「バルジの戦い」を記念する新2Dスタイルなどが登場!

戦車長の諸君!

1月といえば、第二次世界大戦の流れを決定づけた戦闘のひとつである「バルジの戦い」が終結した月だ。それを記念して、新登場の2Dスタイル「バルジの戦い」含などの特別オファー、ミッション、Twitch Dropsを用意したぞ。

1944年12月16日、ベルギー・アルデンヌの霧深い森の中、ドイツ軍が秘密裏に集結していた。彼らの任務は連合軍に奇襲をかけ、その間を突破してアントワープ港を奪還すること。これが、ヨーロッパの大地で多くのアメリカ兵の血が流れることとなった「バルジの戦い」の始まりである。

動画や本記事の最下部に掲載している年表でさらに詳しい「バルジの戦い」の流れを確認してくれたまえ。

  • 「バルジの戦い」にまつわる5つの事実
  • 【バルジの戦い】ザンクト・フィートをめぐる攻防

新2Dスタイル「バルジの戦い」

販売開始: 2025-01-24 09:00:00UTC) / 販売終了: 2025-01-27 09:00:00UTC

1944年に始まり、1945年に集結した「バルジの戦い」は今年で80周年を迎える。今回、記念としてピッタリな見た目の新2Dスタイル「バルジの戦いを用意したぞ。適用することで、車輌タイプに応じた隠蔽率ボーナスが付与される。

2Dスタイル「バルジの戦い」
–30%
 
  • パック内容
  • 2Dスタイル「バルジの戦い」
 
ゲーム内価格
1,500
購入
 

2Dスタイル「バルジの戦い」

Panther/M10

販売開始: 2025-01-24 09:00:00UTC) / 販売終了: 2025-01-27 09:00:00UTC

VII Panther/M10 は移動速度が高く、体当たりによるダメージも期待できる中戦車だ。分間15.64発という発射速度最大速度55 km/hという性能を兼ね備えているため、砲撃を行いながら敵車輌に接近し、体当たりでもダメージを与えることができる。しかも本車輌は意外にも分厚い車体装甲を搭載しており、このような立ち回りをしても生存することが十分に可能となっているぞ。

「バルジの戦い」では、物議を醸す出来事もあった。特に悪名高いのが、「グライフ作戦」である。本作戦は、英語話者であるドイツ兵がアメリカ兵のフリをして連合軍の中で混乱を巻き起こし、恐怖を広めようとするものだ。またそれに似た戦略で、アメリカ駆逐戦車「M10」を模した「Panther」も数輌戦場に投入された。その車輌こそが、今回『WoT』に登場する「Panther/M10」だ。

Panther/M10
 
 
VII
 
パック内容
 
搭乗員
ガレージスロット
2Dスタイル「バルジの戦い」
ゴールド
クレジット
EXP5倍ミッション
パーソナルリザーブ
パーソナルリザーブ: フリーEXPと搭乗員EXP+300%(1時間)
パーソナルリザーブ: 戦闘EXP+100%(1時間)
パーソナルリザーブ: クレジット+50%(1時間)
ゲーム内価格
 
Panther/M10 バリューパック
Panther/M10 コレクターズ・パック
−30%
−15%
 
 
 
 
 
 
 
 
3,000
1,000
1,500,000
500,000
25
15
合計30
 
10
 
10
 
10
 
10,000
9,500
5,000
購入
 
購入
 

M4A3E8 Thunderbolt VII

販売開始: 2025-01-24 09:00:00UTC) / 販売終了: 2025-01-27 09:00:00UTC

VI M4A3E8 Thunderbolt VII は、火力、機動性、生存性を高水準でバランスよく備えた優秀な1輌だ。搭載した76 mm砲は1,916HPもの分間ダメージを与えることができる上、照準時間も短い。しかも装填時間はたったの3.6秒最大42 km/hの走行性能は、中戦車が安全に接敵や撤退するのに十分な値といっていいだろう。原型車輌と比べて前面装甲が強化されていることから生存性も高く、ちょっとやそっとの被弾などモノともしない。

こちらも「バルジの戦い」を語る上でかかせない車輌だ。本車輌は、バストーニュの包囲網を破って部隊を救援したアメリカ軍の戦車指揮官クレイトン・エイブラムスが使用していた「Sherman」がモデルとなっている。本車輌は彼が使用した7輌目の「Sherman」で、「Thunderbolt VII」というニックネームが付けられていた。

