「大きなボックス」に新たなTier VIII~IX車輌が登場!

戦車長の諸君!

「ホリデー作戦2023」の「大きなボックス」からドロップするアイテムには新登場のTier VIII~IX車輌が含まれているぞ。

ラインナップは「M47 Iron Arnie」、「BZ-176」、そして「Char Mle. 75」の3輌だ!特徴を詳しく見ていこう!

VIII M47 Iron Arnie
車輌HP
1,300
HP
平均ダメージ
320/320/420
HP
平均貫通力
230/300/53
mm
100 mでの散布界
0.44
m
主砲俯 / 仰角
−10/20
砲塔装甲
330/64/76
mm
視認範囲
390
m
出力重量比
17
馬力/t
最大速度 / 後退速度
40/15
km/h
VIII BZ-176
車輌HP
1,550
HP
平均ダメージ
650/800
HP
平均貫通力
208/225
mm
100 mでの散布界
0.46
m
車体装甲
240/152/60
mm
砲塔装甲
250/152/60
mm
最大速度 / 後退速度
30/15
km/h
最大速度 / 後退速度 (ブースト)
45/1
km/h
ジェットブースター
4
IX Char Mle. 75
車輌HP
1,150
HP
平均ダメージ
200/200/370
HP
平均貫通力
200/240/53
mm
100 mでの散布界
0.38
m
完全装填時間
42
弾倉装弾数
6
視認範囲
370
m
出力重量比
28.7
馬力/t
出力重量比(スピード)
42.2
馬力/t
最大速度 / 後退速度
55/20
km/h
最大速度 / 後退速度 (スピード)
75/30
km/h
 
 
VIII
M47 Iron Arnie
VIII
BZ-176
IX
Char Mle. 75

 
 


シュワちゃんの私物「M47 Iron Arnie」

1輌目は、昨年に続く特別ゲスト、シュワちゃんの助力を得てゲームに実装されることとなったアメリカTier VIII中戦車「M47 Iron Arnie」だ。その名が示す通り、シュワちゃんとは切っても切れない関係にある。

『WoT』プレイヤーならば、1965年から1966年にかけてシュワちゃんがオーストリア陸軍で戦車兵を務めていたことを知っているだろう。その時、彼は「M47 Patton II」に配属されていたのだ。それから何年ものち、米国にわたりボディービルダーや俳優として成功した彼は、まったく同じ車輌を偶然に見つけて購入し、今ではチャリティー活動に利用している。文字通り、《シュワちゃんの私物》と言っていい。

「M47 Patton II」を知り尽くしたシュワちゃんとともに検討を重ね、『WoT』プレイヤーが喜ぶこと間違いない改修や調整を施したのがこの1輌だ。ぜひともその性能を味わっていただきたい。

性能と立ち回り

「M47 Iron Arnie」をひと言で表すならば、その《持ち主》に相応しく、重量級の《Patton》と言える。砲塔と車体に追加装甲板が取り付けられているため、防御性能が高く、中戦車ながら最前線でも強気に撃ち合うことができる。

主砲も90 mm砲から105 mm砲に換装されているため、攻撃面でもしっかりと強化が施されており、通常AP弾でも貫通力が230 mmと高く、重装甲車輌が相手でも確実にダメージを与えることができる。攻守両面での強化により最前線でのダメージディーラーとして大きな力を発揮できる。ただし、照準時間と射撃精度については他の同格車輌に見劣りする部分がある点に注意してほしい。シュワちゃんの自慢の1輌だ。前線で敵を叩きのめしてこそ真価を発揮する。後方の茂みに隠れて《芋スナ》なんてしないでほしい。

そして忘れてはならないのはシュワちゃんのサインが描かれたその独特の見た目だ。世界的大スターのオーラを身に纏って、ぜひとも戦場を席巻してもらいたい。


「ジェットブースター」を搭載した旋風「BZ-176」

正規実装が予定されている新中国重戦車ルートの最大の特徴が「ジェットブースター」だ。新ルートの実装に先駆けてそのメカニズムを体験したいならば、ぜひとも中国Tier VIIIプレミアム重戦車「BZ-176」を手に入れてもらいたい。

