[7/10更新]アンケート実施:第2回砲弾バランス調整テスト実施のお知らせ

[ 7/10 更新 ] アンケートにご協力下さい

サンドボックステストで得られるデータと皆様からのご意見は、今回の調整が適切であるかを判断する上でとても重要です。今回の調整内容をすべて実装するかどうかは、皆様からのフィードバックおよびテスト結果を分析したうえで、慎重な判断をしたいと考えております。
実際に第2回サンドボックステストを体感していただき、フィードバックのご支援を頂ければ幸いです。
また、本アンケートは7月16日午前中に終了し、本部へ日本コミュニティのフィードバックとして報告されます。

アンケートに参加する  

 


 

いつも『World of Tanks』をご利用いただきありがとうございます。
また、第1回砲弾バランス調整テストへのご参加、誠にありがとうございました。皆様からいただいたフィードバックとテストデータを慎重に分析し、調整内容のいくつかを見直しました。前回から変更になった内容を含め、新たに砲弾のバランス調整のテストを実施いたします。

前回のテスト時に実施したアンケート調査によると、世界各地のWorld of Tanksプレイヤーの大多数の皆様が今回の調整内容について妥当だと感じていることがわかりました。皆さまのご質問やご提案は砲弾のバランス調整を行う上でとても重要です。

第2回となる今回のサンドボックステストでは、皆さまから頂戴したご意見とご要望をもとに、課題点を解決できるよう努力いたしました。

参加方法を教えてください

ぜひサンドボックステストにご参加いただき、皆様のご意見とご要望をお聞かせください。今回のテストに関しては参加申請をする必要はありません。次のリンクからサンドボックスクライアントをダウンロード・インストールして、サンドボックステストにご協力頂ければ幸いです。

第1回砲弾バランス調整テストにご参加いただいたプレイヤーの皆様は、前回終了した時点から始めることができます。

2019年7月5日~15日

ダウンロード

低Tier帯車輌のHP量の改善に関しては、多くの皆様から支持をいただきました。そこで、低Tier帯のHPの調整に関しては、第1回テスト時から変更はありません。その他の調整内容に関しては多少変更があります。それでは変更があった内容について詳しく見てみましょう。

特殊砲弾と標準砲弾

特殊砲弾と比べると、標準砲弾の威力が遥かに高いことが前回のテストで判りました。特殊砲弾が使い放題という環境にもかかわらず、サンドボックステストでは特殊砲弾はほとんど使用されることがありませんでした。そこで特殊砲弾と標準砲弾の威力がもう少しバランスがとれるように特性値を見直し、戦況によって弾種を使い分けられるように調整を行いました。

前回の調整では、特殊砲弾の特性値の下方修正が少し行き過ぎたこともあり、特殊砲弾の使用率が極端に減りました。今回のサンドボックステストでは、標準砲弾のダメージ値の増強率を少しだけ引き下げることで、標準砲弾と特殊砲弾のバランスを調整する予定です。

標準砲弾のダメージ

大口径(150ミリ以上)を搭載した車輌では、標準砲弾の威力の向上がより明確に表れました。例えば「Grille 15」を頂点とするドイツ駆逐戦車のルートです。このルートの大口径砲搭載車輌にとっては、標準砲弾の威力の増強が想定よりも大きすぎました。

今回のテストでは、ダメージの分布をより直線的に調整し、大口径の砲のダメージ値の増強を40~43%から約25%に低減させる予定です。これによりTier VIII~X車輌のダメージ値の増強率は、それほど大きなものにはなりません。

その他のクラスの車輌のダメージ値の増強率も減少しますが、上位Tier車輌ほど大きな減少にはならないと予想しています。1回目の調整時の単発ダメージ値と比較した表をご覧ください:

車輌

口径(mm)

現在のダメージ値

第1回サンドボックステスト

第1回テスト: 増強率(%)

第2回テスト

第2回テスト: 増強率(%)

