6種類のマップ候補とともに「先行偵察ミッション」モードが帰ってくる!

戦車長の諸君!

昨年度「先行偵察ミッション」をはじめて実装した際には、予想をはるかに上回る参加者に恵まれた。具体的な数字をあげれば、モード自体をプレイしてくれたのは200万人以上、そしてその半分にあたる100万人以上がアンケートに回答してくれた。こうした反響に応えて『先行偵察ミッション』モードを間もなく再びゲームに実装することが決定した。開催期間は2週間だ。

先行偵察ミッション2022

日本時間2022年6月13日19:00~2022年6月27日00:59

休戦時間

毎日01:00~19:00

開催期間が延長されたことで、合計6種類のマップ候補を細部まで体験できるようになっている。今回登場する6種類のマップ候補のうち、「キャニオン」、「飛行船工場」、そして「極東管区」の3つは覚えているプレイヤーも多いだろう。前回の「先行偵察ミッション」で寄せられたフィードバックを基に様々な改善を加えてあるぞ。一方、残る3種類のマップ、「エニイキープレスカ」、「アクイラ」、そして「クロースタータール」は今回が初登場となる。

なお、前回の「先行偵察ミッション」で最も好評を博した「前哨地」は、本モードを正式に《卒業》し最終的な微調整段階を迎えている。視覚的な仕上げ工程が完了する本年9月頃にはゲームに実装できるはずだ。正規版の見た目を少しだけお披露目しよう。

「前哨地」に次ぐ人気を得たマップ「オイスターベイ」もゆくゆくは実装する予定だ。現在のスケジュールでは2023年初頭の実装を目指して作業を進めている。

「先行偵察ミッション」の仕組み

  • プレイ方法ガレージ上部のモード選択メニューを開き、「先行偵察ミッション」モードを選択するだけだ。
  • 基本的なルールTier VIII~X車輌限定の15対15形式で戦闘を行う。ルールは「通常戦」と同様だ。マッチングするマップは6種類のマップ候補の中から毎回ランダムで選択される。
  • アンケート6種類のマップのいずれかで取得EXPでチーム内TOP12を6回達成すると該当するマップに関するアンケートに回答できるようになる。アンケートの結果いかんでどのマップが最終的にどういった形で実装されるかが左右される。ぜひとも奮ってご参加いただきたい。
  • 報酬ゲームの開発に協力してもらう以上、報酬を用意しないわけにはいかない。そこで本モードには独自の進捗システムを実装してある。戦闘終了時に取得EXPでチーム内TOP12を達成する度に専用の進捗バーが少しずつ満たされていき、嬉しい報酬アイテムが手に入る。全報酬を手に入れるには合計50戦で取得EXPチーム内TOP12を達成する必要がある。
  • 「先行偵察ミッション」モードでは、「バトルパス進捗ポイント」やボンズを取得できるほかデイリーミッションも達成できる。戦闘結果も通算成績に反映されるものの、パーソナルミッションは例外的に進めることができないため注意してほしい。
    • *本モードではクランタスクを達成することはできないがクランリザーブは使用可能だ。

登場するマップ候補

前回に続いて今回も登場するのは以下3種類のマップ候補だ。

  • キャニオン起伏や岩石の多い砂漠地域をモチーフにした1,000m x 1,000mのマップだ。
  • 飛行船工場開けたエリアの多い1,000m x 1,000mの冬季マップだ。
  • 極東管区開けたエリアが多く滑走路や工業施設を特徴とする1,000m x 1,000mの夏季マップだ。

インタラクティブ画像 — ミニマップ上に表示された数字にマウスをかざすと簡単な情報が表示されます。
キャニオン
極東管区
飛行船工場

駆逐戦車のポジション間の距離が以前より広がっています。車高が高い車輌でも射線を切りやすいように緑地エリアに変更が加えられています。

駆逐戦車のポジション間の距離が以前より広がっています。車高が高い車輌でも射線を切りやすいように緑地エリアに変更が加えられています。

中央の丘は傾斜を緩くなり以前よりも素早く到達できるようになっています。南側の陣地に面する形で射撃に適したポジションが2か所あります。北側の陣地にも同様のポジションが存在します。川床まで下ることなく橋の付近を経由して丘の麓を通過できるようになっています。後者の周辺には遮蔽物や茂みが追加されています。

