戦車長の皆さん!
Sandbox テストサーバーが本日稼働開始しました!
Sandbox はアクセスが制限されたテストサーバーで、World of Tanks プロトタイプのバランス調整に利用されます。このツールを利用して、バランス調整の精度に磨きをかけていきます。テストで収集したデータからもっとも必要な条件を満たし、ゲームコミュニティの同位をもっとも得られた変更が実装されます。
第 1 回のテストは Tier X 車輌を中心に行われます。そこで承認された変更がその後低 Tier のテストに実装され予定です。
注意! テストサーバーへのアクセスは EULA、利用規約やその他 Wargaming の指定した 規約 への違反などにより取り消される場合があります。違反の内容により、テストサーバーでの罰則は本サーバーへも適用される場合があります。
特に利用規約の 「E. ベータテスト」 の 「ゲームの一部として提供されることとなるベータゲームの特徴又は機能に関する情報を含めて、ベータゲームに関する情報は秘密のものです。」 の内容に注意してください。事前に Wargaming と協議を行わず Sandbox サーバーの情報を (ライブ配信、動画レポートなど) で公開することは禁じられております。内容の公開に関するリクエストは Sandbox フォーラムのこちらのスレッド で行ってください。
第 1 回のテストは Tier X 車輌を中心に行われます。そこで承認された変更がその後低 Tier のテストに実装され予定です。
テスト時に実装された内容は暫定的なもので、最終的に World of Tanks に内容が適用されるかはテストで収集された情報によって判断されます。
今回のバランス調整の目的は以下の通りです::
- 装甲の重要性を増す: 現在 WoTは装甲よりも速力や火力が重視されたゲームプレイになっております。変更により装甲がより意味を持ったものにしたいと考えています。
- 戦闘中にミスを犯しても立て直しやすくする: 私たちは能動的で動きのある戦いを促したいと考えています。装甲強化もこの一環で、発見されたら直ぐにやられてしまうことを恐れずに前に出ることが期待されています。具体的には、遠距離から装甲を貫通するのが難しくなる、などの効果が見込まれています。
- 遠距離から集中砲火を浴びる可能性を下げる: 装甲の効果を増すことで、遠距離砲撃に対する耐久性が増し、遠距離から複数の敵に狙われても生存していられる可能性が高まります。これにより、特定の地点を抑え、発見された車輌に対して集中砲火を加える待ち伏せの効果が低くなります。
- 交戦距離を狭める: 私たちはより近い距離で戦闘を行って欲しいと考えています。遠距離で撃ちあうだけが戦闘を決定づけるべきではありません。各車輌は壁役、アタッカーなど異なった役割を持っているべきです。
- プレイをより多様にする: 各車輌に違った役割を与え、その役割をこなす正しい機能を与えることで戦闘はより変化が富んだものになるでしょう。車輌タイプの選択はより戦闘での役回りに直結するようになります。
- 戦いをより激しくする: 遠距離での貫通力低下により、勝利をつかむにはより積極的に動く必要が出てきます。
Sandbox テストサーバーの機能
第 1 回 Sandbox テストに参加するプレイヤーは下記の内容にアクセスできます:
- Tier X 車輌
- Tier VIII 軽戦車
- 熟練度 100% + スキル 3 つ分の経験値を取得した搭乗員
- 5,000,000
- 各日のログインボーナス 500
- クレジット収入 2 倍
注意: Sandbox テストサーバーではゲーム内クレジットでプレミアム弾薬を購入することができません。
Sandbox テストサーバーでは下記の車輌を利用することができます:
- Ru 251
- T49
- Т-54 ltwt.
- Bat.-Châtillon 155 58
- G.W. E 100
- Conqueror Gun Carriage
- T92
- Object 261
- 121
- 113
- TVP T 50/51
- AMX 30 B
- Bat.-Châtillon 25 t
- AMX 50 B
- E-100
- Leopard1
- Grille 15
- Jagdpanzer E 100
- E 50 Ausf. M
- Maus
- STB-1
- Type 5 Heavy
- T110E4
- T110E3
- T110E5
- M48A1
- T57 Heavy Tank
- FV4005 Stage II
- FV215b (183)
- Centurion Action X
- IS-7
- Object 140
- Object 268
- IS-4
- Т-62а
- Object 430.