МS-1

45

47

57

21%

55

17%

Т-34

76

115

145

26%

140

22%

M26 Pershing

90

240

315

31%

290

21%

IS

122

390

525

35%

480

23%

IS-7

130

490

670

37%

600

22%

Object 268

152

750

1060

41%

930

24%

Grille 15

150

750

1060

41%

930

24%

この調整で、各車輌の有効性が相対的にバランスがとれると予想しています。

駆逐戦車とその他の車輌のHP量の調整

いくつかの駆逐戦車(例: 装甲が薄い「Grille 15」など)のHP量を約5%低減する予定です(四捨五入)。車輌によってはわずかな減少程度に抑えられるでしょう。これは四捨五入の数式を調整したことによります。

HE弾のダメージと自走砲の耐久性

前回のテストで自走砲の標準砲弾のダメージ値を22%増強しました。この上方修正に関しては、テストデータからも過度の強化だったとの結果がでており、また皆様からも同様のご意見を頂戴しています。そこで、標準砲弾のダメージの増強を、22%から約11%に低減 することにしました。

さらにまた、自走砲のHP量を約10%低減 させます。

今後のテストについて

第1回サンドボックステストにたくさんのフィードバックをお寄せくださり誠にありがとうございました。砲弾の調整についてのご意見にくわえて、砲弾の調整が大きく影響する要素、ゲームエコノミーパーソナルミッション統計情報に関するフィードバックもたくさんいただきました。

これらはすべてゲームにとって非常に重要な要素です。変更や調整を行う前に十分なテストが必要だと考えています。まずは最重要課題を見てみましょう。

パーソナルミッション

ほとんどのパーソナルミッションには、「ダメージを与える/ダメージを阻む」が達成条件に設定されています。まずは砲弾のダメージ値が確定してから、パーソナルミッションの条件を見直したいと思います。最新情報をお見逃しなく!

ゲームエコノミーの変更

各車輌のHP量が確定するまでは、車輌の購入価格/修理費用を変更できないと考えています。戦闘での収益性と併せて、将来的に見直さなければならない課題であることは間違いありません。ゲームエコノミーを根本的に見直すのではなく、現在と同じレベルの収支バランスを保ちながらゲームエコノミーを調整する予定です。

戦績

HP量を増やすと、いくつかのゲーム戦績(平均与ダメージ、各戦での平均取得EXP)はあまり意味がなくなってしまうのではないかとのご意見をいただきました。この問題を解決するために、現在さまざまな解決策を考案しています。ほとんどの解決策は統計情報の表示方法に関するものです。試作案が完成しだい、サンドボックスにて公開させていただきます。

自走砲以外が使用するHE弾のダメージ

現時点ではHE弾の設定値を変更する予定はありませんが、引き続きHE弾の有効性を注意深くモニターしていきます。HE弾の理想的な使用状況は以下の通りです:

  • 装甲が薄く、またHP量が少ない車輌に対する射撃
  • 陣地占領をリセットするための射撃

全体的にHE弾は標準弾よりも若干ダメージ力が高く、標準弾はHE弾よりも貫通の可能性が高くなる調整を想定しています。現在の調整対象は標準砲弾と特殊砲弾のみですが、これらの砲弾の調整が完了したあとにHE弾の調整に着手したいと考えています。

搭載可能砲弾数

Tier IからVIIの車輌に関しては、単発ダメージの強化よりも耐久性が大きく向上しています。そのバランスを取るために、これらのTier帯の車輌の総弾数を増加しました。

Tier VIIIからXの車輌に関しては、単発ダメージと耐久性が比較的バランスよく強化されていますので、現時点では総弾数を増加する予定はありません。標準砲弾と特殊砲弾の使用率を変えた場合、各車輌の総弾数を見直す必要があることは認識しております。総弾数に関しては今後のテストで個別に見直していく予定です。


実際に第2回サンドボックステストを体感していただき、フィードバックのご支援を頂ければ幸いです。

何卒、ご協力をよろしくお願い致します。

閉じる