砂丘のサイズが大きくなり、遮蔽物や低木が追加されています。以前よりも安全に砂丘エリアを行き来できるようになっています。

マップ端に位置する中戦車ポジションに変更が加えられ、両チームともにこの一帯を掌握する際に使用できるようになっています。

自走砲が陣地変換を行う際のオプションのほか、身を隠すための茂みも増加しています。

自走砲が陣地変換を行う際のオプションのほか、身を隠すための茂みも増加しています。

両陣地内に破壊できない小型の遮蔽物が追加されています。市街地方面からの射線を切ることができます。射線を切るのに役立たない破壊可能なオブジェクトが削除されています。

両陣地内に破壊できない小型の遮蔽物が追加されています。市街地方面からの射線を切ることができます。射線を切るのに役立たない破壊可能なオブジェクトが削除されています。

陣地付近の滑走路に小型の遮蔽物が追加され、被弾せずに移動しやすくなっています。

陣地付近の滑走路に小型の遮蔽物が追加され、被弾せずに移動しやすくなっています。

中央のエリアに変更が加えられています。両チームがこのエリアを積極的に活用できるように新たなルートや遮蔽物が追加されています。

市街地中央の遮蔽物に変更が加えられ、敵の進軍を押しとどめやすくなっています。

北側のチームにとって有利に働いていた水辺から抜けるスロープが削除されています。

主に中戦車が向かうエリアが大幅に改良され、起伏や茂みが増えただけでなく、他のエリアとの連動性が増しています。新たな射撃ポジションが追加されたほか、マップ端に増設された建造物で射線を切りながら撃ち合いを行えるようになっています。

新たな遮蔽物が追加されたほか、既存の遮蔽物にも改良が加えられ、この一帯で軽戦車が活躍しやすくなっています。茂みや樹木が大量に追加され、より安全に偵察や射撃を行えるようになっています。

両陣地付近の地形や遮蔽物に改良が加えられています。初動で陣地から移動を開始する際のリスクが低下しています。

両陣地付近の地形や遮蔽物に改良が加えられています。初動で陣地から移動を開始する際のリスクが低下しています。

そして今回新たに登場するのが以下3種類のマップ候補だ。

  • エニイキープレスカ市街地エリアと自然エリアの両方を擁したソ連を彷彿とさせる線対称の1,000m x 1,000mのマップで、起伏の多さをひとつの特徴とする。
  • アクイラ南欧の地方都市とその郊外をモチーフにしたマップで、サイズが1,200m x 1,200mと他のマップよりも大きいのが特徴となっている。
  • クロースタータール中欧の都市をモチーフにした1,000m x 1,000mのマップで、中央の広大な公園がひときわ存在感を放っている。

インタラクティブ画像 — ミニマップ上に表示された数字にマウスをかざすと簡単な情報が表示されます。
エニイキープレスカ
アクイラ
クロースタータール

重装甲車輌が撃ち合いを繰り広げるエリアです。高さや傾斜の異なる戦線構築に適したポジションが各所に存在します。

ここに陣取れば周辺一帯の敵車輌をその位置に釘付けにできます。敵戦線の側面を突く立ち回りも不可能ではありません。

快速車輌で抑えることができればマップの大部分を掌握できるハイリスク・ハイリターンなエリアです。

この一帯の狙撃ポジションに陣取れば、敵チームの可動範囲を大きく制限することができます。

この一帯の狙撃ポジションに陣取れば、敵チームの可動範囲を大きく制限することができます。

砲塔や車体側面が頑丈で積極的に撃ち合える中戦車に適したエリアです。

機動性に秀でた軽戦車や中戦車で積極的に動き回りたいプレイヤーにおススメの一角です。遮蔽物を切る手段は少ないながら攻撃に適したポジションが数多く存在します。

戦線構築に適したポジションが多く、重装甲の車輌が向かうべきエリアのひとつです。この一帯を確保すれば側背面を突こうとする敵の動きを牽制できます。

特に戦闘序盤で重要になる偵察ポジションです。敵の初動や布陣を把握するのに適しています。マップ中央部を掌握するのに適した射撃ポジションが数多く存在するエリアです。

特に戦闘序盤で重要になる偵察ポジションです。敵の初動や布陣を把握するのに適しています。マップ中央部を掌握するのに適した射撃ポジションが数多く存在するエリアです。

中戦車で向かうべきエリアのひとつです。ここを確保すれば敵を視認して攻撃しながらマップ中央方面を掌握できます。敵の反撃が予想されるため遮蔽物をうまく活用するのが重要です。

