はじめに
アップデート 9.15.1 は氷山の一角です。
現在公開可能なアップデートに関する情報はクライアントの技術面の関するものが多く、その一部は下記で説明されております。しかし、記事のそれ以外の部分では World of Tanks の目に見える部分への変更について触れます。
アップデート 9.15.1 の一番大きな機能面での改良はサウンドから得られる情報の強化、新ミニマップのプロトタイプ、Tier IX フランス中戦車の置き換えそして 24 輌の新 HD 車輌の追加および 4 輌の既存 HD 車輌への改良です。
サウンド改良
アップデート 9.14 以降 World of Tanks は Audiokinetic Wwise と呼ばれる新しいオーディオプラットフォームを利用しています。このプラットフォーム導入により、より没入感のあるリアルの戦闘音声を作れるようになりました。既にゲームに実装された改良だけでなく、Audiokinetic Wwise は World of Tanks のサウンドコンポーネントを今後も改良し続けることを可能にしました。
まず、戦闘中のサウンドは戦場に関する情報をより的確にプレイヤーに伝えられるようになります。ガソリンエンジン車特有の音声そして強い低音を好むプレイヤー向けのディープベース機能もあります。
次のサウンドが更新されました:
新ミニマップのプロトタイプ
新しい戦術ミニマップの目的は戦闘インターフェイスで得られる情報を増やすことが目的です。プレイヤーが情報を確認・解析しやすくすることが新しいミニマップの役目です。
この新ミニマップはより正確に、はっきりと情報を表示するように作られています。アップデート 9.15.1 では 4 つのマップで新ミニマップのプロトタイプが実装されます:
このプロトタイプは新ミニマップへのプレイヤーの反応を見るために行われます。ここで得られたプレイヤーフィードバックを元に必要な改善点や、この新ミニマップをそのまま他のマップにも実装するかの判断が行われます。
Lorraine 40 t を Bat.-Châtillon 25 t AP に置き換え
フランス技術ツリー導入以来 Tier IX と Tier X フランス中戦車への継続性がプレイヤーの間で物議をかもしていました。開発を進めていくと、AMX 13 75 そして AMX 13 90 は自動装填装置 (ドラム式) を持っているのに対して、そこから派生する 2 輌である Lorraine 40 t および AMX 30 1er prototype が自動装填装置を持っていないことに戸惑う方が多いようでした。
この問題を解決すべく、Lorraine 40t を Bat.-Châtillon 25 t の試作型である Bat.-Châtillon 25t AP (B-C 25t AP) に置き換えます。
Lorraine 40 t を B-C 25t AP と替えることで、ドラム式自動装填型のフランス戦車の開発がより一貫性のあるものに変わります。
車輌の置き換えは下記の通りに行われます:
B-C 25t の基本パラメーターは Lorraine 40 t と同等になります。
新 HD モデル
アップデート 9.15.1 では 24 輌の車輌に新しい改良ビジュアルモデルが与えられます。また、4 輌の既に HD 化された車輌のモデルも改良されます。私達はモデルの品質は常に良くなるべきだと考えており、現在既に HD 化された車輌モデルのさらなる改良が進んでいます。
一部の HD 化された車輌は装甲の配置が以前とは変わります。詳細は下記で確認できます。
FV215b 183
E-75
113
M103