Tier V KSUST I は、1937 年に開始された入札プロセスにおいて開発されたコンセプト案です。ポーランドのコミュニティにおいては “20/25TP” が待ち望まれていましたので、来たるラインにこれを実装できることを嬉しく思います。そのスペックに関しては、低 Tier で始まったトレンドが進化しており、単発ダメージ 140 HP を誇る 75 mm 砲を搭載しています。Tier V 中戦車の平均単発ダメージは 115 HP ですので、これは素晴しい値であると言えるでしょう。
Tier VI および VII では、エドヴァルド・ハビフによるコンセプトが実現されます。才能溢れるポーランドのエンジニアだった彼は、ドイツとソ連における同時期の設計からのアイデアを組み合わせました。そして「東側」からの影響の結果として傾斜装甲板が採用されており、「西側」風のアプローチの結果として、コンパクトな砲塔で高火力を実現しています。そして後者は、両モデルにとって最大の特徴となるものであり、Tier VI の単発ダメージは、220 – 250 HP という大きな値になる見込みです。
ただし、ハビフが開発したコンセプト案は 1 種類のみであったため、Tier VII に組み込むべきソリューションがありませんでした。そこで私たちは一歩先に進み、このアイデアの発展型として考え得る車輌をモデル化しました。歴史的にポーランド車輌には、より大きく重くなっていく傾向がありましたので、Tier VII には、「ハビフ戦車 Mk. II (Habich’s Tank Mk. II)」はこのような車輌になったかも知れない、という私たちのヴィジョンを表わすべく、より大型で強力なバージョンを加えます。重戦車である本車には、単発ダメージ 300 – 320 HP の 105 mm 砲が搭載されますが、重戦車としては装甲が薄いので、慎重な運用が求められます。
Tier VIII Czołg Markowskiego (マルコスケゴ戦車) は、比較的大重量の車輌であり、その最大速度は 25 km/h に過ぎません。この車輌モデル用としては、伝統的な 105 mm 砲や 122 mm 砲から、かつてない 120 mm 榴弾砲まで、多様な主砲をテストしていく予定です。装甲に関しては、比較的脆弱な車体に強固な砲塔を搭載することになる見込みであり、これによってプレイスタイルが決まるはずです。
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Tier IX Czołg Tyszkiewicza (トゥシュケヴィチュ戦車) は、490 – 560 HP という単発ダメージを誇ります。素晴しい破壊力、全体として素晴しい装甲、低い速力、というのが、本車の主要な特徴となります。
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そしてポーランド技術ツリーの Tier X に君臨するのが、Czołg Lewandoskiego (レヴァンドスケゴ戦車) であり、ポーランドで提案された究極コンセプトを具現化したものとなります。そのサイズと外観は、ソ連の Tier X 車輌に近いものとなります。現段階では、130 mm 砲と 152 mm 砲を用意しており、後者が好まれる傾向があります。その単発ダメージは 750 HP を誇りますが、貫通力は 250 mm 程度です。そのゲームプレイは、IS-4 と E-100 の中間的なものになる見込みです。本車は、これらの 2 輌と同様に機動性が低く、ドイツ車輌の耐久性と火力、ならびにソ連車輌の形状とサイズを兼ね備えており、その結果として、敵の防衛網を徹底的に破壊することが可能な、重装甲で低速のダメージディーラーとなります。しかし本車の最大の特徴は、-8 度に達する俯角であり、これはゲームプレイの多様性に大きなインパクトをもたらすことでしょう。