性能と立ち回り

「BZ-176」も最前線での撃ち合いや戦線の押し上げに適した重装甲の1輌だ。頑丈な車体に傾斜が効いた砲塔を備え、格上車輌の攻撃ですら阻み得る。中国車輌ながら俯角が−10°と非常に広く、稜線でも強気に撃ち合える点も見逃せない。

装甲に優れている分、加速性能が低く、最大速度も30 km/hと機動性はパッとしない。だがそれを補って余りあるのが独自のメカニズム「ジェットブースター」だ。「ジェットブースター」は戦闘開始直後から好きなタイミングで使用でき、発動するとエンジン出力が強化され、最大速度も45 km/hまで上昇する。装甲自慢の普通の重戦車にはできない立ち回りが可能になるため、危険に晒された際や味方に追従してラッシュをかける際に絶大な力を発揮するぞ。

ただし、「ジェットブースター」を使用できる回数には限りがある。

「ブースター」の起動準備には5秒の時間がかかり、一度発動すると、再び起動するのに4秒のクールダウンが必要になるのも忘れてはいけない。

「BZ-176」の魅力はそれだけじゃないぞ。主砲にはなんと160 mmを搭載している。単発火力は通常AP弾で650HPHE弾に切り替えればなんと800HPにも至る。貫通力も225 mmと素晴らしい。当然、100 mでの散布界は0.46 mとかなり広く、装填時間も25秒と非常に長い。1対1の撃ち合いでは慎重にならざるを得ない数値だ。不利な状況に陥りそうならば、迷わず「ジェットブースター」を発動してポジションを変えてしまうのがいい。強力な主砲ばかりに気を取られず、複数の長所をうまく活用するのが活躍のコツだ。


2種類の走行モードを備えた「Char Mle. 75」

年末年始の「大きなボックス」からドロップする報酬車輌としては初のTier IXプレミアム車輌であるのみならず、本作初のTier IXプレミアム軽戦車だ。「そろそろ新しい軽戦車を実装してくれないかなぁ……」なんて思っていたソコのキミ、待たせたな!そんな「Char Mle. 75」はこれまでにないユニークなメカニズムをふたつも備えている。

  1. ガスタービンエンジン
  2. 自動装填型バースト射撃システム

火力と機動性を両立した優秀な偵察車輌と言えるだろう。

性能と立ち回り

ガスタービンエンジン」を搭載しているため、「Char Mle. 75」は2種類の走行モードを使い分けることができる。通常時の最大速度は55 km/hと高Tier軽戦車にしてはやや物足りない。しかし、走行モードを切り替えれば最大速度が75 km/hまで上昇し、装軌車輌としてゲーム内最速の機動性を発揮する。

だがしかし、「Char Mle. 75」の真の魅力はその主砲にある。搭載した弾倉装弾数6発の自動装填砲にはいわゆる《バースト射撃》のメカニズムが備わっており、単発火力200HPの砲弾をワンクリックでほぼ同時に3発も放つことができるのだ。

2種類の特殊なメカニズムを備え、これまでにない独特の性能に仕上がっているため、使いこなすには慣れはもちろん技術と経験が必要になる。戦局を見極め、モードを切り替えるべきか否かを判断し、要所で瞬間火力を発揮する。機動性を活かして《走り偵》に徹するのみならず、必要に応じて残りHPの少ない敵車輌を積極的に仕留めていく必要がある。その強みをうまく活かせるならば、味方チームの勝利に大きく貢献できること間違いない。

重要: 「Char Mle. 75」の特徴は、装甲モードを切り替えることで特性の一部が変化することだ。各モードのパラメーターの違いは下表で確認できる。
特性 標準 スピード
最大速度/後退速度 55 / 20 75 / 30
移動中の隠蔽性(%) 16.25 12.2
静止中の隠蔽性(%) 16.25 12.2
エンジン出力 850 1,250
砲塔の旋回速度 65 20
視認範囲 370 350
照準時間 2.8 3.5


新車輌の入手方法

以上の新車輌を入手するには「大きなボックス」の開封が必要不可欠だ。目当ての1輌がドロップせずとも3Dスタイルやゲーム内リソースを含む様々なアイテムが手に入る非常にお得な内容となっている。今すぐプレミアムショップに足を運んで「大きなボックス」を買い集めるんだ!

どの車輌も乗って楽しいこと間違いなしだ!

 

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