テストサーバーで適用される変更点
上記のバランス調整の目的を達成するため、ゲームの動作の一部が変更されます。.
照準円内のグルーピングの変更
交戦距離を縮める、車輌の生存性を高める一貫として照準円内での砲弾のグルーピングの調整を行います。この効果はより遠距離で顕著になり、じっくりと狙わないと遠くの敵に有効打を与えられないようになります。
アップデート 9.15 と Sandbox テストサーバーのグルーピングの違いを下記の画像で確認することができます。
遠距離での装甲貫通能力の調整
テストでは装甲の有効性を高めるため、遠距離での砲弾の装甲貫通能力を低下させます。より接近して能動的に敵と交戦しなければ戦いで結果を出しにくくなります。
この変更により、遠距離から正面装甲を貫通することが極めて難しくなり、重装甲な車輌は瞬時にやられる心配をせずに積極的に前へ出ることができるようになります。
アップデート 9.15 の時点ではプレイヤーはまだある程度有効的に遠距離から砲撃を行うことができます。
Sandbox での装甲貫通能力の値や貫通力が低下する距離が下記の図に表示されています。
砲弾によるダメージの調整
ゲームが開発された当初、主砲の種類は少なくとてもシンプルなものでした。しかし、より高火力の大口径砲が追加されていき複雑になっていきました。Sandbox では主砲によるダメージの調整が行われ、一撃で蒸発させられるようなことを減らし、より DPM などを重視した戦いができるようなシステムを導入します。
車輌の機動性の調整
戦闘での生存性を増すために、速力があり装甲が薄い車輌に対しても調整が行われます。車輌ごとの役割をより明確にしていく中で、車体や砲塔旋回速度の影響を見ながら調整を行っていきます。速い車両は重装甲で機動性の低い車輌に対して側面攻撃などを仕掛けやすくなります。
車輌毎の役割の強化
現在、どの車輌を使っても (自走砲と一部軽戦車以外は) それなりに様々な役割を担うことができます。しかし、この結果多くのプレイヤーはどの車輌に乗っても同じように戦うようになってしまい、どの車輌に乗っても同じようなゲームプレイを経験するようになってしまいました。
上記な変化は車輌の役割を多様化し、各車輌が想定されていた使い方で戦うことで有効に戦果を上げられるようにします。分析により戦闘での 7 つの役割が識別されています。
全体的なパラメーター変更としては機動性、そして視界範囲を低下させる予定です。これにより、お互いをカーバーしながらの役割分担をしっかりとしたプレイが必要になります。
これらの変更は暫定的なもので、テスト参加者の声やテスト結果のデータ解析により変更される可能性があります。
自走砲の調整
全体のバランス調整により、自走砲には新たな役割が与えられます。ダメージを与えるのではなく、サポート車輌として役割が変更されます。そのため、自走砲には次の機能が与えられます:
- 爆風 (Explosive blast): 爆風の効果はスプラッシュダメージと同時に発生します。影響範囲内にいた車輌にデバフ効果があり、機能が低下します。効果を受けている車輌が味方によりダメージを受けると、自走砲プレイヤーはダメージアシストをしたことになります。
- 味方の自走砲の照準位置の表示: 新たなインジケーターは味方の自走砲プレイヤーが狙っているおおよその位置を表示します。目標を選択せずに攻撃中を表す (表示では T キー) を押すと特別なインジケーターがゲーム画面およびミニマップに表示され、自走砲の装填中・発射準備完了の表示が出ます。これにより他のプレイヤーとより連携が取りやすくなるでしょう。
- 新しい照準モード: スナイパーモードに近い、代替の照準モードを用意し、より自走砲で狙いを定めやすくします。 HE 弾には次の変化が実装されます:
HE 弾には次の変化が実装されます:
- 基本的なダメージ量が減らされます
- 爆風・スプラッシュダメージの効果範囲を広げます
-
変更により自走砲は特定の車輌に大ダメージを与える、よりは車輌が集中している地点に攻撃することで一気に多くの車輌にダメージを与えられる車輌になります。