[CC記事] EMIL 1951インプレッション!

戦車兵の皆さん!

約1年に渡る長期イベント、フロントラインの褒賞車輌である VIII EMIL 1951  について、皆様は本車輌についてどこまでご存知でしょうか。砲塔が硬い?オートローダー?なんとなくイメージはつくものの、実際に使用した事のある人の意見を聞かないと分からないところも多いですよね。
そこで!今回はWGJ公認コントリビューターのyouhey_kさんと0miki0さんに VIII EMIL 1951  について解説して頂きます!どのような性能で、どんな立ち回りを得意としているのか?詳しく見ていきましょう。


 

概要

  • 車輌名:EMIL 1951
  • 国家:スウェーデン
  • カテゴリー:重戦車
  • Tier:VIII

主要特性
火力
生存性
機動性
 
 
 
 
EMIL 1951
VIII
平均ダメージ
360/360/460
平均貫通力
217/242/53 mm
HP
1,400
最大速度 / 後退速度
45/16 km/h
車長(無線手・装填手)
砲手(装填手)
操縦手
 
 
 
火力 (搭乗員訓練レベル100%時)
平均ダメージ
360/360/460
主砲装填時間(弾倉/単発)
29.37/2.75 秒
平均貫通力
217/242/53 mm
弾薬(弾倉内/全体)
3/75 個
100m での着弾分布
0.38 m
砲塔旋回速度
22.94 度/秒
照準時間
2.88 秒
主砲俯 / 仰角
-12/14°
弾種
砲弾の飛翔速度
硬芯徹甲弾
1,080 m/s
硬芯徹甲弾
1,350 m/s
榴弾
900 m/s
 
 
 
生存性
車輌移動中の隠蔽性
3.25 %
HP
1,400
車輌静止中の隠蔽性
6.5%
車体装甲
100/35/30 mm
通信範囲
710 m
砲塔装甲
180/35/20 mm
視認範囲
360 m
強固な砲塔正面装甲と優秀な俯角を活かして、ハルダウンできる場所で立ち回りましょう。マップへの理解度が重要です。
 
 
 
機動性
エンジン出力
400 馬力
出力重量比
15.17 馬力/t
旋回速度
29.2 度/秒
最大速度 / 後退速度
45/16 km/h
重量 / 最大積載量
26.37/28.0 t
機動性も重戦車としては良好で、弾倉リロードが早いおかげで開幕の初撃で優位に立てます。臆せずに、まだ態勢が整っていない相手の出鼻を挫きましょう!
   


ここからは、WGJ公認コントリビューターのyouhey_kさんに本車輌の長所と短所、扱い方を解説して頂きます。
それではyouhey_kさんお願いします!

WGJ公認コントリビューターのyouheyです。
Twitchチャンネルでランダム戦のリプレイ解説や進撃戦などの集団戦をメインに配信しています。中戦車が一番得意ですが、色んな戦車に乗っているのでよかったら見に来てください。

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優秀な攻撃性能

通常ツリーのEmil Iと同じく主砲は10.5cm、単発360×3発のオートローダーです。弾倉合計ダメージは1,080とフランスのオートローダー車輌と比べるとやや少ないものの、弾倉のリロード時間が短めで、比較的撃ち回しやすい砲を持っています。
同じ砲10.5cm砲を持っているEmil Iと比べると、精度と照準性能がほんの少しだけ悪いですが、連射間隔は2.75秒でEmil Iより0.25秒短くなっていて連射する際の隙が少ないことが特徴です。また通常弾も特殊弾もAPCRで、敵車輌の転輪を狙うことで履帯を切って自由を奪いつつ一方的にダメージを与えやすくなっています。

HEAT弾を使用した場合だと、空間装甲である履帯に貫通力の大半を奪われてしまい、履帯の裏にある装甲を撃ち抜く貫通力が保てない事が度々ある。

高い地形適応能力

俯角が-12°もあり、この数値はTier8においてトップです。驚く程ハルダウンしやすく、色んな場所でハルダウンすることができます。特に稜線が多いマップ、ウェストフィールドやプロホロフカでは活躍しやすいです。

頑丈な砲塔装甲を利用したハルダウン

前述した俯角-12°に加えて、砲塔装甲が非常に強固な事も特徴です。真正面から見た状態の砲塔実装甲厚は傾斜込みで250mm近くもあり、しっかりと車体を隠すことができれば、同格以下の敵車輌に対しては一方的にダメージを与える事が可能です。
更に、俯角-12°の状態の砲塔実装甲厚は320mm、Tier10車輌の攻撃すら跳弾できる装甲厚です。
ただし砲塔側面は薄く簡単に貫通されてしまうので、ハルダウンする際には左右横方向から撃たれないような射線管理を徹底しましょう。
 

 

まとめ

ストロングポイント

  • 優れた砲俯角:-12°
  • 優秀な砲塔装甲
  • 通常弾と特殊弾がAPCR:敵の履帯切と一緒にダメージを与えやすい
  • 次弾装填が早めであり、弾倉内全弾を撃ちきるまでが早い:次弾装填2.75秒、弾倉撃ちきり5.5秒
  • 短めな弾倉リロード時間
  • 優れた弾速:通常弾1,080m/s、特殊弾1,350m/s

ウィークポイント

  • 仰角が14°と少ない
  • 車体は簡単に貫通されてしまう
  • 重戦車としてはHPが少なめ
  • 視認範囲が狭い:360m
  • 砲塔装甲は鉄壁とは言えず、しっかりと俯角を使ったハルダウンを行わないと格上に貫通されてしまう

稜線が多いマップでは俯角を活かしたハルダウンで一方的にダメージを与え、市街地マップではオートローダーの特性を活かして有利なダメージ交換ができる立ち回りがオススメです。ただしオートローダーの特性上、装填中の隙が大きいので味方との連携が重要になります。

以上解説でした!


youhey_kさんありがとうございました!照準性能が少し劣ってはいるものの、ハルダウンできるシチュエーションでは非常に強い車輌で、ややクセがあることが分かりました。しかし、本車輌をゲットできるまでフロントラインをプレイした方であれば乗りこなせるはずです!

次は、youhey_kさんと同じくWGJ公認コントリビューターの0miki0さんの投稿動画「ユニタンクシリーズ」動画のPart 2、Emil 1951編を見てみましょう。
それでは0miki0さん、宜しくおねがいします!

みきです。最近は始めたての方や上手く戦えない方々に向けて、手助けが出来るような新しい説明資料を作成しています。分からない点があれば配信やTwitterでドンドン質問してください。

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砲の拡散収束が遅いので、撃ち合いの際に頭や体を晒す時間が長くなりやすい上に、3発x360ダメージでは同格の重戦車を撃破することが出来ません。その為、地形を活用する力や味方との連携力、リロードを入れるタイミングが試される車輌と言えます。出来る限り一人で行動しようとせず、援護が受けられる位置を意識して立ち回りましょう!

 


mikiさん、ありがとうございました。以上、お二人のWGJ公認コントリビューターによるEmil 1951インプレッションでした!

約1年に渡る長期イベント、フロントライン2019シリーズも折り返しを過ぎ、後半戦に入っています。ここから報酬車輌ゲット目指してがんばりましょう!

フロントラインレギュレーションをチェック!  

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