戦車長の皆さん!
アップデート 9.15.1 では World of Tanks プレイヤーをサポートする技術面での更新が主に行われます。この中でも、ゲームインターフェースを構築するプログラムが新たに ActionScript 3.0 と呼ばれる新しいものに切り替わります。
今回の記事では、この ActionScript 3.0 への変更とアップデート後の状況についてご紹介しましょう。
従来の World of Tanks インターフェースは、 ActionScript 2.0 により制御されていました。2015年に入り、World of Tanks はガレージ画面限定でインターフェース用のプラットフォームを ActionScript 3.0 に移行し、今回のアップデート 9.15.1 でゲーム中の戦闘インターフェースも ActionScript 3.0 に移行することが決定しました。
新プラットフォームへの移行に伴い、ゲーム本体のパフォーマンスは従来と比べてほぼ同一、あるいは若干のパフォーマンス向上が見込めます。またこれだけでなく、 ActionScript 3.0 への移行はゲームクライアントの最適化に伴い、より柔軟な対応を可能にします。他にも、AutoDesk Scaleform の用途がより拡張されるため、ゲーム MOD の開発に多様性をもたらすことができます。
新しいバトルインターフェースを開発するに至って、 Wargaming 開発スタッフは人気 MOD クリエイターと密に連絡を取り合い、互換性が保てるように開発を勧めました。これにより、外部 MOD によるゲームパフォーマンス低下を大幅に削減することに成功しました。
また、この変更により一部の MOD は World of Tanks インターフェースの新プラットフォームに互換性がない場合がございます。下記のリスト内のMODは現在互換性が取れておらず、不具合が発生する場合がございます:
XVM:
その他:
ユーザー様が利用しているゲームライアント MOD は Wargaming 社外の第三者が作成したアプリケーションです。これらのMODファイルを使用すると、FPSの低下、クライアントの強制終了など予期せぬトラブルが発生する場合がございます。これらの不具合は、MODファイルの削除あるいはゲームクライアントの再インストールで改善が見込めます。