M4A3E8 Thunderbolt VII
 
 
VI
 
パック内容
 
搭乗員
ガレージスロット
2Dスタイル「バルジの戦い」
ゴールド
クレジット
EXP5倍ミッション
パーソナルリザーブ
パーソナルリザーブ: フリーEXPと搭乗員EXP+300%(1時間)
パーソナルリザーブ: 戦闘EXP+100%(1時間)
パーソナルリザーブ: クレジット+50%(1時間)
ゲーム内価格
 
Thunderbolt バリューパック
Thunderbolt コレクターズ・パック
−30%
−15%
 
 
 
 
 
 
 
 
3,000
1,000
1,500,000
500,000
25
15
合計30
 
10
 
10
 
10
 
25,000
19,500
10,000
9,500
5,000
購入
 
購入
 

ミッション

開始: 2025-01-24 09:00:00UTC) / 終了: 2025-01-27 09:00:00UTC

特別ミッションも見逃せない!達成すれば2Dスタイル「バルジの戦い」を含むカスタマイズ要素、消耗品、搭乗員スキンが報酬として手に入るぞ。

           
  • バルジの戦い#1
  • バルジの戦い#2
  • バルジの戦い#3
バルジの戦い#1

報酬

  • デカール「はためくアメリカ旗」3枚
  • 徽章「旗: アメリカ」6個
  • 7日間の期限付きパーソナルリザーブ: 戦闘EXP+50%(1時間)1個
  • 7日間の期限付きパーソナルリザーブ: フリーEXPと搭乗員EXP+200%(1時間)1個

条件

  • 2回の戦闘で取得EXPでチーム内TOP10を達成する

制限

  • 各アカウント1回のみ達成可能
  • Tier IV以上の車輌限定
  • 「ランダム戦」および「グランドバトル」限定
バルジの戦い#2

報酬

  • 消耗品「修理キット(大)」3個

  • 消耗品「救急キット(大)」3個
  • 消耗品「コーラのケース」3個
  • 銘刻「Cobra King」6個

条件

  • 「バルジの戦い#1」を達成する
  • 累計で15輌の敵車輌にダメージを与える

制限

  • 各アカウント1回のみ達成可能
  • Tier IV以上の車輌限定
  • 「ランダム戦」および「グランドバトル」限定
バルジの戦い#3

報酬

  • デカール「旗: アメリカ」3枚
  • 銘刻「Bastogneへ最初乗り」6個
  • 搭乗員スキン「George Patton」
  • 2Dスタイル「バルジの戦い」

条件

  • 「バルジの戦い#1」と「バルジの戦い#2」を達成する
  • 累計で2,500ポイントの基本EXPを取得する

制限

  • 各アカウント1回のみ達成可能
  • Tier IV以上の車輌限定
  • 「ランダム戦」および「グランドバトル」限定

※搭乗員スキン「George Patton」をすでに10個所有している場合は、本ミッションの報酬の搭乗員スキン「George Patton」を受け取ることができません。

Twitch Drops

開始: 2025-01-24 16:00:00UTC) / 終了: 2025-01-27 16:00:00UTC

上記の期間中、Twitchで『WoT』の配信を視聴するとDropsを獲得できるぞ。迷彩「西部戦線」やパーソナルリザーブなどといった豪華報酬を手に入れるチャンスだ!

120分間視聴

  • 7日間の期限付きパーソナルリザーブ: 戦闘EXP+50%(1時間)2個
  • 7日間の期限付きパーソナルリザーブ: フリーEXPと搭乗員EXP+200%(1時間)2個

240分間視聴

  • 迷彩「西部戦線」9個

Twitch Dropsが有効化された配信を視聴  

迷彩「西部戦線」

Twitch Dropsの受け取り方

展開

歴史年表

タブを切り替えることで「バルジの戦い」の主要な出来事の数々を確認できるぞ。

  • 戦闘前
  • エルゼンボルン尾根/北部(1944年12月16日~31日)
  • バストーニュ(1944年12月16日~30日)
  • 1945年1月2日~25日
  • その後

12月

15

攻撃準備のため、ドイツ軍は第5装甲軍、第6装甲軍、第7軍を含むB軍集団の部隊をアルデンヌ沿いに配備。ドイツ軍の攻撃路にある連合軍の防衛線には第106歩兵師団、第28歩兵師団、第4歩兵師団、そしてすでに戦闘で消耗していた第9機甲師団を含むアメリカ軍の第8軍団が配備されていた。南端はアメリカ軍の第1軍および第2軍が防衛。