中戦車で向かうべきエリアのひとつです。このエリアを確保すればマップ全体を掌握でき、戦闘を有利に進められます。

軽装甲車輌に適した狙撃ポジションです。

軽装甲車輌に適した狙撃ポジションです。

軽装甲車輌に適した狙撃ポジションです。

軽装甲車輌に適した狙撃ポジションです。

軽装甲車輌に適した狙撃ポジションです。

軽装甲車輌に適した狙撃ポジションです。

軽装甲車輌に適した狙撃ポジションです。

軽装甲車輌に適した狙撃ポジションです。

頑丈な装甲を備えた車輌がまず向かうべきエリアのひとつです。戦果を上げるのに適したポジションが数多く存在します。自車輌の主砲性能に適した距離を把握して敵を迎撃するのがおススメです。

リスクを冒す勇気があるならばこの地点から敵重戦車の側背面を突くのも一案です。

公園内には射撃に適したポジション、身を隠すための茂み、射線を切るための起伏が数多く存在するため、軽戦車や中戦車で活躍するにはうってつけです。

敵の快速車輌が味方戦線を突破するのを防ぐのに適したポジションです。マップの大部分に対して射線を通し、敵の行動範囲を制限することができます。

敵の快速車輌が味方戦線を突破するのを防ぐのに適したポジションです。マップの大部分に対して射線を通し、敵の行動範囲を制限することができます。

敵の快速車輌が味方戦線を突破するのを防ぐのに適したポジションです。マップの大部分に対して射線を通し、敵の行動範囲を制限することができます。

敵の快速車輌が味方戦線を突破するのを防ぐのに適したポジションです。マップの大部分に対して射線を通し、敵の行動範囲を制限することができます。

戦闘終盤で敵に奇襲を仕掛けたい場合は市街地をうまく活用するのが肝要です。

戦闘終盤で敵に奇襲を仕掛けたい場合は市街地をうまく活用するのが肝要です。

戦闘終盤で敵に奇襲を仕掛けたい場合は市街地をうまく活用するのが肝要です。

戦闘終盤で敵に奇襲を仕掛けたい場合は市街地をうまく活用するのが肝要です。

「先行偵察ミッション」モードに登場するのはどれも「ランダム戦」モードへの実装を意図したマップの試作版である点に注意してほしい。ゲームプレイ、つまり車輌タイプ毎の立ち回りにかかわる特徴に関してはすでに大まかに決定しており、アンケートの結果を踏まえて微調整を加える予定となっているものの、視覚的な要素については実装までに大きく変更される可能性がある。

アンケート

前回の「先行偵察ミッション」では予想をはるかに超える貴重なフィードバックを得ることができた。そこで今回はより詳しいご意見をいただけるようにアンケートのフォーマットにも改良を加えてある。例えば、両チーム間のバランスが取れていないと感じる場合には、具体的にどのポジションが原因になっているのか、ミニマップ上で選択できるようにしてある。さらに何らかの問題や改善可能な点に気づいた場合には、最大で3か所までポジションを指定してフィードバックを寄せることもできる。なお、アンケートに一度回答した後で考えが変わった場合は、「先行偵察ミッション」の期間中であればいつでも回答内容を変更できるようになっている。

報酬2倍

すでに上でも触れたように「先行偵察ミッション」モードでは取得EXPでチーム内TOP12を達成する度に進捗バーが少しずつ満たされていく。条件を合計50回達成すると進捗バーが満タンになり全報酬を入手できる。報酬にはパーソナルリザーブ、ディレクティブ、WoTプレミアムアカウントなどのお馴染みのアイテムに加えて、限定の勲章や2Dスタイルを用意してある。

今回の変更点として注意してもらいたいのは、最初の1週間が終了すると進捗がリセットされ(日本時間2022年6月20日18:00)、再びゼロから報酬を集め直せるようになる点だ。つまり、入手できる報酬の量が2倍になるわけだが、最終報酬を手に入れたい場合は1週間以内に全条件を達成する必要がある。

「先行偵察ミッション」モードは『World of Tanks』の開発や発展に直接影響を与えられるまたとない機会となっている。

この機会をぜひ見逃さずに奮ってご参加いただきたい。

新マップチャレンジトーナメント

お気に入りのWoT配信者がWGスタッフと新マップで相まみえる瞬間を見逃すな!

このトーナメントでは4つのコミュニティチームが6つの新マップで5対5形式の戦闘を繰り広げる。熱い試合を見れるのはもちろんのこと、新マップがどのようなものか、どのように立ち回ればいいか、実際の戦闘を参考にする絶好の機会でもある。

大会開催日: 日本時間6月13日(月)18:00

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