され、クレジットで購入できるようになります。パックはそれぞれ、各アカウント1回のみ購入可能です。さらに、アップデートの正式リリース時に、各アカウント30個を上限として、ガレージ内のTier VI~X車輌と同数の「解除キット」が配布されます。
この解除キットをご利用いただき、ご自分のプレイスタイルと車輌に合った拡張パーツを見つけ、いち早く新・拡張パーツシステムに親しんでいただければと思います。
皆さんのご協力に、重ねてお礼を申し上げます! 今後予定されている変更の詳細については、別途お伝えいたします。続報をお待ちください!