12月

16

05:30にドイツ軍の攻撃が開始。ドイツ軍の第6装甲軍と対峙するアメリカ軍に大規模な集中砲撃を浴びせる。
08:00には全3個の部隊によるドイツ軍の攻撃が開始。第6装甲軍がロスハイム峡谷とエルゼンボルン尾根を攻撃。中央では第5装甲軍がバストーニュおよびザンクト・フィートへ向けて攻撃を開始。南方では防衛のため第7軍がルクセンブルク方面へ進軍。
北方の第6装甲軍はアメリカ軍の第2、第88歩兵師団による猛烈な抵抗にあう。
第99歩兵師団内の18名の兵士からなる情報偵察小隊によって、ドイツ軍の大隊は20時間にわたって足止めされることとなる。

12月

17

ドイツ軍が「シュテッサー作戦」を開始。1,300名の降下猟兵が吹雪の中空挺降下。その内の多くが目標地点と大幅にずれた場所に着陸。午後には300名ほどが集まった。ドイツ軍兵士の着陸の失敗はアメリカ軍に混乱をもたらし、部隊を前線から移動させる結果となった。
一部のドイツ軍兵士がバラク・ミシェル十字路の確保に成功。これにより、連合軍がこのエリアに部隊や物資を送り込むことが困難となった。

12月

18

連合軍の部隊がスタブローの街でドイツ軍と交戦。市街地をドイツ軍が確保するが、連合軍によりそれ以上の進軍は阻止される。

12月

19

シュニー・アイフェル地域にて、ドイツ軍がアメリカ軍の第106師団の2個の連隊を包囲。
約6,000名のアメリカ兵がドイツ軍の包囲部隊に投降。
激しい市街地戦の末、連合軍はスタブローを奪還。

12月

23

ドイツ軍の進軍はミューズ川手前で行き詰まる。連合軍が反撃を開始。
ドイツ軍の装甲部隊と交戦中のアメリカ軍の歩兵部隊と機甲部隊を、連合軍の戦闘爆撃機が支援し、敵の進軍を阻止。

12月

28

ヒトラーからはこれ以上の進軍の命令もなければ撤退命令もない。そのためドイツ軍は手薄になり、前線で反撃に対し脆弱な状態が発生。

12月

29

アメリカ軍の第2、第9、第99歩兵師団による反撃後、ドイツ軍は目標地点であるアントワープにたどり着くことが不可能であると悟る。

12月

31

ドイツ軍による最後の主要な攻撃作戦「ノルドウィンド作戦」が深夜の30分前に開始。アルザスの北部、特にストラスブールの占領を狙った。大雪の影響で攻撃開始まで30分以上を要することとなる。

12月

18

第5装甲師団がアメリカ軍の第28、第106歩兵師団を攻撃。包囲された第106歩兵師団の2個の連隊はドイツ軍に投降。

12月

19

バストーニュの守りを強めるため、第101空挺師団が到着。

12月

20

ドイツ軍がバストーニュのアメリカ軍の包囲を完了。

12月

21

ザンクト・フィートの防衛を行っていたアメリカ軍も、包囲を免れるために撤退。しかし、長時間にわたる抵抗によりドイツ軍の予定を大幅に乱すことに成功。

12月

22

バストーニュのアメリカ軍のもとへ、4名のドイツ兵が最後通牒を届ける。通牒には降伏しなければ、街を集中砲撃すると書かれていた。第101空挺師団長の代理を務めていたアンソニー・マコーリフ准将は"Nuts!"(どうかしてやがるぜ!)と挑戦的な回答を送る。

12月

23

バストーニュの連合軍に、待望の物資が空中投下される。

12月

26

パットン率いる第3軍のM4戦車が南方よりバストーニュに到着。バストーニュで包囲されていたアメリカ軍にとっては、1日遅れのクリスマス・プレゼントであった。激しい戦闘は続くものの、これにより「バストーニュの戦い」は終結。

12月

27

連合軍がドイツ軍の包囲を破り、バストーニュへ物資や増援を送ることに成功。さらなる反撃がドイツ軍を押し戻し始める。

12月

30

増援を得たバストーニュのアメリカ軍。ドイツ軍の攻撃は失敗であったと認識される。

1月

02

第6SS山岳師団の部隊が到着し、ドイツ軍の攻撃を支援。歴戦かつ地形と天候に適した装備を備えている第6SS山岳師団の到着はドイツ軍にとって最も重要な増援であった。

1月

03

ドイツが猛攻を開始。フランス軍がストラスブールの防衛を要請。窮地に立たされたフランスの要請にアイゼンハワーが同意。

1月

04

ヒトラーがアルデンヌ攻勢は失敗であったと認める。東部戦線のドイツ軍部隊もライン川を越え攻撃を行うよう命令。

1月

05

ドイツ軍がストラスブールから北にあるライン川(ガムスハイム付近)に橋頭堡を確立。

1月

06

「ノルドウィンド作戦」はビッチュからアグノーへと焦点を移す。人員が著しく減少している第21装甲師団と第25装甲擲弾兵師団がアグノーの森へと移動を開始。

1月

07

「ノルドウィンド作戦」の第1フェーズが完了。成果はまばらであり、ドイツ軍の勝利を意味するような成果は上げられなかった。

1月

08

アメリカ軍の第12機甲師団がガムスハイム橋頭堡に攻撃を開始するが、1日をかけた戦闘の後に退けられる。

1月

09

ハッテン-リッテショフェン、そしてアグノーの森への出入り口をかけて、ドイツ軍とアメリカ軍の第14機甲師団の1週間に及ぶ戦闘が開始。

1月

10

第315歩兵師団の部隊が到着。ハッテンで攻撃を行うアメリカ軍に増援。しかし即座にドイツ軍に反撃され、撃退されることとなる。

1月

11

ハッテンの膠着状態を回避すべく、ドイツ軍は西のリッテショフェンの占領を試みる。ドイツ軍とアメリカ軍部隊がぶつかり合うリッテショフェンとハッテンは激しい戦場と化すが、戦闘は拮抗する。

1月

12

増援を待つ中、ハッテンとリッテショフェンのドイツ軍とアメリカ軍は《プールテーブル》と通称される開けたエリアを挟んで戦闘を続けた。

1月

13

ハッテン-リッテショフェンで戦闘中の両軍に増援が到着。どちらの戦場でも、追加された部隊により戦力が増すこととなる。

1月

14

赤軍が中央のドイツ軍を攻撃。ライン川で戦闘を行っていたドイツ軍師団を引き離す。
ハッテン-リッテショフェンのドイツ軍がアメリカ軍の増援を押し戻すことに成功。

1月

15

ハッテン-リッテショフェンでの戦いが激化。地下室や塹壕に隠れているアメリカ軍の歩兵に対して火炎放射を行うため、ドイツ軍のFlammpanzer 38(t)戦車が投入される。

1月

16

アメリカ軍の第12機甲師団が、ドイツ軍により占拠されたエルリスハイム付近のガムスハイム橋頭堡への攻撃を再開。激しい戦闘の末、アメリカ軍の第12機甲師団は押し戻される。

1月

17

第10SS装甲師団がエルリスハイムの戦闘に参戦。これにより、アメリカ軍の大隊が2個壊滅。

1月

18

夜明け前、エルリスハイムの第17機甲歩兵大隊が突破され、大隊長が捕虜となる。

1月

19

エルリスハイムのドイツ軍を退陣させる試みはあったものの、ドイツ軍は未だ橋頭堡を維持。第10SS装甲師団はアグノーの前線へ移動。

1月

20

《コルマール・ポケット》の縮小を目的に、フランス第1軍が「チアフル作戦」の第1フェーズを開始。

1月

21

アメリカ第21軍団の第3師団がコルマールへ向けて攻撃を開始。

1月

22

ドイツ軍はアルザスの平野に集結するも、モデール川を越えることができなかった。フランス第2軍団がコルマール・ポケットの北西部であるエルスタンの「バルジ」(突き出た部分)を攻撃。

1月

23

アメリカ軍第3師団の第30歩兵連隊が小規模な橋を発見し、イル川を突破。そこでドイツ軍と交戦するも撃退され、一部の部隊が潰走。

1月

24

ドイツ軍とアメリカ軍がイル川にかかった橋にて再び交戦。戦闘は拮抗するも、アメリカ軍の第15歩兵連隊と戦車が到着するとドイツ軍の撃退に成功。

1月

25

ヒトラーが戦闘の中止を命令。これにより「ノルドウィンド作戦」の主要な戦闘が終結する。戦線は同作戦の開始前のおおよその位置へと戻り始める。
「バルジの戦い」と「ノルドウィンド作戦」の2つの攻勢を遂行した結果、ドイツ軍は著しい損耗を被った。そのため、同規模の攻勢を再び遂行することが不可能となった。ソ連軍はドイツへの進軍を進め、西側の連合軍は3月にライン川を渡河。戦争は最終局面を迎えたものの、1945年5月9日までドイツが降伏することはなかった。

今年は今までよりも多くの「バルジの戦い」関連コンテンツを用意したぞ。ぜひ見逃さないようチェックしてくれたまえ!

Roll Out!!